プロフィール
馬名 | ニシノデイジー |
---|---|
欧字表記 | Nishino Daisy |
生年月日 | 2016年4月18日 |
性別 | 牡 |
毛色 | 鹿毛 |
父 | ハービンジャー |
母 | ニシノヒナギク |
母父 | アグネスタキオン |
生産 | 谷川牧場(北海道浦河町) |
馬主 | 西山茂行 |
調教師 | 高木登(美浦) |
主戦騎手 | 勝浦正樹、五十嵐雄祐など |
母ニシノヒナギクの血統を辿ると、祖母ニシノミライは西山牧場を代表する2頭のGⅠ馬であるセイウンスカイとニシノフラワーの間に生まれた産駒である。
戦歴
2018年(2歳)
2018年の7月8日に函館競馬場で行われた新馬戦で勝浦正樹を背にデビューするも2着。
続く7月21日の未勝利戦で初勝利。
9月1日に行われた札幌2歳ステークス(GⅢ)は6番人気ながら重賞初挑戦で初勝利。
続く東スポ杯2歳ステークス(GⅢ)も8番人気ながら重賞連勝を決める。
年末のホープフルステークス(GⅠ)では3番人気に推されたが、サートゥルナーリアとアドマイヤジャスタに先着を許して3着に終わった。
2019年(3歳)
年明けは弥生賞(GⅡ)から始動し1番人気に推されるもメイショウテンゲンの4着に敗れる。
皐月賞(GⅠ)は見せ場のないまま17着の惨敗に終わるも、続く日本ダービー(GⅠ)は13番人気ながら5着に食い込み、地力の高さを証明した。
ダービー終了後は放牧に出され、秋はセントライト記念(GⅡ)から始動。最後の直線で追い上げるも5着だった。
菊花賞(GⅠ)は鞍上をクリストフ・ルメールに代えて臨み、当日も2番人気に推されての出走となった。しかし伸び悩み9着に敗れた。
結局、5戦中3戦で掲示板(5着以内)を確保する形でクラシックを終えることとなった。
2020年(4歳)
古馬としての初戦にはアメリカジョッキークラブカップ(GⅡ)を選択。田辺裕信との新コンビで挑むが6着に終わった。
続く金鯱賞(GⅡ)でも4番人気ながら6着、目黒記念(GⅡ)では18着のブービーと振るわない。
ここで鞍上を勝浦に戻して函館記念(GⅢ)に出走するも13着に留まった。
夏の函館をもってデイジーは10連敗。2歳からコンスタントに走ってきたが陣営はここでリフレッシュを選択し、秋は出走を回避することとした。
2021年(5歳)
休養明け初戦は東京新聞杯(GⅢ)に出走。初のマイル戦ということもあって期待がかかっていたが、13着に終わる。
続く新潟大賞典(GⅢ)でも伸び悩み12着。
エプソムカップ(GⅢ)では新たに鞍上に「穴男」として知られる江田照男を迎え、かつて勝利した東スポ杯以来の1800mに挑むが、18着ブービーで惨敗を喫し、5ヶ月間の休養に入った。
11月の復帰戦はなんと霜月ステークス(OP、東京ダ1400m)。2018年に初重賞挑戦初制覇を果たした札幌2歳ステークス以降、常に重賞にのみ出走していたニシノデイジーだったが、ここでオープン特別にグレードを落とし、かつ初のダート戦、距離も過去最短となる1400m戦と、低迷の打破に向けて大きなカンフル剤が打たれたのである。鞍上も内田博幸が初騎乗となったが、見せ場なく11着に敗れた。
さらにもう1戦、距離を1800mに戻してのダート戦ベテルギウスステークス(L)も12着。
2022年(6歳)
ダートに見切りをつけて芝に戻ったが、1月の白富士ステークス(L、東京芝2000m)12着。
ここでニシノデイジーは障害競走への転向に向け調教が進められることとなった。
4ヶ月を経て障害デビューとなった5月28日の未勝利戦(新潟2890m)。五十嵐雄祐を背に好位先行でレースを進め、一旦は先頭に立つ。最後は捕まり3着も、ホープフルステークス以来3年5ヶ月振りに馬券内に食い込んだ。
そして障害2戦目の6月19日未勝利戦(東京3000m)、2着に3馬身差をつけ快勝。東スポ杯2歳ステークス以来、実に3年7ヶ月振りの勝ち鞍を挙げ、障害オープン入りを果たした。