「ペシャンと行け!ペシャンと!」
データ
身長 | 220cm(巨大化復元時身長:55.0m) |
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体重 | 179kg(巨大化復元時体重:447.5t) |
考え | 「住処を破壊された人間は哀しむ」 |
集める感情 | 哀しみ |
成分 | スクラップカー、フォーククロー、ハエ叩き、ランマーなど |
配合 | ペシャン光線 |
特記事項 | 働き者の為に暇を潰すのは苦手 |
CV | 石野竜三 |
スーツアクター | 矢部敬三 |
概要
アイガロンの「住処を破壊された人間は哀しむ」と言う考えによって誕生したデーボモンスター。本編で最初に登場したアイガロン産のデーボモンスターである。
フォーククローに圧し潰され、スクラップになった車の上半身に複数の重機や工具が合わさった様な姿を持ち、左腕はハエ叩きで右腕も黄色ニッパーとなっている。特に右腕には赤く「SCRAP MAKER」と書かれており、加えてアイガロン産のモンスターの証である哀しみの顔が右肩に付いているのも見逃せない。
その名の通りどんな物でも潰して破壊する能力を有しており、特殊な破壊エネルギーを発生させるぺシャン光線を発射する事で自身の何倍も巨大な建物も一瞬で潰してしまう。
「破壊」と言う任務の遂行には忠実だが、それ以外には潰しの効かない破壊職人でもある。
活躍
恐竜博の会場に出現し、レッドと交戦するも圧倒され、そのまま止めを刺されそうになった所をアイガロンに助けられる。
ブルー以外の3人も遅れて参戦し、ガブティラファングを装備したレッドのガブティラ岩烈パンチに怯むも破壊職人らしく、子供達が作った恐竜の像の破壊と言う仕事を成し遂げた上で撤退した。
その後、同じ場所に出現してレッド、ブルー、ピンクの3人と交戦する。
しかし、ステゴシールドを装備したブルーに圧倒され、レッドがガブティラとステゴッチの獣電池を装填して放った獣電ブレイブフィニッシュを受け敗北。
直後にデーボスの復活水を浴びて巨大化し、無数の高層ビルを一斉に潰そうとする。
だが、其処へ駆け付けた獣電竜ガブティラの攻撃に怯んだ所へ、更に獣電竜ステゴッチと獣電竜ドリケラも参戦し、3体はそのままカミツキ合体してキョウリュウジンとなってしまう。負けじと口からの光線で応戦するペシャンゴだったが、最期はキョウリュウジン・ブレイブフィニッシュを受け、敢え無く爆散した。
余談
名前の由来は物が潰れる比喩表現である「ペシャンコ」に人名のジャンゴ。
彼が登場したブレイブ2では『特捜戦隊デカレンジャー』でデカイエローとしてレギュラー出演していた木下あゆ美がノブハルの妹の福井優子役で出演しており、後に優子もキョウリュウシアンと言うブルー系の戦隊メンバーとなる。
デザインを担当したK-SuKe氏は公式完全読本『KYORYUGER ETERNAL BRAVE』にて、「『ペシャンゴ』という語感から『潰す』をテーマにし、重機や工具の他にもスクラップや金網製のハエ叩きを入れ込み、スクラップ工場のジオラマ怪人にした」らしく、他にも「頭頂部のフォーククローで潰されている自動車は『エルヴィス・プレスリー氏の愛車』という事でピンク色のキャデラックにした」とコメントしている。
声を演じた石野氏は『天装戦隊ゴセイジャー』にてミューズィックのマズアータ以来3年ぶりのスーパー戦隊シリーズ出演となった。3年後の『手裏剣戦隊ニンニンジャー』では妖怪カシャの声を演じている。
関連タグ
獣電戦隊キョウリュウジャー デーボス軍 アイガロン デーボモンスター