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JRA賞

じぇいあーるえーしょう

JRA賞は、JRAが制定している中央競馬に関する年間表彰制度である。
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概要編集

中央競馬での活躍に関する表彰制度としては、1954年に競馬新聞を発行していたところが制定していた啓衆賞が始まりであり、1972年にそれを引き継ぐ形で中央競馬の機関紙(月刊誌)である「優駿」の主催で優駿賞となり、1987年にJRAが直接主催する形でJRA賞となった。

競走馬騎手調教師に対する表彰と、馬事文化の発展に顕著な功績があった個人・団体に対する馬事文化賞があり、毎年1月上旬に前年度の表彰が発表される。


競走馬部門編集

競走馬部門は現在、新聞・放送局の競馬担当記者による記名投票で選出され、1/3以上の得票で選出。(投票内容はJRA公式ページで公表されている)最高得票が1/3以下や1位票が同数の場合は有識者による審査委員会で決定される形になっている。なお、投票対象馬はJRA所属馬に限らず、地方競馬、外国競馬所属馬も対象となっている。

優駿賞として、事実上JRAが表彰するようになった、1972年以降の受賞馬は以下の通り。


年度代表馬編集

各部門賞選出馬から選ばれる。詳細は当該記事を参照


優駿賞時代

JRA賞時代




最優秀3歳/2歳牡馬編集

★は満票での選出(得票数が公開されている2000年以降)


優駿賞 最優秀3歳牡馬


グレード制導入、朝日杯3歳ステークス阪神3歳ステークスがG1に格付け

JRA賞 最優秀3歳牡馬


朝日杯3歳ステークスの競走条件を3歳牡馬・騸馬限定、阪神3歳ステークスを3歳牝馬限定に変更


JRA賞 最優秀2歳牡馬

馬齢表記変更に伴い朝日杯3歳ステークス朝日杯フューチュリティステークスに名称変更


朝日杯フューチュリティステークスの競走条件を2歳牡馬・牝馬に変更


ホープフルステークスがG1昇格





最優秀3歳/2歳牝馬編集

★は満票での選出(得票数が公開されている2000年以降)


優駿賞 最優秀3歳牝馬

グレード制導入、朝日杯3歳ステークス阪神3歳ステークスがG1に格付け

JRA賞 最優秀3歳牝馬


朝日杯3歳ステークスの競走条件を3歳牡馬・騸馬限定、阪神3歳ステークスを3歳牝馬限定に変更し「阪神3歳牝馬ステークス」に名称変更

JRA賞 最優秀2歳牝馬

馬齢表記変更に伴い阪神3歳牝馬ステークスを阪神ジュベナイルフィリーズに名称変更


朝日杯フューチュリティステークスに牝馬が出走可能に


ホープフルステークスがG1昇格




最優秀4歳/3歳牡馬編集

☆はクラシック三冠馬

★は満票での選出(得票数が公開されている2000年以降)


優駿賞 最優秀4歳牡馬


グレード制導入、皐月賞 東京優駿 菊花賞をG1に格付け

JRA賞 最優秀4歳牡馬


NHKマイルカップ新設

JRA賞 最優秀3歳牡馬






最優秀4歳/3歳牝馬編集

☆は牝馬三冠馬

★は満票での選出(得票数が公開されている2000年以降)


優駿賞 最優秀4歳牝馬


ビクトリアカップを廃止し、同条件でエリザベス女王杯を新設


グレード制導入、桜花賞優駿牝馬エリザベス女王杯をG1に格付け

JRA賞 最優秀4歳牝馬


エリザベス女王杯が古馬にも開放、4歳牝馬限定戦として秋華賞を新設

JRA賞 最優秀3歳牝馬





最優秀5歳/4歳以上牡馬編集

★は満票での選出(得票数が公開されている2000年以降)


