曖昧さ回避
「ヴァグラスの1番星・スチームロイド!」
データ
身長:209㎝
体重:274㎏
製造モチーフ:工場
メタウイルス:「錆びる」SABIRU(カードの色はピンクか?)
エネトロン消費反応場所:朝汐地区 A-804ポイント
識別ナンバー:K-10
推奨動作環境:工業団地(総面積333ha以内)
オーダー:東京エネタワーに設置された転送装置を死守する
概説
エンターが都内のとある工場に「錆びる」のメタウイルスをインストールする事で製造したメタロイド。自称「ヴァグラスの1番星」。
その名の通り頭部や両肩に煙突の付いたスチームパンクな外見をしており、性格も職人気質で「仕事にはなるべく金(エネトロン)を懸けない方が上等」とエンターに発言する程である。
能力は背中と右腕の給水口から水を体内に取り込み、上述のの煙突から特殊な黄色い蒸気を発生させると言う物で、この蒸気にはメタウイルスの名前通りあらゆる金属をボロボロに錆び付かせてしまうと言う厄介な特性が有る。しかも錆び付かせる金属はバディロイドやメガゾードのボディに使用される特殊金属も例外では無い。
本編では「東京エネタワーに大量のエネトロンを蓄積し、転送エネルギーの放出によってエネタワー周辺の全てのエネトロンタンクを街ごと亜空間に転送する」というエンターの作戦を補佐する役割を担った。劇場版に登場する怪人だけあり、特殊能力のみならず戦闘能力も折り紙付きで高い。
劇中での活躍
大規模なエネトロンタンク強奪計画の要となる東京エネタワーを死守する為、上述の能力でバディロイドのボディを錆び付かせ、バスターマシンをも出動不能に陥れると言う大殊勲を挙げる。
戦闘力自体もかなり高く、レッド達3人のウイークポイントも手伝い、大量のバグラーと共に幾度もゴーバスターズを撃退してみせた。
この後エネタワー内でゴーバスターズと再度激戦を繰り広げるが、ブルーとイエローに動きを封じられた所へレッドの突進でエネタワーから突き落とされてしまう。
地上に落下していく最中、3人がエネトロンをチャージして放った止めのイチガンバスターの射撃を受け爆散した。
余談
識別ナンバーの「K-10」の元ネタは声を演じた楠大典氏の苗字のイニシャル「K」、数字の10は名前の「大典(たいてん)」の「てん」を英語で10を意味する「テン(ten)」に置き換えた物。
演じた当人もスーパー戦隊シリーズ出演は今作が初となった。
劇中で自身がメガゾード軍団のマーカーとなっていたのかは不明だが、同個体のデータをダウンロードされたメガゾードは登場しなかった。
これは彼が煙突から吐く蒸気がヴァグラス側のメガゾードをも錆び付かせる恐れがあったからである。
関連タグ
ショウキャクバンキ:『炎神戦隊ゴーオンジャー』に登場する煙突繋がりの戦隊怪人。
ボンベバンキ:同じく『炎神戦隊ゴーオンジャー』の怪人で、こちらもスチームロイド同様、物体を錆付かせる能力を持つ。
タクミガミ:『轟轟戦隊ボウケンジャー』に登場する工場繋がりの戦隊怪人。
カジヤオルグ:こちらも職人気質な性格の戦隊怪人。
蒸気機関オルグ、スチームパンクス(オーレンジャー):過去に登場した蒸気機関繋がりの先輩達。