「俺達輝いてたよな、兄貴ぃ!」
CV:早瀬俊行
概要
Quest37「ヤバイバ燃える」に登場したジャグリングが得意な関西弁のオルグ魔人。
大きな玉乗りボールのような顔を持ったピエロを思わせる外見をしている。
人間でジャグリングを行えるほど、手先は器用。武器はサーベル。
モチーフが近いためか、ヤバイバの弟分で馬が合い、以前より二人でオルグ界を席巻する夢を抱いていた。劇中ではツエツエを出し抜こうと2人で「チームサーカス」を結成し、手柄を立てようと動き出す。
戦闘でもヤバイバとは息の合ったコンビプレーを見せ、「ナイフジャグリング」等の連携技を繰り出してガオレンジャー達を苦戦させた。
なお、相方のヤバイバ同様に遊園地で着ぐるみを着て潜入していたのだが、どうやってあんなに大きい頭が収まっていたのかは不明(デカマスターと似たようなものなのだろうか)。
活躍
料理の腕に優れていたことからラセツに気に入られていたツエツエを出し抜いて手柄を立てようとするヤバイバとコンビを組み、折しも遊園地を訪れていたイエローとブルーとのコンビ対決を繰り広げる。そして風太郎を人質に取って優位に立つも、他のメンバーが合流して人質を救出されてしまったために形勢は逆転し、そのまま破邪百獣剣を受け倒される。
その後はヤバイバが無断で持ち出したツエツエの杖を使ってオルグシードを放ったことによって復活を遂げ巨大化。更にヤバイバ自身も駆けつけたツエツエの制止を振り切ってオルグシードで巨大化し、2人でガオキングを追い詰める。
しかし、ガオハンターの加勢によりまたも形勢が逆転し、敢え無く玉砕した。
一方、残されたヤバイバは絶体絶命のピンチに陥るも、シードの効果が切れたために等身大に戻ったため、無事窮地を脱したのだった。
余談
モチーフはジャグリングだが、他にピエロも含まれていると思われる。
声を演じる早瀬氏は今作がスーパー戦隊シリーズ、延いては特撮初出演となった。
本編でガオイエローとガオブルーと対峙した際には、2人をヤバイバと挟む様にしてナイフジャグリングを行い、2人の全身を滅多刺しにして苦しめた。ヤバイバがジャグリングオルグを肉体労働担当と言うだけあり、オルグの中でもそれなりの強さを持った敵であると考えられる。中でも衝撃的であったのは、人間をお手玉にしているシーンであろう。その投げ回す勢いは凄まじく、投げ回された人々も絶叫を上げていた。
もしガオイエローとガオブルーもお手玉にして投げ回されていたら、
「どーや!ワイのジャグリング見事やろ?楽しいか?楽しいやろ!」
と、風太郎の前で他の3人が助けに来るまで絶叫を上げながら激しく投げ回された可能性があり、プライドの高いイエローや、風太郎に兄貴ぶりたいブルーを心身共に激しく苦しめる事が出来たであろうとも考えられる。
関連タグ
百獣戦隊ガオレンジャー オルグ(百獣戦隊ガオレンジャー) オルグ魔人
ドーラトトイス:『恐竜戦隊ジュウレンジャー』に登場する、同じく他の幹部を出し抜こうとしたコメディリリーフ幹部の作戦に参加した戦隊怪人の先輩で、コミカルな印象やなかなかの強さを誇る点も共通。