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デーボモンスター

でーぼもんすたー

『獣電戦隊キョウリュウジャー』の敵組織「デーボス軍」に属する怪人(画像はブレイブ1に登場したデーボ・ヒョーガッキ)。
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概要編集

本作の敵組織・デーボス軍に所属する一般怪人達。

デーボス軍の首領にして創造主たる暗黒種デーボスから生み出される怪人達であり、基本的にはデーボスの復活及び最終進化に必要な感情を収集する事を主な目的としている。


彼等は基本的には、デーボス軍の幹部たる戦騎達によって生み出される存在であり、劇中では喜びの戦騎キャンデリラ怒りの戦騎ドゴルド哀しみの戦騎アイガロンの3人がデーボス復活に必要な喜怒哀の感情収集を担当している為、殆どのデーボモンスターはこの3人のいずれかの部下にあたる。

稀に、百面神官カオス楽しみの密偵ラッキューロ怨みの戦騎エンドルフが作る事もあり、彼等によって作られたデーボモンスターはいずれも感情の収集を目的とはしていない。


作成方法は、氷結城の広間にある喜怒哀の柱に、戦騎達がそれぞれの担当する感情を集める為の戦略や、それを実現できるデーボモンスターのイメージを思い描きながら、自分の司る感情の柱にそれぞれ触れると、デーボスがその時点で最も欲する感情が一つ選ばれる。

そして、密偵であるラッキューロが収集した、滅ぼす対象の生物(劇中の場合は人間)に纏わる文明や文化や風習等のあらゆる情報を基に、デーボス自身のエネルギーや蓄えた該当する感情を消費する事で、デーボス細胞からイメージ通りのデーボモンスターが1体生成され、選ばれた感情を司る柱から誕生する。こうして誕生した劇中のデーボモンスター達は、完全に対人類用のモンスターとなっている。

こういった作成手順なので、デーボモンスターを生み出すには作り手のより具体的な戦略やイメージが要求される。その為、いい加減で楽天的な性格故に、この戦略のイメージが難しいラッキューロは、デーボモンスター作りを苦手としている。


一方で、生成にはデーボス自身のエネルギーと蓄えた感情を消費する為、特にデーボス自身が封印状態の劇中では、基本的に1度の作戦でデーボモンスターを1体しか作れない。加えて、デーボスの状態が悪化して城の生産能力が落ちると、全くモンスターが作れなくなる。

ブレイブ22の総攻撃では、これまで蓄えた感情と全戦騎のエネルギーとカオスの魔力を使う事で、ゼツメイツの3体を再誕させたりと、かなりの力業を使えば複数生成も一応できなくはない。

また、終盤には「超増殖細胞」の発見によって、城の生産能力が以前以上に強化された結果、5人兄弟のデーボ・ヤナサンタの生成やクローンデーボス複数体の量産に成功している。


しかし、それ以降はデーボスの復活を加速させるべく、足りない喜と哀の感情を一気に集める事を目論んだカオスが、モンスター無しで濃い感情を収集できる新たな戦騎を生み出した。

彼等は事実上、デーボモンスターと戦騎の役割を併せ持った存在であり、彼等の誕生と実際に彼等が集めた感情でデーボス復活に成功した事から、この時点でデーボモンスターは用済みとなってしまい、結局ヤナサンタ以降に新たなモンスターが作られる事はなかった。


デーボモンスターの特徴編集

デーボモンスターは前述通り、戦騎達の戦略のイメージとそれを実現し得る様々な人間に纏わる道具や文化や風習等の情報から生成される為、特定のキーワードとそれに関する様々な道具や概念等を組み合わせて作られたような、謂わば一種のジオラマのような外見をしている。

その為、同じデーボスから生まれた存在とは言っても、神官や戦騎達がそうであるように外見も能力もバラバラであり、戦騎達と同様に自らが司る感情を現した石膏像のような顔が、身体のどこかにあるのが共通点なのだが、後述するようにこれにも例外はいる。

