「ゴロゴロニャーゴー。この列車は戦場ヶ原行き、戦場ヶ原行きでニャーロメニャー!」
CV:西村智博
概要
マシン帝国バラノイアが開発したマシン獣で、青い服を着た猫の姿をしているが、頭部はそのまま縦にした信号機となっている。光線を放つカンテラで武装しており、口癖は「~ニャーロメ」。顔の信号機を発光させる事で相手に幻影を見せる能力を持つ。
劇中では他のロッカーナイト、カボチャンプキン、ジャグチャックと共に皇子ブルドントのSFXスペクタクル映画『機械帝国の世紀』の撮影に従事した。
活躍
ブルドントの映画の撮影の一環で、カメラトリックが拉致した子供達が乗る戦場ヶ原行きの蒸気機関車の車掌を務める。
その後、撮影所内に侵入して来た吾郎と樹里をカンテラからの光線で攻撃して襲い掛かり、レッドとイエローと交戦。2人に蒸気機関車の幻を見せて翻弄した後、退散する。
終盤では処刑場で子供達を部品交換と称して改造しようとし、その内逃げ出そうとした2人を他の3体のマシン獣と共に捕獲。改めて改造しようとした所へオーレンジャーが駆け付けてしまう。
5人にバーロ兵を一掃されると、顔からの発光やカンテラからの光線で攻撃するも、ビッグバンバスターをロッカーナイト、カボチャンプキン、ジャグチャックと共にシェーのポーズを取りながら浴びて敗北。
直後にブルドントとアチャの指示で4体揃ってスチームパンクスへと合体し、最終決戦に挑む。
絵本では何故か絡みの無いオーブルーと対峙。ブルーの身体にカンテラを押し付けて締め上げ、苦しめていた。意外な戦闘力の高さが分かる場面であり、かなりの力で締め上げているのか、カンテラで責められるオーブルーも吹き出しで「く、くるしい〜」と弱々しく悶え苦しんでいた。
余談
デザインを担当した阿部統氏は『百化繚乱[下之巻]』にて、「子供がブリキや木屑を繋いで作った人形のようなイメージ」とコメントしている。
声を演じる西村氏は今作がスーパー戦隊シリーズ初出演となった。同作ではスタッフロボットの声も兼任している。翌年の『激走戦隊カーレンジャー』ではZZゼリの声を担当する事となる。
関連タグ
ロードジゲン、ドーラトトイス、シグナルオルグ:信号機モチーフの先輩と後輩の怪人達。
シグナルマン/サイレンダー:翌年に登場する信号機繋がりのヒーローとその巨大戦力。
ニャロメ:中の人とモチーフ繋がり。