優駿賞 最優秀5歳以上牡馬


ジャパンカップ新設


グレード制導入、天皇賞(春・秋)、宝塚記念ジャパンカップ有馬記念をG1に格付け

JRA賞 最優秀5歳以上牡馬

1987ニッポーテイオー6戦3勝天皇賞(秋) マイルチャンピオンシップ
1988タマモクロス7戦5勝天皇賞(春・秋) 宝塚記念
1989イナリワン8戦3勝天皇賞(春) 宝塚記念 有馬記念
1990オグリキャップ5戦2勝安田記念 有馬記念
1991メジロマックイーン7戦3勝天皇賞(春)
1992メジロパーマー7戦3勝宝塚記念 有馬記念
1993ヤマニンゼファー7戦3勝安田記念 天皇賞(秋)
1994ビワハヤヒデ5戦4勝天皇賞(春) 宝塚記念
1995サクラチトセオー7戦2勝天皇賞(秋)
1996サクラローレル5戦4勝天皇賞(春) 有馬記念
1997マーベラスサンデー4戦2勝宝塚記念
1998タイキシャトル5戦4勝安田記念 マイルチャンピオンシップ ジャック・ル・マロワ賞
1999エルコンドルパサー4戦2勝サンクルー大賞
2000テイエムオペラオー8戦8勝天皇賞(春・秋) 宝塚記念 ジャパンカップ 有馬記念
2001アグネスデジタル7戦4勝マイルチャンピオンシップ南部杯 天皇賞(秋) 香港カップ
2002マンハッタンカフェ3戦1勝天皇賞(春)
2003シンボリクリスエス4戦2勝天皇賞(秋) 有馬記念
2004ゼンノロブロイ7戦3勝天皇賞(秋) ジャパンカップ 有馬記念
2005ハーツクライ6戦1勝有馬記念
2006ディープインパクト6戦5勝天皇賞(春) 宝塚記念 ジャパンカップ 有馬記念
2007アドマイヤムーン6戦4勝ドバイデューティーフリー 宝塚記念 ジャパンカップ
2008スクリーンヒーロー6戦3勝ジャパンカップ
2009ドリームジャーニー8戦3勝宝塚記念 有馬記念
2010ナカヤマフェスタ5戦2勝宝塚記念
2011ヴィクトワールピサ4戦2勝ドバイワールドカップ
2012オルフェーヴル6戦2勝宝塚記念
2013オルフェーヴル4戦3勝有馬記念
2014ジャスタウェイ6戦3勝ドバイデューティーフリー 安田記念
2015ラブリーデイ10戦6勝宝塚記念 天皇賞(秋)
2016キタサンブラック6戦3勝天皇賞(春) ジャパンカップ

大阪杯がG1昇格





最優秀5歳/4歳以上牝馬編集

★は満票での選出(得票数が公開されている2000年以降)


優駿賞 最優秀5歳以上牝馬

馬名当年成績当年の主な勝鞍
1972ジョセツ6戦2勝
1973該当馬なし
1974該当馬なし
1975イットー8戦3勝
1976該当馬なし
1977該当馬なし
1978インターグロリア7戦3勝
1979サニーフラワー6戦4勝
1980プリティキャスト12戦3勝天皇賞(秋)
1981ラフオンテース13戦4勝
1982スイートネイティブ6戦4勝
1983ミスラディカル10戦2勝

グレード制導入

JRA賞 最優秀5歳以上牝馬


エリザベス女王杯が古馬開放

JRA賞 最優秀4歳以上牝馬


ヴィクトリアマイル新設





スプリンター賞/最優秀スプリンター/最優秀短距離馬(廃止)編集

短距離競走における最優秀馬を決めるもので、1992年までは「最優秀スプリンター」とされ、1993年から「最優秀短距離馬]に変更されいる。2008年から1600m以下の成績を元にすると明確な基準が設けられた。

なお、2023年からは、現行の国内外の競馬の競走体系に合わせることや受賞機会の増加などを目的として、1400m以下の競走成績を基に選出される「最優秀スプリンター」と、1600

~1400mの競走成績を基に選出される「最優秀マイラー」の2つに分割する形で廃止された。


★は満票での選出(得票数が公開されている2000年以降)