名前は「デーボ」の後に、そのモチーフになったキーワードやアイテム等をもじったものがあてられており、外見も合わせて何がモチーフのモンスターなのかは割りと分かり易い。


性格は、感情の収集を目的としているだけあってか、非常に個性的で色んな意味で濃いキャラクターが多く、基本的には自分が司る感情や生成された目的をベースにした性格の者が多い。

基本的には、上司の戦騎達に対してもフレンドリーなキャラが多く、戦騎達の方もそれを許しているのだが、一方でモンスターの性格や性質は、作った戦騎のそれの写し鏡のような側面もあるらしく、作った戦騎によってある程度の傾向はある。


戦闘力については、元々が感情を生み出す目的で作られた者達なのもあってか、全体的にそこまで特別強い訳ではなく、特に本作のキョウリュウジャーが「強き竜の者」という通称の通り、とにかく強さが売りの戦隊なので、直接戦闘に持ち込まれると基本的には成す術もないままに圧倒されてしまう。

ただし、キャンデリラ製のデーボモンスターのように中には直接戦闘も強いモンスターもおり、加えて前述通り感情収集が目的ではないモンスター、更にはゼツメイツのような戦闘用に作られたモンスターもいるので、そう言ったモンスターの中には戦騎にも勝るとも劣らない程に強く、キョウリュウジャーを真っ向から苦戦させる者もいる。

そして彼等も、デーボス自身の細胞から直接生み出された存在なので、巨大な姿で生まれるべきところを等身大サイズに縮小されており、それ故にラッキューロの復元水を浴びると身体が再生・蘇生した上で巨大化する。その反面、身体はデーボス細胞で構成されている為、バクレツキョウリュウジンの必殺技等に利用されている「デーボス細胞破壊プログラム」が弱点になる事も同じである。


また、1億年前のデーボスと獣電竜の最終決戦の結果、黄金の地(劇中の日本)の魔洞湖の地下深くにできた、異空間「大地の闇」に死んでもその魂は流れ着き、何らかの手段で大地の闇から解放すれば何度でもまた復活する事ができる(ただし、大地の闇は文字通り「地獄」と評される場所で、そこにいるのはかなり苦しいらしく、彼等の魂は助けを求めて彷徨い続けている)。

その為、魔力の充電や物質を取り込んで再び肉体を得たり、そのまま幽霊といった形で再登場を果たす事も多く、その気になれば同じモンスターを記憶もそのままで最誕させる事もできる。


デーボモンスター一覧編集

哀しみのデーボモンスター編集

哀しみの戦騎のアイガロンによって作られたモンスター達。身体には哀しそうに涙を流す石膏像がある。

性格は哀しみらしく陰湿気味な性格の者が多く、能力もどちらかと言うと直接戦闘よりも搦め手を得意とする者が多い。

一方で、戦騎達に対してはかなりフレンドリーで、特に上司のアイガロンとは全体的に仲が良い。これは人間には容赦ないが仲間思いのアイガロンの性格を反映していると言える。


名前ブレイブCV成分配合目的
デーボ・ペシャンゴ2石野竜三スクラップカー、フォーククロー、ランマー、ハエ叩き等ペシャン光線住処や大事なものを破壊する事で人間を哀しませる
デーボ・ドロンボス4白鳥哲カラス、金庫、宝石等ビッグバンク、アタレ羽根、アイガロンの無敵マント大切なものを盗む事で人間を哀しませる、加えて宝物収集が趣味のアイガロンの趣味と実益を兼ねている
デーボ・ココドーコ8鳥海浩輔迷路、ゴール旗等ビッグサイズゴール失った大切な者を追いかけて、迷路の中で彷徨い続けさせて人間を哀しませる
デーボ・ジャキリーン13塩屋浩三ハサミ、カミソリ、十徳ナイフ等関係断ち切りバサミ、矢印見極めがね、十損ナイフ恋の繋がりを切られて片思いとなった人間を哀しませる
デーボ・キャワイーン19かないみか天使と悪魔、吸血鬼等ヌケガラガラ、キャワウィップ親を奪われた子供を哀しませる
デーボ・アキダモンネ33室園丈裕お月見、紅葉、栗、月見だんご等アキレ臼、アキア杵アイガロンがキャンデリラを想う切なく哀しい想いから思わず作り出したモンスターで、作られた具体的な目的は無い

