「これで戦隊のチームワークもバラバラですジュ〜ワ!」
データ
考え | 親しい人間に悪口を言われた相手は怒る |
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身長 | 198cm(巨大化復元時身長:49.5m) |
体重 | 161kg(巨大化復元時体重:402.5t) |
集める感情 | 怒り |
成分 | 焼きゴテ、たい焼き機、ハンダゴテ、など |
配合 | コピー焼きゴン手、アチチ焼きゴテ、ハンダーサーベル |
特記事項 | 実は猫舌なのは誰にも内緒にしておきたい |
CV | 三宅健太 |
スーツアクター | 矢部敬三 |
概要
ドゴルドの「親しい人間に悪口を言われた相手は怒る」と言う考えから生み出したデーボモンスター。
ゾーリ魔を対象に近しい人間にコピーさせ、成り代わらせて悪口を言わせる。コピーはオリジナルを拘束せずとも作成可能な他、相手の精神情報を読み取り相手が一番腹立つ言葉をピンポイントで言える(=ほぼ確実に怒りのエネルギーを採取できる・不仲を誘発できる)ため非常に作戦効率がよい。
やってる事自体は陰湿だが性格自体は仕事熱心で、作戦成功の為なら熱く任務に燃える熱血漢でもある。
焼き鏝らしく「ジュワワ」が口癖。
劇中での活躍
上述の能力によるコピーでカップルを怒らせていた所、現場に居合わせたイアンと遭遇する。
南の島へ荷物を取りに行ったダイゴ以外のメンバーも駆け付け、彼らが別行動を取った隙にメンバー4人のコピーを作り仲間割れさせる事に成功。
それぞれが言われた悪口(≒コンプレックス)は以下の通り。
ノブハル…親父ギャグが超つまらない
ソウジ…弱虫な男はカッコ悪い
アミィ…脚が太い
イアン…信用できない
結果、不仲でチームワークがバラバラになったキョウリュウジャーをドゴルドと共に圧倒する。
その後遅れて駆け付けたダイゴも罠に嵌める為、イアンを拘束した後彼のコピーに父親の形見のペンダント(こちらもコピー)を破壊させ「リーダー失格」「ファザコン野郎」と容赦なくダイゴを罵倒。
しかし、仲間に絶対の信頼を置くダイゴは全く怒らず、それどころか「イアンをここまで怒らせたのは自分に非があるからだ」「怒らせた原因に全く気づけない自分が情けない」と逆に自分を責めて泣き出す始末(後者の罵倒に関しては「親父を好きなのは事実」と実質認めてすらいる)。
想定外の事態に「なんなんですかあの人ォォォオ!!」と思わず突っ込んだことで存在とカラクリがキョウリュウジャー一同に知られ、本物のイアンにも逃げられる。
ドゴルドから「役立たず」と罵られ、レッド以外のキョウリュウジャー4人をコピーして混乱を招こうとするも、イアンが事前に本物に目印の花を付けていた事で通用せず、ケントロスパイカーの獣電ブレイブフィニッシュを受け「ジュ…ジュワワワワワ…」と呟きながら敗北。
その直後、デーボスの復活水を浴びて巨大化する。
上述の能力で巨大ゾーリ魔からドゴルドを作り出し、キョウリュウジンをコピー焼きゴン手で攻撃するも、オビラップー獣電池による催涙ガスに怯み、最期はキョウリュウジンマッチョのキョウリュウジンM・ブレイブフィニッシュを受け爆散した。
実は今回の作戦は封印された獣電竜プテラゴードンの強奪を目論む百面神官カオスの陽動作戦であり、プテラゴードンはデーボス軍の手に渡る事となってしまった。
キョウリュウジャーで無ければ真の力は出せないと思われていたが、実は………
余談
名前の由来はそのまま焼き鏝(ごて)から。
コピー能力を持つ怪人はほとんどは味方ロボをコピーする例が多いが、幹部をコピーするのは珍しいタイプである。
声を演じた三宅氏は昨年の『特命戦隊ゴーバスターズ』にてスパナロイドの声を担当していた。
パワレンではDupliconという名前で登場。ただしこちらではコピーを仲間割れさせるためでなく、タイラーが車に駆け込む最中に紛れ込ませたり、戦闘中のチームを攪乱させる直接攻撃にしたりという形になっている。
関連タグ
ズボシメシ:『侍戦隊シンケンジャー』に登場する悪口繋がりの戦隊怪人。
人魚のジョ言:『天装戦隊ゴセイジャー』の怪人で、こちらも悪口に関する陰湿な能力を使う。
コピーロイド(メタロイド):昨年登場したコピー繋がりの戦隊怪人。