優駿賞 スプリンター賞

馬名当年成績当年の主な勝鞍
1981サクラシンゲキ8戦3勝

優駿賞 最優秀スプリンター

1982該当馬なし
1983ニホンピロウイナー10戦5勝

グレード制導入、安田記念をG1に格付け、マイルチャンピオンシップ新設

JRA賞 最優秀スプリンター


スプリンターズステークスがG1昇格

JRA賞 最優秀短距離馬


高松宮杯が1200mに変更の上G1昇格


高松宮杯高松宮記念に名称変更

1998タイキシャトル5戦4勝安田記念 マイルチャンピオンシップ ジャック・ル・マロワ賞
1999エアジハード5戦2勝安田記念 マイルチャンピオンシップ
2000ダイタクヤマト8戦3勝スプリンターズステークス
2001トロットスター5戦3勝高松宮記念 スプリンターズステークス
2002アドマイヤコジーン7戦3勝安田記念
2003デュランダル5戦3勝スプリンターズステークス マイルチャンピオンシップ
2004デュランダル4戦1勝マイルチャンピオンシップ
2005ハットトリック8戦4勝マイルチャンピオンシップ 香港マイル
2006ダイワメジャー8戦4勝天皇賞(秋) マイルチャンピオンシップ
2007ダイワメジャー7戦2勝安田記念 マイルチャンピオンシップ
2008スリープレスナイト6戦5勝スプリンターズステークス
2009ローレルゲレイロ7戦2勝高松宮記念 スプリンターズステークス
2010キンシャサノキセキ5戦3勝スプリンターズステークス
2011カレンチャン7戦5勝スプリンターズステークス
2012ロードカナロア6戦3勝スプリンターズステークス 香港スプリント
2013ロードカナロア6戦5勝高松宮記念 安田記念 スプリンターズステークス 香港スプリント
2014スノードラゴン8戦2勝スプリンターズステークス
2015モーリス6戦6勝安田記念 マイルチャンピオンシップ 香港マイル
2016ミッキーアイル5戦2勝マイルチャンピオンシップ
2017レッドファルクス5戦2勝スプリンターズステークス
2018ファインニードル6戦4勝高松宮記念 スプリンターズステークス
2019インディチャンプ6戦4勝安田記念 マイルチャンピオンシップ
2020グランアレグリア4戦3勝安田記念 スプリンターズステークス マイルチャンピオンシップ
2021グランアレグリア5戦2勝ヴィクトリアマイル マイルチャンピオンシップ
2022セリフォス4戦2勝マイルチャンピオンシップ




最優秀スプリンター編集

2023年、「最優秀短距離馬」を分割する形で1400m以下の成績を元に選出。


馬名当年成績当年の主な勝鞍
2023ママコチャ5戦2勝スプリンターズステークス



最優秀マイラー編集

2023年、「最優秀短距離馬]を分割する形で1600~1400mの成績を元に選出。


馬名当年成績当年の主な勝鞍
2023ソングライン5戦2勝ヴィクトリアマイル 安田記念


最優秀ダートホース編集

ダートでの結果を下に選出される


★は満票での選出


優駿賞最優秀ダートホース

馬名当年成績(ダートのみ)当年の主な勝鞍
1984アンドレアモン5戦2勝
1985アンドレアモン5戦4勝
1986ライフタテヤマ3戦3勝

JRA賞最優秀ダートホース

1987該当馬なし
1988該当馬なし
1989ダイナレター6戦5勝
1990カリブソング6戦4勝
1991ナリタハヤブサ8戦2勝
1992該当馬なし
1993メイショウホムラ7戦5勝
1994フジノマッケンオー3戦3勝

中央と地方の交流競走が開始


フェブラリーステークスがG1昇格 地方のダートグレード競走の格付けを実施

1997該当馬なし
1998ウイングアロー12戦7勝
1999該当馬なし

ジャパンカップダート新設


ジャパンカップダートが東京から阪神に変更


ジャパンカップダートが阪神から中京に変更し、チャンピオンズカップに改称



最優秀障害馬編集


障害競走の成績を元に選出

★は満票での選出

当年成績は障害戦のみの成績


優駿賞 最優秀障害馬

馬名当年成績当年の主な勝鞍
1972ムーテイイチ13戦6勝
1973該当馬なし
1974グランドマーチス14戦9勝
1975グランドマーチス8戦7勝
1976サクラオンリー4戦2勝
1977バローネターフ7戦5勝
1978バローネターフ4戦3勝
1979バローネターフ2戦2勝
1980オキノサコン10戦4勝
1981テキサスワイポン9戦3勝
1982キングスポイント6戦6勝
1983オキノサキガケ9戦4勝
1984メジロアンタレス12戦3勝
1985オンワードボルガ12戦7勝
1986ハッピールイス10戦3勝