怒りのデーボモンスター編集

怒りの戦騎のドゴルドによって作られたモンスター達。身体には怒った険しい形相をした石膏像がある。

性格は怒りらしく荒々しくて直情的な者が多く、比較的直接的な戦闘も得意としている者が多いのが特徴。

メインの3戦騎が作るモンスターの中では、他の戦騎のモンスター程はフレンドリーではなく、ドゴルドに対しても上司としての距離感はしっかりと保って接している。


名前ブレイブCV成分配合目的
デーボ・ローヤローヤ3長嶝高士牢屋、囚人、看守、監視塔、手錠、手枷等チェーンローヤ強く気の荒い人間を無理矢理閉じ込める事で怒らせる
デーボ・ヤキゴンテ7三宅健太焼きゴテ、たい焼き機、ハンダゴテ等コピー焼きゴン手、アチチ焼きゴテ、ハンダーサーベル親しい人間に悪口を言わせる事で人間を怒らせる
デーボ・タンゴセック12こいのぼり、五月人形、柏餅等鯉のぼり端句(タンク)、鯉切(コイキリ)、ス鯉霧(スゴイキリ)、喧嘩両成刃(ケンカリョウセイバー)純粋な子供に戦場(いくさば)の心を植え付け争わせる事で怒らせる
デーボ・スポコーン32草尾毅スポーツ、根性、バスケットボール等スリーポイントシュート、分裂魔球、特訓ガーディアンズの秘石を奪い取る為の囮、ついでに大会を潰す事で参加する筈だった選手達を哀しませる
デーボ・ヤナサンタ41・42チョーサンタ、クリスマス飾り、煙突、靴下等ロケットブースターキー、メリークリスマッシャー、キャンドルビーム子供に願いと違うプレゼントを配る事で怒らせる

喜びのデーボモンスター編集

喜びの戦騎のキャンデリラによって作られたモンスター達。身体には嬉しそうに笑う石膏像がある。

性格は喜びらしくハイテンションで陽気な者が多いが、作り手のキャンデリラの性質を反映したかのように、作戦自体は上手くいかなくても直接戦闘は意外な程に強い者達が多い。

司る感情だけにデーボモンスターの中でも特にフレンドリーであり、キャンデリラに対しては一応敬称と敬語こそ使ってはいるものの、その接し方は殆ど友達感覚である。加えて、人間に対する敵意自体も比較的低く、中にはデーボ・バティシエのようにむしろ人間に対しては友好的な者もいるが、あくまでデーボスに仕える存在である事に変わりないので、改心した者はいない。

ちなみに33.5話のデーボ・ブレイブスキーを含むと、劇中で最も作られたデーボモンスターの数は多い。


名前ブレイブCV成分配合目的
デーボ・バティシエ5松野太紀パティシエ、イチゴ、生クリーム、ホイッパー等ホイッとホイッパー、クリームおいしぼり袋、ムシバビーム、火の玉おいしぼり袋美味しいケーキを食べさせる事で人間を喜ばせるという目的だったが、デーボ・ウイルスンのせいで暴走し、虫歯にして人間を哀しませてしまった
デーボ・ホネヌッキー11黒田崇矢魚の骨、牛の骨、鳥の骨、象の骨、カエルの骨等愛の抜骨可愛い異性に心酔して骨抜きにさせる事で人間を喜ばせる
デーボ・ザイホーン16飯島肇金銀財宝、宝箱、石版、遺跡等ココホレワンダー、石版地層落とし、金貨爆弾宝を見つけようと人間をワクワクさせる事で喜ばせる
デーボ・タナバンタ20七夕、竹、短冊、七夕飾り等竹林槍(ちくりんそう)七夕で願い事を叶える事で人間を喜ばせる
デーボ・バーカンス31高戸靖広バカンス、常夏の海、波の音、思い出の足跡等ホリデービーム、アイスクリームアーム、ユースクリームアーム夏休みを永遠に続ける事で人間を喜ばせる、ついでにダラける人間を見た正気の人間を怒らせる
デーボ・カントック40高木渉映画監督、キャメラ、メガホン、フィルム等ガチンコカチンコ、ムービービーム映画のような恋をさせる事で人間を喜ばせる
デーボ・ブレイブスキー33.5杉田智和オタク、獣電池、キョウリュウジャー、ブレイブ等マニアックス、ブレイブポイント調査票、愛・こじら閃光キョウリュウジャーを格好良く勝たせる事で人間を喜ばせる

