概要
ジャグリングとは、ボールをはじめとする各種の小道具をさまざまに動かして操る曲芸の総称である。狭義には、いくつかのボールを放り投げては受け止めるトスジャグリングを指すことが多い。ジャグリングをする人を「ジャグラー」と呼ぶ。
日本の伝統的な遊びであるお手玉やけん玉もジャグリングの一種である。
ジャグリングは、単独のジャグラーが行うこともあれば、複数のジャグラーがチームを組んで行うこともある。
ジャグリングのいろいろ
- トスジャグリング
ボールやクラブなどの小物をいくつか宙に放り上げ、常に少なくとも一つが宙に浮いている状態を保ちつつ、受け止めたり再度放り上げたりするもの。お手玉もこれに含まれる。
上記のように、単にジャグリングと言った場合はこのトスジャグリングを指すことが多い。
- シガーボックス
シガーボックスと呼ばれる木箱を複数個使って操るもの。箱で他の箱を挟み抱えたり、素早く持ち替えたりといった技がある。
「中国独楽」もしくは「扯鈴(チェーレン)」とも呼ばれ、その名のように古代の中国が発祥である。日本にも平安時代に渡来している。
お椀を底で二つ繋げたような形の独楽を、糸の上でバランスを取りながら様々に操ったり放り投げたりする。独楽というが、地面に立てて回すことはまずない。
- デビルスティック
一本の大きい棒(センタースティック)を、両手に持った棒2本(ハンドスティック)で叩いて、回転させたり浮かせたりと操るもの。
- コンタクトジャグリング
ボールなどの道具を、手や腕、肩やその他の体の上を転がして操るもの。トスジャグリングとは異なり、体から道具を離さないのが特徴である。
関連タグ
リボルバー・オセロット:複数のリボルバー拳銃を用いたロシアンルーレットを行っている
ユーリ・ローウェル:剣士なのだが、まさにジャグリングのような我流の剣術を用いる。