概要
ブレイブ36で大地の魔神ガドマの影響により、入口が拡大した「大地の闇(デーボス軍の無念が集まる場所)」から復活したデーボモンスターの残党達。ブレイブ37に登場して、キョウリュウジャーに復讐すべく結成された。再生怪人のくせに、「勉強して、鍛えて」キョウリュウジャーにリベンジを果たそうとした何気に厄介な奴らである。体たらくな生徒に教養を叩き込むキビシーデスと、軟弱な選手をスパルタで鍛えるスポコーンが、実質的な戦闘力は低いものの嘗てキョウリュウジャーを窮地に追い込んだアックムーンを半ば強引に生徒にさせ、キョウリュウジャーへの復讐のための秘密兵器として再教育する。
自分が産み出したデーボ・アックムーンを探していたラッキューロは、このスパルタ教師二名に恐れをなしてアックムーンを見捨てて逃げ出した。そして後で職務怠慢がドゴルドにバレて怒られた。
ゆう「れい」の学園である為か、途中撤退と巨大戦の爆散時は、3人揃って一礼をしていた。
声を演じた3人の声優は、いずれも過去の戦隊作品で味方キャラの声でレギュラー出演した経験がある。
メンバー
デーボ・キビシーデス
CV:稲田徹
ブレイブ14に登場したモンスター。「楽ばかりしているラッキューロを教育する」というカオスの考えにより生み出された。その指導は厳しく、怠け者の根性を超スパルタ教育で叩き直す。
復活後は、スポコーン共々「私立デーボス学園」の教師になり、アックムーンにキョウリュウジャーに関する知識を叩き込んだ。 アックムーンの新技「オサキマックラー」を利用して自らシルバー(トリン)の身体を奪ってキョウリュウジャーを追い詰めるが、ソウジの「トリニティストレイザー」を受けたことが敗因に繋がり、キョウリュウジャーに再び倒され、三人揃って巨大化しても、たいした戦いも見せられずに一掃されてしまった。
教師がモチーフなだけに、「今でしょ!」や「このバカチンがー!」といった台詞が口癖。
デーボ・スポコーン
CV:草尾毅
「大会を台無しにされた無念の選手は哀しみ怒る」というドゴルドの考えにより生み出されたモンスター。ブレイブ32にて「フタバイン」の秘石を狙うドゴルドからキョウリュウジャーの注意をそらす役割を与えられ、彼らに決闘を申し込んだ。スポーツに因んだ技を繰り出し、自身の特訓で鍛え上げた4体のゾーリ魔の精鋭たちと連携したスポーツ戦法を披露する。
復活後は、キビシーデスと共に「私立デーボス学園」の教師になり、アックムーンを教育。アックムーンに与えた「オサキマックラー」でキョウリュウジャーたちの人格をごちゃ混ぜにして圧倒するが、結局逆転されて倒されてしまう。 なお、巨大化時に自分の頭部を某パンのヒーローのように取り外せることが判明。 しかし、そのボールで何らかの連携攻撃をしようとしたものの、獣電竜の攻撃で未遂に終わり、反撃も許されずに倒された。
声優やバスケつながりということで、ブレイブ32ではその漫画の名ゼリフが多く登場した。
デーボ・アックムーン
CV:宮田幸季
初登場はブレイブ25。デーボス軍がほぼ壊滅状態に追いやられた際、残されたラッキューロがキョウリュウジャーへの復讐のために生み出したデーボモンスター。ラッキューロとともにキョウリュウジャーの夢に入り込み、夢の内容を自分たちの思い通りの悪夢に塗り替えることで睡眠不足に追い込んだ。
ブレイブ37では同じく幽霊デーボス軍として復活したキビシーデス、スポコーンが開校した「私立デーボス学園」の生徒に無理矢理され、2人試練を乗り越えて新たな能力「オサキマックラー」を修得する。「オサキマックラー」は小型の枕型の装置で、それを二人の対象に向けて回転させると、両者の人格を入れ換えてしまう(人格は「オサキマックラー」を破壊されると自動的に元に戻る)。
入れ換えられる人格は人間なら人間、デーボス軍ならデーボス軍にのみ有効らしく、後にキビシーデスが自分と賢神トリンの身体を交換する応用技も見せた。