JRA賞 最優秀障害馬


障害グレード制導入、中山大障害が秋のみとなりG1格付け、中山グランドジャンプ新設




最優秀父内国産馬(廃止)編集


父親が内国産(日本生まれ)の競走馬対象。

日本の馬産は長年、輸入種牡馬頼りで内国産種牡馬はたとえ現役時代の成績が優秀でも冷遇され続けていたため、内国産種牡馬の支援の意味を含めて制定されていた。

2007年を最後に廃止。


優駿賞 最優秀父内国産馬


JRA賞 最優秀父内国産馬

1987ミホシンザン3戦3勝 天皇賞(春)シンザン
1988タマモクロス7戦5勝 天皇賞(春秋) 宝塚記念シービークロス
1989バンブービギン8戦5勝 菊花賞バンブーアトラス
1990ヤエノムテキ8戦1勝 天皇賞(秋)ヤマニンスキー
1991トウカイテイオー4戦4勝 皐月賞 東京優駿シンボリルドルフ
1992メジロパーマー7戦3勝 宝塚記念 有馬記念メジロイーグル
1993ヤマニンゼファー7戦3勝 安田記念 天皇賞(秋)ニホンピロウイナー
1994ネーハイシーザー7戦6勝 天皇賞(秋)サクラトウコウ
1995フジヤマケンザン7戦4勝ラッキーキャスト
1996フラワーパーク8戦4勝 高松宮杯 スプリンターズステークスニホンピロウイナー
1997メジロドーベル6戦3勝 優駿牝馬 秋華賞メジロライアン
1998メジロブライト7戦3勝 天皇賞(春)メジロライアン
1999エアジハード5戦2勝 安田記念 マイルチャンピオンシップサクラユタカオー
2000ダイタクヤマト8戦3勝 スプリンターズステークスダイタクヘリオス
2001該当馬なし
2002トウカイポイント10戦2勝 マイルチャンピオンシップトウカイテイオー
2003ヒシミラクル5戦2勝 天皇賞(春) 宝塚記念サッカーボーイ
2004デルタブルース11戦4勝 菊花賞ダンスインザダーク
2005シーザリオ5戦4勝 優駿牝馬 アメリカンオークススペシャルウィーク
2006カワカミプリンセス6戦5勝 優駿牝馬 秋華賞キングヘイロー
2007ダイワスカーレット7戦4勝 桜花賞 秋華賞 エリザベス女王杯アグネスタキオン


最優秀アラブ(廃止)編集


アラブ系(アングロアラブ)競走馬対象。

1995年一杯でアラブ系限定競走が廃止されたことから当年限りで廃止された


優駿賞 最優秀アラブ

馬名当年成績当年の主な勝鞍
1972ジャズ13戦4勝重賞3勝
1973イナリトウザイ8戦6勝
1974アイズムサシ12戦6勝重賞1勝
1975トクノハルオー15戦6勝重賞2勝
1976トクノハルオー15戦7勝重賞3勝
1977ミサキシンボリ18戦5勝重賞1勝
1978リョクシュ18戦8勝重賞2勝
1979パークボーイ18戦8勝重賞3勝
1980ホクトチハル10戦7勝重賞5勝
1981ライトオスカー13戦4勝重賞2勝
1982ハイロータリー12戦9勝重賞1勝
1983ウルフケイアイ6戦6勝
1984ウルフケイアイ8戦4勝重賞2勝
1985ウルフケイアイ4戦1勝重賞1勝
タイムパワー8戦3勝重賞1勝
1986ミトモスイセイ7戦6勝重賞1勝

JRA賞 最優秀アラブ

1987アキヒロホマレ7戦6勝
1988アキヒロホマレ6戦6勝重賞2勝
1989アキヒロホマレ10戦6勝重賞1勝
1990該当馬なし
1991アフェクトダンサー9戦7勝
1992マリンワン7戦6勝
1993シゲルホームラン11戦6勝重賞1勝
1994該当馬なし
1995ムーンリットガール8戦4勝


