「揉め事、決め事、汚れの仕事。表も裏も始末をつける。」
「この始末、高くつくぞ?」 (バクアゲ16)
演:宮澤佑
概要
ブンバイオレットの変身者。肩書きは「始末屋」で、相棒はビュンディーことビュン・ディーゼル。
地球出身だが、10数年間もの間ビュンディーと共に「ブンブンジャー」を名乗ってあらゆるトラブルを解決して回る「始末屋」稼業で宇宙を股にかけており、バクアゲ16にて、キャノンボーグから注文された品物を届けに、そして自身が使用するブンブンコントローラーを設計したブンドリオ・ブンデラスに会うために地球に来たことで初登場。
射士郎によると、同じ名前の人物が10歳で失踪したという記録があるとの事で、この頃にビュンディーと出会って地球を離れた可能性がある。
人物像
宇宙で10数年間、ビュンディーと共に無数の修羅場を潜ってきた経験の裏打ちからか、尊大かつ自信過剰で場の雰囲気に頓着せず辛辣な発言をするタイプ。そのためトラブルシューターを稼業としながらも、トラブルがこじれた状態を「カオス」と呼んで楽しむポジティブ精神の持ち主でもあり、その「カオス」が起これば頼まれていた仕事を放り出してそちらに向かってしまう程(ともすればピンチを楽しむ精神を持った大也にも通ずるものがあると同時に、依頼人やその関係者の気持ちや事情を第一に考えて行動する点とは正反対と言える)。
そのため、基本的に善悪の判別にも興味が殆ど無く、宇宙を荒らし回っているハシリヤンとすら頻繁に取り引きしており、彼らの本国の面々と顔馴染みになっている。
始末屋稼業で鍛え上げられた身体能力やバイタリティーは伊達ではなく(ブンブンコントローラーで何かしらの補助や補強もしているようだが)、バクアゲ16では木に引っかかった風船を驚異のジャンプ力で引き戻したほか、ウェイトレスのバイト中だった未来が足を滑らせて転びそうになったところを素早く受け止めるなど、時折人間離れした運動神経を見せつける。その素早さは先読みが得意な射士郎を持ってしても先手を取られるほど。
余談
名前の由来は、「フォーミュラ」と「サーキット」。また、「ほ むらさき と」と名前に戦士の色が入ったネーミングとなっている。
演者の宮澤氏は『仮面ライダーリバイス』、『仮面ライダーガッチャード』への出演経験があり、特に後者はハンドレッドの構成員アルファを演じたことが記憶に新しくそこから2ヶ月弱と言うかなり早いスパンでの出演となった。
『年齢的にもヒーローになれるのはこれがラスト』との思いでオーディションに挑み、見事に役をつかみ取った。
また相方の声優が花江夏樹氏であることについては「『鬼滅の刃』は見ていたので、まさか竈門炭治郎役の方と共演できるのは嬉しい」と語っていた。
前述の通り10歳の頃に失踪したとされているが、(日本の法律では失踪してから7年経つと戸籍上は死亡している事になる為)、これがブンブンジャー世界でも適応されているならば先斗は劇中で初登場から戸籍上は死亡している事になる…が、それが現状不明なためここはツッコんではいけない。
ちなみに肩書きの「宇宙一の始末屋」だが、視聴者···というか小さい子供たちの空耳から 「宇宙一の西松屋」なるネタタグが発生した。どうしてそうなった
関連タグ
押切時雨:演者が仮面ライダーシリーズでヴィランを演じてから、直近の戦隊シリーズでヒーローになった前例。先斗が追加戦士なのに対してこちらは初期メンバー。
超新星フラッシュマン:子供の頃、地球から失踪して大人になって地球に舞い戻ったヒーロー繋がり。長い事地球の外で暮らしていた経緯から、彼らの様な地球環境に適応できなくなる病に冒されていないか不安視する声もある。
ジェラミー・ブラシエリ←焔先斗→???