「スチームパ~ンクス!アテンションベイビ~!!」
CV:梅津秀行
概要
『劇場版超力戦隊オーレンジャー』の終盤に登場した蒸気機関車型のマシン獣でロッカーナイト、ネコシグナル、カボチャンプキン、ジャグチャックの4体が合体して誕生した。合体ロボらしくボディの至るところに合体前のそれぞれの特徴を思わせる部分があり目はモノアイ、口癖は「~ベイビー」といった英語交じりの喋り方も特徴の1つ。
目から発射する怪光線で相手を自身の体内に幽閉することができ、内部は機関車の車内そのものとなっている。戦闘では他にも目から破壊光線を放ち、蒸気機関車に変形して線路を走ることも可能。
必殺技として、機関車形態から全身の武器で一斉攻撃を繰り出す「スーパーファイナルアタック」を持つ。
劇中では誕生と同時に早速巨大化。ブルドントの映画のために拉致された子供達を体内に取り込み、オーレンジャーロボと巨大戦を繰り広げた。
活躍
上記の4体のマシン獣が合体すると同時に、アチャが投げ飛ばしたコチャの手で直ぐ様巨大化。それと同時にバーロ兵に取り押さえられた子供達を体内に拉致すると、「人質いるもんね~!」と言って目から破壊光線を放ってオーレンジャーを攻撃する。
負けじとオーレンジャーロボで向かって来るオーレンジャーに対し、「人質いるのにやる気ベイビー?」と応戦するが、オーレッドに体内に侵入されて子供達を救出されるや、オーレンジャーロボはスーパークラウンソードで武装。機関車形態になり、負けじとスーパーファイナルアタックを繰り出すも通用せず、同時に煙突から噴き上げる蒸気と共に巨大化エネルギーを使い果たして等身大の姿に戻る。そしてそのまま機関車形態で線路の上を逃走するが、先回りをしたオーレンジャーロボのクラウンファイナルクラッシュで鉄橋を切り落とされてしまい、「あ、線路がない…線路がない!?あははははは!!皆、またねグッバイベイビ~!!」という絶叫と共にそのまま橋から転落、爆散した。
余談
モチーフは蒸気機関車で、同モチーフの怪人は『秘密戦隊ゴレンジャー』の機関車仮面以来19年振りの登場となった。
声を演じる梅津氏は『鳥人戦隊ジェットマン』にてジハンキジゲン、カメラジゲン、ドライヤージゲンの3体の怪人の声を演じて以来、実に4年ぶりのスーパー戦隊シリーズ出演となった。本編でも第42話に登場するバラハンターの声も兼任した後、次回作にてNNネレンコの声を演じることになる。
関連タグ
スチームロイド:『特命戦隊ゴーバスターズ』の劇場版に登場するスチーム繋がりの後輩怪人。
メガゾードロイド:同じく『特命戦隊ゴーバスターズ』に登場する列車繋がりの怪人で、こちらも列車の内装に似た体内に人間を拉致する。