イターシャ「ガッチャン、イグニッション!」
概要
イターシャが“苦魔獣”を生み出す際に用いる「イグニッションキー」。
ハシリヤンのロゴを模した……というよりロゴをそのままプレートにしたかのような見た目をしており、口吻のような部分を器物に当てると鍵穴が生成され、捻ることで発動する。
あくまでもイターシャ自身の固有能力ではなく、ハシリヤンの共通備品のようで、キーさえあれば他の幹部でも使える模様(マッドレックスの場合はエンジン音のような唸り声をあげてからハイテンションで叫ぶ)
イグニッションキー自体は複数あるのか、一つのキーを使いまわしているのかは不明(苦魔獣が倒されるたびに回収しているような描写は無いので、恐らく前者)。
『ギャーソリン』を生成・収集するためにイターシャが興味を示した地球の道具等にこれを差し込む事により“苦魔獣”が生み出されるが、その原理については謎に包まれていたが、ハシリヤン時代のブンブンが「走れない奴が走れるようにする」思想のもと設計したシステムを応用したもので、設計したブンブンの性格もあって苦魔獣が撃破されると、素体にされた道具は傷一つない元の状態に戻る仕様になっている。
また、一度倒された苦魔獣を再納車することも可能で、ソードグルマーのように生前の記憶を持ったり、同じように見えてまったく違う能力や性格、名称が異なる個体も登場する。
また、イターシャ以外の所有者のイグニッションキーによって、強力な固体を生み出す事がある(ディスレースのパワーを込めたイグニッションキーで生み出された“再建パワー苦魔獣”は回収したギャーソリンはそのまま体内に蓄積させるのではなく、ハイウェイ空間に流し込む事でハシリヤン本家に直接納入する能力を持ち、デイモンサンダーのサンダーイグニッションにより、大也の購入した広大なサーキット場を停車していたブンブンカーを丸ごと取り込んで誕生させた“サンダー苦魔獣(仮称)”や再建パワー苦魔獣のようにハイウェイ空間に流し込む事でハシリヤン本家に直接納入する能力を持ち、さらに苦魔獣同士の合体や相手を体内に吸収する能力などを持った“パワーアップ苦魔獣”、ヤルカー族のスーパーエリートであるウェイウェイ・ヤルカーのエリートイグニッションに生み出され、通常の苦魔獣以上の能力を発揮する“エリート苦魔獣”など)。
後に、イグニッションキーさえあれば地球人でも苦魔獣を生み出すことが可能だと判明、また、ハシリヤン利権の契約の証として交渉に使われる。
関連タグ
怪人製造カプセル 遺伝子シンセサイザー:過去シリーズにおける怪人製造装置。
次元虫、バイオ次元虫、メタウイルス、メサイアカード、封印の手裏剣:過去シリーズにおける地球上の物品を媒介に怪人を生み出すアイテム。