調教師部門編集

年間成績から自動的に選出される タイトルとして正式に制定された1987年以降


最多勝利調教師最高勝率調教師最多賞金獲得調教師優秀技術調教師
1987伊藤雄二伊藤雄二伊藤雄二該当者なし
1988田中良平坪正直小原伊佐美中村均
1989小林稔渡辺栄小林稔松山康久
1990橋口弘次郎加藤修甫奥平真司橋口弘次郎
1991渡辺栄藤沢和雄伊藤雄二渡辺栄
1992小林稔小林稔戸山為夫小林稔
1993藤沢和雄伊藤雄二伊藤雄二藤沢和雄
1994松山康久森秀行大久保正陽森秀行
1995藤沢和雄伊藤雄二藤沢和雄藤沢和雄
1996藤沢和雄藤沢和雄藤沢和雄藤沢和雄
1997藤沢和雄藤沢和雄藤沢和雄藤沢和雄
1998藤沢和雄伊藤雄二藤沢和雄藤沢和雄
1999藤沢和雄藤沢和雄白井寿昭藤沢和雄
2000藤沢和雄伊藤雄二岩本市三藤沢和雄
2001森秀行藤沢和雄藤沢和雄森秀行
2002藤沢和雄伊藤雄二藤沢和雄藤沢和雄
2003藤沢和雄藤沢和雄藤沢和雄森秀行
2004藤沢和雄藤沢和雄藤沢和雄音無秀孝
2005瀬戸口勉伊藤雄二角居勝彦藤沢和雄
2006森秀行池江泰寿松田博資森秀行
2007藤沢和雄藤原英昭松田博資松田博資
2008池江泰寿藤原英昭角居勝彦池江泰寿
2009藤沢和雄藤沢和雄音無秀孝角居勝彦
2010音無秀孝池江泰寿角居勝彦角居勝彦
2011角居勝彦堀宣行池江泰寿角居勝彦
2012角居勝彦須貝尚介池江泰寿須貝尚介
2013角居勝彦藤原英昭角居勝彦角居勝彦
2014矢作芳人藤沢和雄角居勝彦角居勝彦
2015堀宣行堀宣行池江泰寿松永幹夫
2016矢作芳人堀宣行堀宣行堀宣行
2017池江泰寿中内田充正池江泰寿堀宣行
2018藤原英昭木村哲也友道康夫木村哲也
2019安田隆行中内田充正矢作芳人中内田充正
2020矢作芳人友道康夫矢作芳人矢作芳人
2021矢作芳人中内田充正矢作芳人矢作芳人
2022矢作芳人中内田充正矢作芳人木村哲也
2023杉山晴紀木村哲也矢作芳人木村哲也


優秀技術調教師:勝率、1馬房あたりの勝利度数・獲得賞金・出走回数の得点により決定





騎手部門編集

年間成績から自動的に選出される

タイトルとして制定された1987年以降


最多勝利騎手最高勝率騎手最多賞金獲得騎手騎手大賞MVJ
1987岡部幸雄岡部幸雄岡部幸雄該当者なし未制定
1988柴田政人岡部幸雄南井克巳該当者なし未制定
1989武豊岡部幸雄武豊該当者なし未制定
1990武豊岡部幸雄武豊該当者なし未制定
1991岡部幸雄岡部幸雄岡部幸雄岡部幸雄未制定
1992武豊岡部幸雄岡部幸雄該当者なし未制定
1993武豊岡部幸雄武豊該当者なし未制定
1994武豊武豊岡部幸雄該当者なし未制定
1995武豊岡部幸雄武豊該当者なし未制定
1996武豊岡部幸雄武豊該当者なし未制定
1997武豊武豊武豊武豊未制定
1998武豊武豊武豊武豊未制定
1999武豊武豊武豊武豊未制定
2000武豊武豊武豊武豊未制定
2001蛯名正義ケント・デザーモ蛯名正義該当者なし未制定
2002武豊武豊武豊武豊未制定
2003武豊武豊武豊武豊未制定
2004武豊武豊武豊武豊未制定
2005武豊武豊武豊武豊未制定
2006武豊武豊武豊武豊未制定
2007武豊安藤勝己武豊該当者なし未制定
2008武豊武豊岩田康誠該当者なし未制定
2009内田博幸安藤勝己武豊該当者なし未制定
2010内田博幸横山典弘蛯名正義該当者なし未制定
2011岩田康誠福永祐一岩田康誠該当者なし未制定
2012岩田康誠横山典弘岩田康誠該当者なし未制定
2013福永祐一川田将雅福永祐一該当者なし福永祐一
2014戸崎圭太川田将雅岩田康誠該当者なし戸崎圭太
2015戸崎圭太クリストフ・ルメールミルコ・デムーロ該当者なし戸崎圭太
2016戸崎圭太クリストフ・ルメールクリストフ・ルメール該当者なし戸崎圭太
2017クリストフ・ルメールミルコ・デムーロクリストフ・ルメール該当者なしクリストフ・ルメール
2018クリストフ・ルメールクリストフ・ルメールクリストフ・ルメールクリストフ・ルメールクリストフ・ルメール
2019クリストフ・ルメール川田将雅クリストフ・ルメール該当者なしクリストフ・ルメール
2020クリストフ・ルメール川田将雅クリストフ・ルメール該当者なしクリストフ・ルメール
2021クリストフ・ルメール川田将雅クリストフ・ルメール該当者なしクリストフ・ルメール
2022川田将雅川田将雅川田将雅川田将雅戸崎圭太
2023クリストフ・ルメール川田将雅クリストフ・ルメール該当者なし松山弘平

