「サーキットーーー!!」
概要
『劇場BOON!プロミス・ザ・サーキット』に登場。
ハシリヤン捕物隊長デイモンサンダーが、大也の購入したサーキット場に込められた燃える魂をイグニッションし、地球に納車された苦魔獣。
デイモンの持つイグニッションキーが特注品だったのか、通称「サンダーイグニッション」によってサーキットコースごと停車していたブンブンカーも取り込むというスケールの大きさを誇るが、等身大にまで圧縮されている。
身体中を囲うように歪曲したレーシングコースを張り巡らせたような姿を持ち、装飾品のように取り込んだミニカーサイズのブンブンカーを配置している。頭部は無数にある赤と青のシグナルで構成されている。
スピードが命のサーキット場が苦魔獣の素材となったためか、台詞が風切り音のように途中で甲高くなったりする。
また、やたらレーシングカーの走行音を口で言いたがる癖があり、一見コメディチックなキャラと思われがちだが視認できないほどの高速移動が可能であるため決して油断ならない強敵である。
能力
上記の高速移動とチェッカーフラッグを模した槍『フラッグ槍』による戦闘を得意とする。
イグニッション時にブンブンカーがサーキット内に停車されていた影響からか、ブンブンカーのスターターをサーキットに置くことでブンブンカーを暴走させることが可能。実際に劇中ではオフロード、ワゴン、パトカー1、パトカー2、ショベル、ドーザー、クラシック、レーシング、サファリ、マリンと武装用のほぼ全てが一時彼の支配下にあり、ショベルとマリン、レーシングが未来とニコーラ王女を追跡していた。
しかし、玄蕃の誘導によってハイウェイ空間へピットインされてしまい、自身の支配下から抜け出されてしまう。
ちなみにサーキットコースは変更させることも可能で、いざという時は攻撃の軌道を変えて回避するといった芸当も可能。まあ、その手の攻撃はブンブンジャー側も可能なので全く意味をなさなかったが…。
余談
- 過去に車モチーフやレーサーイメージの戦隊怪人はいたが、カーレースの施設であるサーキットモチーフの怪人は初。
- ちなみに焔先斗の名前の由来の一つも「サーキット」である。
- 体に刻まれたナンバーはおそらく本作の映画公開日(7月26日)から。
- 声を演じる関氏はスーパー戦隊シリーズの常連声優であり、前作『王様戦隊キングオージャー』のゲロウジームおよびミノンガン・モウズに連続しての登板となった。
- ちなみに劇場作での起用は機界戦隊ゼンカイジャーの劇場版に登場したスーパー悪者ワルドから3年ぶり。
関連タグ
爆上戦隊ブンブンジャー 劇場BOON!プロミス・ザ・サーキット