ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

降野ノリオ

おりののりお

降野ノリオとは、特撮テレビドラマ『爆上戦隊ブンブンジャー』の登場人物(メイン画像の男性)。
目次 [非表示]

演:岡田ゆきのり


概要編集

志布戸未来の彼氏だった人。後述する理由により現在は元カレの位置づけになる。


バクアゲ1にて青里ファミリーの御曹司に連れ去られ、無理矢理結婚させられそうになった未来を奪還するように届け屋達に依頼。

無事に依頼は果たされたものの、「相手に自分のハンドルを握ってもらうより、自分で自分のハンドルを握るほうが楽しい」ことを悟った未来がブンブンジャーになることを宣言。「海外へ一緒に行こう」と誘ったノリオに付いていくことなく、そのまま別れることになってしまった。


バクアゲ20の予告にて、約4ヶ月ぶりに再登場することが明らかになった。

どうやら未来のことを諦めきれない模様で彼女をブンブンジャーから“取り戻す”ためにサンシーター達と手を組むようだが…?


人物像編集

元々未来とは学生時代からの付き合いであり、当時からの関係は決して悪い物では無く、過去の回想からはお互いの人柄を理解して相応に信頼し合っていたことが分かる。

一方、それ故に未来を「お人好しで流されやすい」という一側面だけで判断してしまっており、仕事の都合でニューヨークに転勤することになった際にも「どうせついてくる」という勝手な思い込みでギリギリになるまでそれを告げず、プロポーズもついでにあっさり済ましてしまう等、無意識に彼女を下に見ているような思い込みが激しく押し付けがましい部分もある。

しかも、彼女が自分を振ってブンブンジャーになったことについても「あいつら(=ブンブンジャー)が未来を騙した」と一方的に敵視しており、相手との一面的な関係や自分の優位性に胡坐を掻いたある種傲慢な性格は、本質的には彼自身が未来を取り戻そうとした青里ファミリーのボンボンとなんら変わらないといっても過言ではない。


動向編集

バクアゲ1では大也にミラの奪還を頼むものの、上記の結末を迎えてしまった。


そしてバクアゲ20。とある定食屋で項垂れていたところ(作中の年月が現実と同じと仮定した場合、4ヶ月も引きずっていたことになるため相当ショックだった模様)。

今夜も定食屋でショックで放心し、店員から気をつかわれて味噌汁をサービスで追加してもらっていた。


だがこの店員は店主を監禁して板前になりすましたサンシーター、ひいてはハシリヤン一味のデコトラーデ

裏で彼の因縁の相手はハシリヤン達もよく知るブンブンジャーだと聞いたキャノンボーグはその怒りと憎悪に目を付け、「奪われたら、奪い返せばいいだけです! 私めが、手伝ってさしあげましょう!」と言いつつ厨房から出て来ると味噌汁のお椀にイグニッションオワングルマーを誕生。同時に操作デバイスであるオワンドルを持たされ、(ギャーソリン抽出対象として利用される形だが)ハシリヤンと協力体制になる(この時、ノリオだけにかノリノリでサンシーターの号令に加わっていた)。


ノリオ「未来、今行くからね…! (※オワンドルを操作)…行くぞ!」

「オ~!ワン!」


翌日、オワングルマーが街で暴れブンブンジャーがおびき出されると、その裏で物陰からオワングルマーを操ってブンピンクお椀の中に閉じ込め更にブンブンジャーをそのまま倒そうとする。


だが復讐が果たされるのを見届けたかったからか戦場からさほど離れてない所に潜んでいたことが災いしてブンバイオレット/焔先斗に見つかり、彼と未来の色恋沙汰を知らない先斗から危うく始末されそうになった。

そこに間一髪オワングルマーの仕組みに気付いたブンレッド/範道大也が到着し割って入られ、ノリオへの攻撃を静止され何とか事なきを得る。

オワングルマーが度々「はいよろこんで!!」と叫んでいた事から、誰かが操作している事に勘づき探っていたのだった。


ノリオ「ミラは僕と一緒にニューヨークへ行くはずだったんだ! なのにお前が! 未来にブンブンジャーなんて無理に決まっている!!」

大也「他人のハンドルを握ろうとすれば、自分のハンドルが疎かになるぞ」

ノリオ「……うるさい…! うるさいうるさいうるさい! ミラを返せッ!!」


オワンドルを手放すように忠告・説得されたのを無視し大也へ一方的な恨み節を垂れ続け、何時もの大也の説教臭い口調が怒りの火に油を注ぐ形となってしまい殴り掛かるも大也に羽交い絞めにされる。