最多勝利障害騎手最多勝利新人騎手
1987該当者なし武豊
1988臼井武岡潤一郎
1989星野忍角田晃一
1990星野忍該当者なし
1991押田年郎藤田伸二
1992北村卓士上村洋行
1993中竹和也該当者なし
1994北村卓士該当者なし
1995田中剛該当者なし
1996北村卓士福永祐一
1997林満明武幸四郎
1998田中剛池添謙一
1999熊沢重文北村宏司
2000熊沢重文該当者なし
2001田中剛該当者なし
2002熊沢重文該当者なし
2003嘉堂信雄該当者なし
2004熊沢重文藤岡佑介
2005横山義行該当者なし
2006西谷誠該当者なし
2007西谷誠該当者なし
2008西谷誠三浦皇成
2009五十嵐雄祐松山弘平
2010五十嵐雄祐高倉陵
2011該当者なし該当者なし
2012北沢伸也該当者なし
2013高田潤該当者なし
2014北沢伸也松若風馬
2015五十嵐雄祐鮫島克駿
2016石神深一木幡拓也
2017石神深一該当者なし
2018五十嵐雄祐該当者なし
2019森一馬斎藤新
2020森一馬該当者なし
2021森一馬小沢大仁
2022石神深一今村聖奈
2023石神深一田口貫太

最多勝利障害騎手:10勝以上が条件

最多勝利新人騎手:その年に初めて騎手免許を取得して30勝以上が条件

騎手大賞:最多勝利騎手、最高勝率騎手、最多賞金獲得騎手を受賞した際に同時に表彰

MJV(Most Valuable Jockey):中央・地方・海外の指定レースを合わせた成績を勝利度数、勝率、獲得賞金、年間騎乗回数の4項目の順位をポイント化して表彰。2013年に新設。





特別賞編集

特別に表彰すべき対象が存在する場合に臨時に設けられるもので、競走馬に対しては特筆すべき成績を上げたものの各部門賞から漏れたものが対象になることが多く、表彰されない年も多い。人物に対しては特筆すべき記録を達成したときに表彰される。


競走馬対象編集

馬名当年成績当年の主な勝鞍選考理由

優駿賞 大衆賞

1973ハイセイコー8戦4勝皐月賞アイドルホースとしてクラシック戦線で活躍

優駿賞 マスコミ賞

1978テンポイント1戦0勝競走中の故障から死亡までの報道に対し

優駿賞 ドリーム賞

1982モンテプリンス5戦3勝天皇賞(春)無冠の帝王を返上する八大競走勝利

優駿賞 特別賞

1983アンバーシャダイ6戦2勝天皇賞(春)5度目で天皇賞制覇

JRA賞 特別賞

1989オグリキャップ6戦3勝マイルチャンピオンシップマイルチャンピオンシップレコード勝ちの翌週にジャパンカップで世界レコードと同タイムの2着
1993トウカイテイオー1戦1勝有馬記念前年の有馬記念以来の出走で有馬記念制覇
1995ライスシャワー4戦1勝天皇賞(春)天皇賞(春)での復活勝利と宝塚記念の故障
1998サイレンススズカ7戦6勝宝塚記念天皇賞(秋)で故障するまで圧倒的な逃げ切りによる6連勝
1999グラスワンダー5戦4勝宝塚記念 有馬記念春秋グランプリ制覇
1999スペシャルウィーク8戦5勝天皇賞(春・秋)天皇賞春秋連覇
2001ステイゴールド7戦3勝香港ヴァーズ日本産馬初の海外G1制覇
2004コスモバルク8戦3勝地方所属(北海道)ながら中央G1で活躍
2007ウオッカ8戦3勝東京優駿64年ぶり牝馬の東京優駿制覇
2007メイショウサムソン6戦3勝天皇賞(春・秋)天皇賞春秋連覇
2009カンパニー7戦4勝天皇賞(秋) マイルチャンピオンシップ史上初の8歳馬の平地GI制覇
2016モーリス5戦3勝チャンピオンズマイル 天皇賞(秋) 香港カップ香港GI2勝
2020クロノジェネシス5戦3勝宝塚記念 有馬記念春秋グランプリ制覇
2023ウシュバテソーロ5戦4勝川崎記念 ドバイワールドカップ 東京大賞典ダート開催のドバイWCを日本馬で初勝利(該当年JRA未出走)


