「あぁ~キョウリュウジャーカッコいいなぁ~♡ブレイブスキ~♡」
「『強き竜の者』のはずのお前たちが俺如きに苦戦するようなブレイブでどうする!」
CV:杉田智和
プロフィール
所属:デーボス軍
分類:デーボモンスター
創造者:キャンデリラ
考え:デーボス軍を倒すキョウリュウジャーの姿を見た人々は喜ぶ
集める感情:喜び
成分:オタク、キョウリュウジャー
配合:マニアックス、ブレイブポイント調査票、愛・こじら閃光
特記事項:不明
概要
ソーシャルゲーム『ブレイブフロンティア2』とのコラボ企画で制作された「ブレイブ33.5 これぞブレイブ!たたかいのフロンティア」に登場するキャンデリラ制作のデーボモンスター。
全身に三角形の獣電池型バッチを付け、下半身にはキョウリュウジャーのヘルメットを模した岩石、背中に背負っているリュックには本人曰く「昨日頑張って作った」キョウリュウジャーの絵が描かれたポスターを模した斧「マニアックス」を格納(マニアらしく「使う用」、「布教用」、「保存用」の計3本所持している)。作戦指令室「素飛立斗辺江州(スピリットベース)」には大量のキョウリュウジャーグッズが置いてある等偏見で描いたアキバ系オタクを思わせる姿をしている。
口にはガブティラの獣電池(を模したもの)を咥えている。
本人も大のキョウリュウジャー好き(そもそも彼は下記の通りキョウリュウジャーに倒されるのが役割にも拘らず、それを理解した上で大ファンという筋金入り)で、ガブリボルバーに感動したり間近に接近してハグをねだるなどしたほか、敵のはずのキョウリュウジャーを徹底的にマークし、作戦とは無関係に持っている調査票「ブレイブポイント調査票」で自分が見たキョウリュウジャーの勇姿を赤ペンでチェックする。
ブレイブポイントとは次の通り
番号 | 内容 |
---|---|
1 | いかなる時にもレベルアップを怠らない |
2 | 事件が起こればすぐに駆けつける! |
3 | 仲間の危機には全員集合! |
4 | 派手にカッコよく変身! |
5 | 圧倒的な強さで敵を蹴散らす! |
6 | 子供を守るためには命を懸ける! |
7 | どんな時にもポジティブ! |
8 | 一般人を巻き込まないように敵を移動させる! |
9 | 迫力満点の爆発! |
10 | 最強の必殺技! |
FINAL | 巨大な敵にも動じない! |
一方でその「ブレイブ愛」は歪んでおり(要はキョウリュウジャーが自分が持つイメージと異なる事を許せない)、興奮すると口から「愛・こじら閃光」と言う強力なビームを発射する。
なお負ける事前提で作られている怪人であるにも拘らず、妙に強い。
ちなみにこのブレイブポイントだが8番目を達成すると観戦する人間がいなくなるので彼の意向に沿ってしまえばこの時点でもはや当初の作戦は破綻していたとも言える。
劇中での活躍
「人間は自分たちデーボス軍よりキョウリュウジャーの方が好きなのだからキョウリュウジャーがデーボモンスターをかっこよく倒す姿を見せれば喜びの感情が集まる」(ラッキューロは「僕らが気づいちゃダメなやつ」とメタ発言で評している)というキャンデリラの作戦のために呼び寄せられると、作戦指令室で対キョウリュウジャー作戦を練り始める。
そして「自分が最高のシチュエーションでやられる計画書」を自作するとラッキューロにキョウリュウジャーの戦いを見学するツアーとして人々を集めると喜びの感情を集めるニセのキョウリュウジャーバッジを配布させ、自信は物陰に隠れてゾーリ魔に観客を襲わせた。
狙い通りにダイゴを呼び寄せると自身も戦闘に参加。残りの5人も駆けつけ6人そろったキョウリュウジャーと戦って負ける姿を人々に見せつけて喜びの感情を集めようとしたが、自身の強さのせいで逆にキョウリュウジャーを苦戦させてしまい、感情の流入が停止する事態に見舞われる。
その事態にあろうことか「ゾーリ魔程度しか蹴散らせないのか!」「そんな事ではここから先のブレイブポイントはやれないぞ!」とキョウリュウジャーを激励し、ブレイブポイントという聞きなれない言葉に「奴にもブレイブがあるのか?」と呟いたキョウリュウレッドの言葉から「ブレイブを持たないデーボス軍の一員也に必死にブレイブに憧れていた」と言う自身のコンプレックスに触れられて逆上(33.5話=キョウリュウシルバー登場前のため、デーボス軍がブレイブを持つという発想が誰一人としてなかった)。キャンデリラの静止も振り切って暴走したが、「愛・こじら閃光」から子供を守ったキョウリュウレッドの根性に感心して静止する。
その後は本気の岩烈パンチで何処かの採石場にまで吹き飛ばされ、マッチョカーニバルに変身したキョウリュウレッドと一対一の対決に挑むがドリルでマニアックスを壊された上にハンマーで何度も地面に頭をぶつけられ、六獣電ビクトリーマキシマムフィニッシュを受け満点パーフェクトを与え爆発した。
その後ラッキューロによって巨大化。
「ロボ戦だ…!俺は今ロボ戦をしているのだ!!何か…スゴくやりきった感がある!!」と感動しつつ最後のブレイブポイントチェックのためにライデンキョウリュウジンに戦いを挑んだが、ザクトルとパラサガンの援護に怯み、獣電剣稲妻ブレイブフィニッシュを受け敗北。
最後のブレイブポイントに丸を付け、最期にライデンキョウリュウジンにサインをねだると、貰ったサインを手に満足しながら「我に一片の悔いなし……!!ブレイブ…スキ…♡」と言って爆死した。
一方、肝心の作戦はというと「避難した人全員バッジを落としたせいで感情がそれほど集められなかった」という水の泡な結果になってしまった。
なお、敵ながらそのブレイブ愛、特にブレイブポイントという言葉はキョウリュウジャーの心に残る事となり、一時的な6人だけのブームとなった。
余談
名前の由来は「ブレイブ(キョウリュウジャー)好き」から。
デザイン担当のK-suke氏曰く、「『獣電戦隊にしびれまくっているマニア』を意識して獣電池を咥えさせて漫画表現で感電させてみた」とのこと。
また、下半身の岩山がキョウリュウジャーの顔になっているのもラシュモア山をイメージしてキョウリュウジャーを讃えているのだとか。
また、マキシマム獣電池は本来、ゴールド~シルバーの内2人以上がいることが発動条件なのだが、この話に限り、ゴールド1人で問題なく発動した。