楽しみのデーボモンスター編集

楽しみの密偵のラッキューロによって作られたモンスター。身体には呑気な表情で口笛を吹く石膏像がある。

楽しみはデーボスの求める感情ではないので、感情の収集を目的とはしておらず、いずれも特殊な任務や目的を遂行する為に作られたモンスターである。また、劇中で純粋な楽しみのデーボモンスターは、デーボ・アックムーン1体しかおらず、デーボ・ザイホドローンはあくまでどの感情にも属さない再生モンスターである。

なので楽しみのモンスターの例はアックムーンしかおらず、性格の傾向としてはやはり楽天的な性格でラッキューロに対してもフレンドリーであり、直接の戦闘力も然程でもないが、一方でラッキューロ同様に思わぬ形で危険な能力を発揮し、相手の足元を掬うジョーカー的な側面も持つ。

ちなみにデーボモンスター作る際には、キャンデリラと同様に喜びの柱に触れて、喜びの柱からモンスターを生成する。


名前ブレイブCV成分配合目的
デーボ・アックムーン25宮田幸季羊、パジャマ、ゆりかご等爆炎ボンバー、低反発シールド、安眠ボンバー、オサキマックラーキョウリュウジャーに悪夢を見せて復讐する
デーボ・ザイホドローン30飯島肇金銀財宝、カラス、金庫等ココホレワンダー、ビッグバンク、アタレ羽根キョウリュウジャーからガーディアンズの秘石を奪い取る

※秘石奪取の為にドロンボスを最誕させようとしたものの、ドロンボスの事を半分忘れていたラッキューロのイメージに、ザイホーンのイメージが混ざってしまった事で誕生した。


怨みのデーボモンスター編集

怨みの戦騎のエンドルフによって作られたモンスター達。身体には下唇を噛んで怨めしげな表情した石膏像がある。

怨みはデーボス復活の補助的な感情で、収集はエンドルフが担当しているので、こちらも感情収集が目的ではなくエンドルフの補佐の為に作られており、戦闘力も非常に高い者が多い。

性格は、哀しみのモンスター以上に陰湿で陰険な者が多く、他のモンスターと違って主人のエンドルフとの間には明確な上下関係が存在する。一方でエンドルフ以外の戦騎への敬意は薄く、特に主人と険悪なドゴルドに対しては、仮にも戦騎でありながら一切容赦はなく、場合によっては攻撃すら厭わない。

ちなみにモンスターを生成する方法は不明だが、最後のモンスターは怒りの柱から生成された筈なので、感情的に近い怒りの柱か3本の柱のいずれかから任意で生成されるのだと思われる。


名前ブレイブCV成分配合目的
デーボ・シノビンバ27伊藤陽佑忍者、イカ、影等デーボ忍法、印影刀(しるえいとう)キョウリュウレッドを狩って、その仲間のキョウリュウジャー達を怨ませる
デーボ・カリュードス27~29土田大ハンター、トラバサミ、ヒョウモンダコ等ナタン・ハンセン、ハルク・ボーガン、ロードウォリヤーキョウリュウレッドを狩って、その仲間のキョウリュウジャー達を怨ませる
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百面神官カオスのデーボモンスター編集