人物対象編集

受賞者選考理由
1994南井克巳騎手中央競馬史上初の年間G1 5勝
2007武豊騎手中央競馬初の3000勝達成
2013武豊騎手中央競馬初の3500勝達成 史上初のGI100勝達成 東京優駿5勝目を達成
2016熊沢重文騎手長年に渡る平地障害双方での活躍 2016年時点で中央平地791勝 障害215勝で通算1000勝達成
2018武豊騎手中央競馬初の4000勝達成
2020藤沢和雄調教師史上2人目のJRA通算1500勝達成
2022柴田善臣騎手中央競馬現役騎手として初めて黄綬褒章を受賞。また11月5日にJRA最年長勝利記録を更新する56歳3ヶ月7日での勝利を達成



馬事文化賞編集

文学・評論・美術・映画・音楽などの文化活動を通じて、馬事文化の発展に顕著な功績のあった個人・団体を表彰。また馬事文化活動に概ね30年以上携わっている者で、その振興・発展に顕著な貢献があったと認められる人物・団体を表彰する功労賞が年によっては表彰される。出版物に対して表彰されることが多いが、テレビ番組、映画、馬事活動を行う団体の活動内容そのものに対して表彰された例もある。

また、JRA理事長が特に必要と見とため時に授与される「特別賞」、長年に渡り馬事文化の普及発展に貢献した人物・団体を表彰する「功労賞」も設けられている。


過去の主な受賞者および受章内容は以下の通り

受賞者受章内容備考
1987宮本輝小説「優駿」制定初年
1990白井透「ファミリーテーブル」
1990山野浩一「サラブレットの誕生」
1993戸山為夫「鍛えて最強馬をつくる-ミホノブルボンはなぜ名馬になれたのか」
1994京都府警察本部地域部「平安騎馬隊ユニークな活動で人々の親しみを得る
1996岩手県競馬組合「馬の彫刻コンクール」の開催と作品展示
2002週刊Gallop編集部週刊100名馬
2005NHKスポーツ報道センター及びNHK大津放送局NHKスペシャル ディープインパクト~無敗の3冠馬はこうして生まれた~初のテレビ番組に対する受賞
2010NHK・NHKエンタープライズ土曜ドラマ「チャンス」JRAとホッカイドウ競馬が全面協賛し、内田博幸柴田善臣田中勝春が本人役で出演、また杉本清がレース実況を担当
2012功労賞法華津寛馬術競技選手71歳でロンドンオリンピック出場
2018矢野吉彦競馬と鉄道 あの"競馬場駅"は、こうしてできた著者は元文化放送アナウンサー
2018功労賞原良馬競馬評論家