そこで振り解こうとオワンドルを無暗に振り回した衝撃でオワングルマーの操縦が狂い、ピンク=未来が意識を取り戻しお椀の中で大暴れしたことで引っ張られオワングルマーは困惑。

未来の諦めないさまに「僕は君に戻って来てほしいだけなのに……、どうして逆らうんだよッ!!」と認めることができず、ギャーソリンが大量生成。その結果高濃度のギャーソリンに耐えきれずオワンドルとオワングルマーのハシアンテナが破損、オワングルマーは制御を離れ暴走してしまう


キャノンボーグ「一人の地球人から、より濃いギャーソリンを集められればと思いましたが……。はぁ…どうやら失敗の様です…」


先斗「ピンクちゃんのハンドルを握ろうとして、ハシリヤンにハンドルを握られた気分はどうだ?」

ノリオ「……」


それは「他人のハンドルを握ることに執着した結果自分のハンドルが疎かになり、むしろ他人に陰で良い様にハンドルを握られていた」と大也の弁を比喩的にも物理的な意味でも体現していたという、ドンピシャ過ぎるまでの皮肉かつ因果応報だった


この状態でもはや見境はつかないオワングルマーに攻撃されかけるが、咄嗟にブンブンコントローラーのバリアで先斗が防御した事でかろうじて無事。


漸く自分の愚かさに気付いて呆然とするが、同時に仲間の手助けでお椀から脱出し怒りのままにオワングルマーに猛攻を仕掛けるブンピンク……もとい未来の姿を見て、彼女がもう自分の知っている人間ではなくなったことや自分の一方的な気持ちや言動が彼女には必要なくなったことを痛感した。

同時に芯の強さ諦めない強さといった、学生時代とうに気づいていたはずの未来の良いところを改めて思い起こすきっかけにもなった


その後は大暴走体となったオワングルマーをブンブンジャーロボビルダーで圧倒し勝負をつける未来を見届けた。


そして事が終わった後、自分に対してのケジメなのかノリオは自重して未来に顔を見せず、大也に空港まで送ってもらい、見届けられながら一人転勤先のニューヨークへと旅立つのだった。


そして、そんな彼が乗っているかもしれない飛行機が夕闇迫る空を飛ぶ下で、昔から“人の為に請けた仕事は何があっても完遂する”のを貫いていた未来は今日もバイトに勤しむのであった。


余談編集

名前は「おりののりお」と回文になっており、「降りる(降車)」と「乗る(乗車)」をかけたと思われる。(設定段階の頃は姓が『久留間』になる予定だった。どっかで聞いた事ある名前である)


バクアゲ20が放送されると、視聴者からは2作品前の戦隊男性の戦隊ピンクを思い出すという声が各所で上がった。

「性格に難アリの束縛系な彼氏」「彼女を“取られた”被害者」という点のみで見れば当てはまるが、あちらは彼氏(というか夫)側がピンクであり「“奪われた”」彼女もそもそも存在していないという完全な被害者側であるということに対してノリオもバクアゲ20まではそう思われていたが(狂気が顕著になったのはサンシーターと接触してからなのでつよしとは逆であろう)、実際は「彼女を自分のいいようにしていた」「ずっとブンブンジャーを逆恨みしている」と逆な本性および存在ということが明らかとなった。


もっとも、フォローするとすれば性格に難アリとはいえ「よくわからないチームに突然入るという理由で振られた」事はショックであろうことは想像に易く「事実上振られた原因になった」ブンブンジャーに怒りをぶつけたくなるという気持ちも理解できないこともない。そして4ヶ月も引きずるほどそれなりにミラのことが好きであり、自身の性格を棚に上げてまでやるせなさをぶつける先を確保していないと辛さに耐えられないと考えれば同情できるかもしれない。


関連タグ編集

爆上戦隊ブンブンジャー

志布戸未来 黒い八手三郎


哀しき悪役:バクアゲ1で別れたのはこれまでの所業の天罰とも取れるが、これにも一応当てはまる。とはいえ、余談のように一応全く同情できない点がないわけでもない。


八太三郎4年前の車スーパー戦隊に登場したある意味「八手三郎」と似た名前を持ち自分が持つ負の感情が発端となり怪物を生み出した発端となった人である意味ノリオと近い立場を持つ人。しかし、ノリオと異なり最後は自分の持つ意味を教えてもらったためある意味ノリオのIFと考えられる。

関連記事

親記事

届け屋のハンドル たいやにんげんあらわる

兄弟記事

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました