「このツラじゃあ…ハシリヤンにはピンとこねぇか…」
コマンド承認!
ビュン!ビュンビュン!!ビュンビュンビューン!!!
トリガーを引いてエンター!
「ビュンビュンチェンジ!」
バクアゲタイヤ!ビュンビュンビューン!!
「お前らと一緒にすんな。俺は…『宇宙一の始末屋』だ!」
「始末屋…。ブンバイオレット!」 (以上バクアゲ16より)
「ここからは一切標識ナシだ!」 (バクアゲ18)
概要
「ブンブンジャー」の追加戦士で、「始末屋」の焔先斗がブンブンコントローラーでビュンビュンチェンジする紫の戦士。
相棒のビュンディーことビュン・ディーゼルと2人で「ブンブンジャー」を名乗っている。
技術の起源及び「ブンブンジャー」の名称は、ビュンディーと同郷のブンドリオ・ブンデラス由来であり、範道大也が開発したブンブンジャーと同様である。
一方で変身・巨大戦力システムには、「ブンブンチェンジ」ではなく「ビュンビュンチェンジ」という変身コールをはじめ、ビュンディーの嗜好からか「ブンブン」ではなく「ビュンビュン」の擬音がもっぱら使われている。
ブンブンコントローラーのモードを瞬時に切り替えてのトリッキーな戦い方で敵を翻弄しつつ戦う。
変身前と同様にハンドルモードのコントローラーのトリガーを引くことで超加速ができ、それに加えて大也達のブンブンジャー同様に脚にエネルギーのタイヤを顕現させての高速移動や背中からそれを発射など様々な特殊攻撃が可能。さらにフォーミュラカーがモチーフの一つであるためか大也達のブンブンジャーとは比べ物にならない高機動力を発揮している。
バクアゲ18からはチェンジの際、トリガーを引く前にコントローラーをX字型に振る動作が追加され、名乗りも大也達準拠になった。この動作は公式によると先斗の心境の変化からであり、「チェッカーフラッグを振る動作をイメージ=俺が来たからにはハシリヤンとの戦いに終止符を打つ」という意味が込められているとのこと。
外見
外見的特徴としては、頭部のバクアゲタイヤや背中と足のタイヤが溝のないスリックタイヤを模しており、ホイールに比べてサイドウォールが極端に広い(該当箇所はゴーグルになっている)構造になっている。
全身のスーツは分厚く強度に寄った質感に加え、両上腕部にはパッドが入っているなど、初期メンバーから「整備士」モチーフを廃したまさしくレーシングスーツのような形状とデザインが特徴。カラーリングは白が入っておらず、ほぼ紫一色で各部の差し色に明るい黄色のラインと「BOONBOOMGER」の文字がマーキングとして入ったほぼシンメトリーは他のブンブンジャーとは似て非なる外観となっている。
使用アイテム
変身アイテム。元は地球のブンブンジャー同様ブンブンが開発したツール。
ビュンディーがブンブンコントローラーのコマンド入力で変形した姿。
ブンバイオレットの相棒にしてマシンかつロボ。
バクアゲ25で逃げたキャノンボーグを追うべく大也からズンズンショウカブラスター、シャーシロからブンブンハンドル、錠からブンブンチェンジアックスを借りる形で使用した。
必殺技
ガトリングモード
「ガトリングモード起動! トリガーを引いて連射!」
ボウガンモード時にトリガー→赤→上→下で発動。コントローラー先端に巨大なガトリング砲のエネルギーを展開し、大量の矢を発射する。
名称不明
脚にタイヤを顕現させて上半身を起こす形で脚を伸ばして座り、ビュンビュンマッハーのオーラを纏って敵に突進する。ブンブンコントローラーを握って座るその姿は、さながらビュンビュンマッハーに乗り込み操縦しているかのよう。
ビュンビュンアロードライブ
「必殺技起動!」
コントローラーボウガンモード時に赤→青→下で発動する必殺技。
バクアゲ18ではブンレッドの「バクアゲハンドリングドライブ」としてそれと同時に放ち、ソードグルマー・リベンジを撃破した。
余談
- 紫色の追加戦士はリュウコマンダー以来7年ぶり(ちなみに中の人はマッドレックスと同じだったりする)。初期5人の戦隊の追加戦士としての採用は初となる(初期3人戦隊はゲキバイオレット以来17年ぶり)。ちなみにリュウコマンダーとは紫に黄色の差し色が入った変身アイテム兼武器を使う点、変身時のコールが初期メンバーと違う点も共通する。
- スーツアクターを担当する蔦宗氏は、前作『王様戦隊キングオージャー』で敵幹部の1人宰相カメジム/カメジム・ウンカを演じていた。蔦宗氏が戦隊ヒーローを演じるのは、ゼンカイガオーン以来3年ぶりとなり、本作が初の追加戦士役となる。さらに同作ではトイレグルマーのスーツアクターを担当していた。
関連タグ
オースキャナー:頭部のタイヤの色合いと形状がそっくりだったため一部視聴者の間でネタにされている。
スパイダークモノス←ブンバイオレット