カオスによって作られたモンスター達。身体には上記した喜怒哀の3つの感情の石膏像が全て存在するのが特徴。

これも感情の収集を目的としたモンスターではなく、あくまでカオスが与えた任務を遂行する為に作られている。加えて性格や能力等にも特に傾向のようなものは見られないが、仮にも上司のラッキューロに対しても特にデーボ・キビシーデスはその作成目的もあって、全く敬うような素振りは見せていない。

ちなみにモンスターを作る際には、喜怒哀の3つの感情の柱の全てに触れて、3つの感情とエネルギーを合わせる形で生成する。


名前ブレイブCV成分配合目的
デーボ・キビシーデス14稲田徹黒板、教科書、机、先生等プラスティック教鞭、ガトリングペンシルHB、超時空爆弾楽ばかりするラッキューロを再教育しつつ、共にスピリットベース破壊作戦を実行させる
デーボ・タイリョーン34梁田清之カジキ、投網、漁船、大漁旗等ガッ釣り竿、海鮮山モリ魔洞湖に沈んだ大事な物を釣り上げる

※カオスが作ったモンスターだが、こちらは基になったイメージはラッキューロ自身の最も苦手とするものである。


無所属のデーボモンスター編集

前述したいずれにも属さないモンスター達。

身体に感情の石膏像も無く、当然ながら感情収集を目的とはしておらず、いずれも完全に戦闘用に作られたモンスター達である。


ゼツメイツ

1億年前にデーボス自身が、恐竜の絶滅を手伝わせるべく作り出したモンスター達であり、劇中で登場したデーボモンスターの中では唯一、対恐竜用に作られたモンスター達である。

いずれも現代で、恐竜絶滅の有力な仮説とされている寒冷化、病気、隕石の能力を持ち、その力で恐竜を絶滅に追い込んだ強豪モンスターであり、デーボス軍においてはカオスや獰猛の戦騎Dに次ぐ古株で、デーボス軍ではその名前も広く知られている。

その為、メンバーは自信家で戦騎達の前でも不遜な態度を崩さない者が多いが、仲間同士の結束や仲間意識はかなり強い。

ブレイブ21で3体が復活し、ナガレボーシは21、ウイルスンは21・22、ヒョーガッキは21~24に登場している。


名前ブレイブCV成分配合目的
デーボ・ヒョーガッキ1乃村健次氷山、つらら、スケート靴等ツラランチャー、フリーズクライ戦法、ヒョーガッキ・アイスボム恐竜を寒冷化によって滅ぼす
デーボ・ウイルスン5・6竹本英史ウイルス、ガスマスク等ネムネム病、ウイルスピア、グット培養能力、アナザーへ分身恐竜を病気によって滅ぼす
デーボ・ナガレボーシ17・18矢尾一樹隕石、衝撃波、星雲等隕石ボール、流レボシールド、星ヒューマシン、デーボス滅ボール、デーボス滅ボール・ニューパワー作戦恐竜を隕石によって滅ぼす

攻撃団・四季

帰ってきた獣電戦隊キョウリュウジャーに登場。

全ての黒幕であるある戦騎によって作られたデーボモンスター達であり、こちらも感情収集ではなく完全に戦闘用に作られたモンスター達である。身体にも感情の石膏像は存在しない。

色々とズレが多い新生デーボス軍だけあって、戦騎が感情を集めてデーボモンスターが戦うという、そこも原典のデーボス軍とはズレている。上記のゼツメイツ程の戦闘力は無いが、それでも当初はへっぽこだった新生キョウリュウジャーを圧倒する程度の実力はある。


名前CV成分配合特徴
デーボ・ハルダモンネ杉山紀彰ハルイチベン攻撃団・四季の春担当
デーボ・ナツダモンネ高戸靖広アイスクリームアーム、ユースクリームアーム攻撃団・四季の夏担当
デーボ・アキダモンネ室園丈裕アキア杵攻撃団・四季の秋担当
デーボ・フユダモンネチョーメリークリスマッシャー、ロケットブースターキー攻撃団・四季の冬担当

