「辞世の一句、横断歩道は緑になったら渡ろうぜ…オルグ」
概要
Quest8「犬、走る!!」に登場した邪気が信号機に宿って身体を作り出したことで誕生したオルグ魔人。
頭部がそのまま信号機となっており、左右の緑の目と赤の目の上に長い角が縦に、短い角が横にそれぞれ生え、中央の黄色い目の上にも短い2本の角が生えている。全体的なカラーリングは白く、胸部には斜めに歩行者用信号機のランプの意匠があり、右大腿部には赤と緑のシグナルランプが、左脚の膝と脛には縦と横の矢印の道路標識が見受けられる。
信号機らしく3色の光線を放ち、緑色の光線「記憶消去・グリーンシグナル」は相手の記憶を消去し、赤色の光線「万物破壊・レッドシグナル」は爆発を起こし、黄色の光線「動作制御・イエローシグナル」は相手の動きを封じると言う、三者三様の効果を持った光線を駆使して戦う。普段は信号機に化けて潜伏し、出鱈目な信号で人々を混乱させ、ともすれば交通事故すら誘発するため、ある意味5年前の戦隊の天敵と言える。
活躍
信号機に化け、出鱈目な信号を発して人々を混乱させるが、レッドにくすぐられた事で正体を現した為に交戦となる。戦闘ではグリーンシグナルでレッドの記憶を消去し、レッドとホワイトをレッドシグナルで変身解除に追い込み退けた。
その後、幹部達と共に再出現するとレッド以外のガオレンジャーを苦戦させるも、記憶喪失のまま変身したレッドに圧倒された末、破邪百獣剣を喰らい上記の辞世の句を詠んで爆死。信号機オルグが戦死すると同時に、レッドの記憶も元に戻った。
巨大戦ではガオキングスピアーをレッドシグナルで攻撃するも通用せず、悪鬼貫徹・ネックスラストを止めに喰らい爆散した。
『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』ではラクシャーサが復活させた再生オルグ魔人の一人として登場したが、ゴーイエローのブイスラッシュで倒された。
余談
必殺技名は「四字熟語・英熟語」の形で構成されており、ほとんどの精霊王の必殺技名と対になっている。
モチーフは言うまでも無く信号機であり、同モチーフの怪人は『超力戦隊オーレンジャー』のネコシグナル以来5年振りとなった。
声を演じた眞水氏は今作がスーパー戦隊シリーズ、延いては特撮初出演となり、2年後の『爆竜戦隊アバレンジャー』ではキンモクセイカミカクシの声を演じている。
関連タグ
百獣戦隊ガオレンジャー オルグ(百獣戦隊ガオレンジャー) オルグ魔人 信号機
ロードジゲン:『鳥人戦隊ジェットマン』に登場する怪人で、同じく信号機モチーフの怪人。外見が非常によく似ている。
ドーラトトイス:『恐竜戦隊ジュウレンジャー』に登場する怪人で、こちらも信号にちなんだ能力を持つ。
シグナルマン:こちらは『激走戦隊カーレンジャー』に登場する信号繋がりのヒーロー。