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サーキットグルマー

さーきっとぐるまー

サーキットグルマーとは、特撮テレビドラマ『爆上戦隊ブンブンジャー』の劇場版『劇場BOON!プロミス・ザ・サーキット』に登場する敵怪人・苦魔獣の一体。
目次 [非表示]

王女を渡すーーン!!」

お前らの車は俺のサーキットの支配下にあるのだ、フォーーン!!」


CV関智一

スーツアクター酒井和真


データ編集

全高/191cm

重量/267kg

エンジン/広大なサーキット

スピード/追跡最速

カスタム/チェッカークラッシュ、ブンブンカー、コースチェンジ

ナンバー/0726

ファーストラウンド(コース/森~岩山)


概要編集

劇場BOON!プロミス・ザ・サーキット』に登場。

ハシリヤン捕物隊長デイモンサンダーが、大也の購入した広大なサーキット場に込められた燃えるレース魂をサンダーイグニッションし、地球に納車された苦魔獣


デイモンの所持するイグニッションキーは、自身のパワーをあらかじめ込めた特別製らしく、通称「サンダーイグニッション」によってサーキットコースごと停車していたブンブンカーも取り込みながら製造されるというスケールの大きさを誇るが、サイズは等身大にまで圧縮されている。

なお製造元の質量をエネルギーに変換したのか、後述の強力な固有能力を連発しても息切れを見せない底無しのスタミナを持つ。それ故に劇中ではギャーソリンの入手役ではなく、純粋にデイモンの刺客兼戦力として行動していた。


苦魔獣の素体を衣装の如く纏う様にも展開された、大規模な外装が特徴。複雑に歪曲したレーシングコースを張り巡らせたボディは加速による風圧で乱れた長裾のコート風で、両腕にはフラッグがフリンジ風に垂れ下がる。加えてボディ表面のコース内へ、装飾品の様に取り込んだミニカーサイズのブンブンカー(スターター)が配置される。

頭部は広く取られた額に、複数組の赤と青のスタートシグナルが敷き詰められ一見多眼と勘違いされるが、その両脇に車のフロントライトを模した燃える双眸が配置されている。そして後頭部はタイヤメーカーのロゴ風にハシリヤンのマークとネームが刻印されたゴールアーチになっていて、それが双眸からの炎で飾られた様な構成になっている。更に武器としてチェッカーフラッグを模した『チェッカークラッシュ』を携行する。

製造者兼主人のデイモンが雷神を彷彿とさせるのに対し、こちらは風神を連想させる外見ともなった。


外装が影になって視認し辛いが、腰ベルトバックルに付いているナンバープレートのナンバーは「0726」。


イグニッション時にブンブンカーがサーキット内に停車されていた影響からか、外装に散りばめられたブンブンカーのスターターに干渉する事でブンブンカーを召喚しコントロール、自分の尖兵として暴走させる事が可能。

実際に劇中ではオフロードワゴンパトカー1パトカー2ショベルドーザークラシックレーシングサファリマリンと武装用のほぼ全てが一時彼の支配下にあり、ショベルとマリン、レーシングが未来ニコーラ王女を捕捉し追跡していた。

単純に自らの手数を増やせる上、ブンブンカーをを叶える力と考えているブンブンジャーから見れば、単に迎撃して破壊するのを躊躇わせる人質としての役も果たす、悪辣さも兼ね備えた能力だが、ブンブンカーがハイウェイ空間へ突入されてしまうと自身の支配下から抜け出されてしまう弱点がある。


視認できない程の高速移動とチェッカークラッシュによる高速ラッシュを繰り出しての戦闘スタイルで戦う。

また、解いた外装で敵の遠距離攻撃を受け止め、軌道を曲げてかわす技・『コースチェンジ』も使用可能。


スピードが命のサーキット場が苦魔獣の素材となった為か、台詞が風切り音の様に途中で甲高くなったりする。

また、やたらレーシングカーの走行音を口で言いたがる癖があり、コメディチックでややふざけた口調だが、上記の高速移動が可能である為、相手に自分のペースを掴ませ難い、決して油断ならない強敵である。



劇中での動向編集

ニコーラ王女ブンブンジャーに保護されたサンシーターの案内で、サーキットへ侵入したデイモンサンダーの手でコース内路面にサンダーイグニッションされ、「サーーーキットーーーォォォ!!」と木霊を響かせる叫びと共に誕生。コース内のブンブンカーも取り込んだ一方、サーキット内のガレージスペースに居たブンブンジャー達をニコーラ諸共サーキットの消えた森の中へ放り出した。


こうして納車を完了した後は、デイモンの命令で彼が捕捉したニコーラの追跡を開始。取り込み損なっていたブンブンスーパーカーに乗って逃げようとするニコーラと未来を発見、追い付いて来た/ブンブラックの横槍で2人の搭乗は許すも、取り込んだブンブンカーを3台追手として放ち、ブラックも残りのブンブンカーを操ってぶつけ翻弄する。


放った追手は巻かれてしまうも、翻弄したブラックを岩山へと追い詰めた際にブンレッドとやり合っていたデイモンと合流。そこで落雷によるパワーチャージを受け、強化されたブンブンカーの一斉発車を直撃させ2人を変身解除させる。

そのままトドメの第二次一斉発車を行うが、玄蕃の誘導によってブンブンカーがハイウェイ空間へと「ピットイン」され奪還。逆上して斬り掛かろうとするのも先斗の狙撃により出鼻を挫かれ、更にニコーラもこの場へ現れて決意の宣言を叩き付けられた上、デイモンの切り札だった惑星大破壊大ミサイルも無力化されていたのが発覚、一転して自分達が追い詰められた状況に嵌っていた事実に直面してしまう。


その後は、開き直ったデイモンが召喚したネジレッタを引き連れながらの決戦に突入。ネジレッタを蹴散らされた上でブラックとブンブルーブンピンクブンオレンジに追い込まれ、4人がブーンブーツから飛ばしたタイヤをコースチェンジでかわすが、4人はブンブンハンドルブンブンチェンジアックスの操作でタイヤをコントロールし逆にサーキットグルマーを挟撃し拘束。

その隙にバクアゲハンドリングドライブを叩き込まれて「クラッシュ~…!」と言い残し敗北・爆散。デイモンより一足早くリタイアした。

そして事件が終わった後、製造元になったサーキットは無事元の姿へと戻ったのだった。


余談編集

  • 過去に車モチーフやレーサーイメージの戦隊怪人はいたが、カーレースの施設であるサーキットモチーフの怪人は初。
    • ちなみに焔先斗の名前の由来の一つも「サーキット」である。

  • ナンバーはおそらく本作の映画公開日(7月26日)から。


関連タグ編集

爆上戦隊ブンブンジャー 劇場BOON!プロミス・ザ・サーキット

ハシリヤン 苦魔獣 デイモンサンダー

サーキット


ネオングルマーを始めとした再建パワー苦魔獣:後の本編で現れた、再建隊長ディスレースが自身のパワーを込めたハシリヤンイグニッションキーで製造させた苦魔獣達。


デーボ・タンゴセック雷神モチーフの主人に対して風神のイメージでデザインされた怪人。なおメインモチーフはこどもの日(端午の節句)で、この苦魔獣が後輩にあたる。


シン=キスク:旗を武器に戦うキャラ繋がり。なおこちらは雷属性である。因みに関氏は同作ではアンサーを演じでいる。


ライニオールデイモンサンダー/サーキットグルマー→???

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