王様戦隊キングオージャー編集

同作のキョウリュウジャーとのコラボ回で登場したモンスター。登場したのは下記のデーボ・センキング1体のみである。

ただし、同エピソードに登場した兜武神デーボスは本家のデーボスとは完全に別個体な上に関係性が謎なので、一応デーボモンスターとはされているが、本当に原典のキョウリュウジャーに登場した上記のデーボモンスター達と同種の存在なのかは定かではない。


名前登場話CV成分配合目的
デーボ・センキング第32話武内駿輔カオス、ドゴルド、アイガロン、キャンデリラ、ラッキューロ、エンドルフ、獰猛の戦騎D等氷結杖、ブレイブキューイン兜武神デーボスの力を完全復活させる

幽霊デーボモンスター編集

大地の闇から復活したモンスター達。

彼等は大地の闇の中を救いを求めて彷徨い続けており、大地の闇の入り口を外部から抉じ開けられる事で地上に脱出でき、その後は地上の物質を取り込む事で肉体を取り戻して復活する。その他にも、強力な魔力を受ける事で、地上に出た瞬間に肉体を取り戻して復活する事もできる。

更に生前の恨みを晴らす事で、力を増幅させる事もできる。


ブレイブ36では、ゼツメイツの3体、ペシャンゴ、ローヤローヤ、バティシエ、ヤキゴンテ、ココドーコ、ホネヌッキー、タンゴセック、ジャキリーン、ザイホーン、タナバンタ、シノビンバ、カリュードス、バーカンスが復活。


ブレイブ37では、私立デーボス学園としてキビシーデス、アックムーン、スポコーンの3体が登場。


ブレイブ46では、ナガレボーシ、シノビンバ、タイリョーンが大地の闇で登場。


ブレイブ47では、ローヤローヤ、ウイルスン、ホネヌッキー、タンゴセック、ジャキリーン、タナバンタ、アキダモンネ、ザイホドローン、スポコーン、ヤナサンタが大地の闇で登場。


更にテレマガとくせいDVD「でたァ~ッ!まなつのアームド・オンまつり!!」では、大地の闇に行かずに地上を彷徨っていたタンゴセックとタナバンタの魂が、夏の季節に黄金の地=日本に導かれ、協力してキョウリュウジャーへの復讐を果たそうとした。


余談編集

デザインのコンセプトはジオラマ怪人

いずれも身体には情景模型的ディティールが組み込まれており、特定のテーマに纏わるアイテムや要素が、まさにジオラマのように組み上げられたかなり凝ったなデザインをしている。


デザインを担当したK-SuKe氏曰く、デーボモンスターはその設定上共通モチーフが存在しないので、特に1桁の話数に登場したモンスターはデザインが手探りで、何度も書き直しをしたらしい。


ブレイブ9にて、キャンデリラがデーボ・イーユダンというデーボモンスターを作ろうとしていたが、ドゴルドの闘争心が最高潮まで高まったのを決起とし、カオスがドゴルドの力を利用したキョウリュウジャー打倒を優先したので流された。

その後は、いい加減で忘れっぽいキャンデリラに忘れられ、ブレイブ11では彼女はデーボ・ホネヌッキーを作ったので、そのままこのイーユダンが作られる事は無いままお蔵入りになった。


デーボ・イーユダン

外見は、キャンデリラが用意したイラストと作戦内容が描かれたフリップで確認でき、配合は温泉マーク、温泉、手桶等。人間を温泉に浸からせて気分を良くして喜ばせるという目的である。

ちなみに公式完全読本によると、このイラストの温泉の部分もイーユダンの身体であり、人間を自分の身体に取り込む事で、直接喜びの感情を吸い上げる仕様だったらしい。


関連タグ編集

獣電戦隊キョウリュウジャー デーボス軍 感情


戦隊怪人の系譜

メタロイド/メサイアロイドデーボモンスターシャドー怪人

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