ウマ娘とJRA賞編集

名馬たちを擬人化したウマ娘プリティーダービーに出てくるウマ娘たちの多くは、前身の優駿賞を含めて、JRA賞受賞歴のある娘たちが多かったりする。


ウマ娘名現役期間受賞歴
スペシャルウィーク97~9999特別
サイレンススズカ97~9898特別
トウカイテイオー90~9491年度 91四牡 91父内 93特別
マルゼンスキー76~7776三牡
フジキセキ94~9594三牡
オグリキャップ87~88(笠松) 88~90(中央)88四牡 89特別 90年度 90古牡
ゴールドシップ11~1512三牡
ウオッカ06~1006二牝 07特別 08年度 08古牝 09年度 09古牝
ダイワスカーレット06~0907三牝 07父内
タイキシャトル97~9897短距離 98年度 98古牡 98短距離
グラスワンダー97~0097三牡 99特別
ヒシアマゾン93~9693三牝 94四牝 95古牝
メジロマックイーン90~9391古牡
エルコンドルパサー97~9998四牡 99年度 99古牡
テイエムオペラオー98~0199四牡 00年度 00古牡
ナリタブライアン93~9693三牡 94年度 94四牡
シンボリルドルフ83~8684年度 84四牡 85年度 85古牡
エアグルーヴ95~9897年度 97古牝
アグネスデジタル99~0301四牡
セイウンスカイ98~01
タマモクロス87~8888年度 88古牡 88父内
ファインモーション01~0402三牝
ビワハヤヒデ92~9493年度 93四牡 94古牡
マヤノトップガン95~9795年度 95四牡
マンハッタンカフェ01~0202古牡
ミホノブルボン91~9291三牡 92年度 92四牡
メジロライアン89~92
ヒシアケボノ94~9795短距離
ユキノビジン92(岩手) 93(中央)
ライスシャワー91~9595特別
アイネスフウジン89~9089三牡 90四牡
アグネスタキオン00~01
アドマイヤベガ98~99
イナリワン86~88(大井) 89~90(中央)89年度 89古牡
ウイニングチケット92~94
エアシャカール99~0200四牡
エイシンフラッシュ09~13
カレンチャン09~1211短距離 12古牝
カワカミプリンセス06~0906三牝 06父内
ゴールドシチー86~8986三牡
サクラバクシンオー92~9494短距離
シーキングザパール94~99
シンコウウインディ96~99
スイープトウショウ03~0705古牝
スーパークリーク87~90
スマートファルコン07~12
ゼンノロブロイ03~0504年度 04古牡
トーセンジョーダン08~14
ナカヤマフェスタ08~1110古牡
ナリタタイシン92~95
ニシノフラワー91~9391三牝 92四牝 92短距離
ハルウララ98~04(高知)
バンブーメモリー87~9189短距離 90短距離
ビコーペガサス93~98
マーベラスサンデー95~9797古牡
マチカネフクキタル96~00
ミスターシービー82~8583年度 83四牡
メイショウドトウ99~01
メジロドーベル96~9996三牝 97四牝 97父内 98古牝 99古牝
ナイスネイチャ90~96
キングヘイロー97~00
マチカネタンホイザ91~95
イクノディクタス89~9392古牝
メジロパーマー89~94
ダイタクヘリオス89~92
ツインターボ91~95(中央) 95~96(上山)
サトノダイヤモンド15~1816三牡
キタサンブラック15~1716年度 16古牡 17年度 17古牡
サクラチヨノオー87~89
シリウスシンボリ84~88
メジロアルダン88~91
ヤエノムテキ88~9090父内
ツルマルツヨシ97~01
メジロブライト96~0098父内
デアリングタクト19~2220三牝
サクラローレル94~9796年度 96古牡
ナリタトップロード98~02
ヤマニンゼファー91~9393古牡 93短距離 93父内
フリオーソ06~12(船橋)
トランセンド09~1211ダート
エスポワールシチー08~1309ダート 10ダート
ノースフライト93~9494古牝
シンボリクリスエス01~0302年度 02三牡 03年度 03古牡
タニノギムレット01~02
ダイイチルビー90~9191古牝 91短距離
メジロラモーヌ85~8685三牝 86四牝
アストンマーチャン06~08
サトノクラウン14~18
シュヴァルグラン14~19
ヴィルシーナ11~14
ヴィブロス15~1917古牝
ダンツフレーム00~03(中央) 04(荒尾) 04~05(浦和)
ケイエスミラクル91
ジャングルポケット00~0201年度 01三牡
ビリーヴ00~0303古牝
ノーリーズン02~04
スティルインラブ02~0503三牝
コパノリッキー12~1815ダート
ホツコータルマエ11~1714ダート
ワンダーアキュート08~16
サムソンビッグ93~97
サウンズオブアース13~18
ロイスアンドロイス92~96
カツラギエース82~8484古牡
ネオユニヴァース02~0403三牡
ヒシミラクル01~0503父内
タップダンスシチー00~05
ドゥラメンテ14~1615三牡
ラインクラフト04~06
シーザリオ04~0505三牝 05父内
エアメサイア04~06
デアリングハート04~08
ブエナビスタ08~1208二牝 09三牝 10古牝 10年度 11古牝
オルフェーヴル10~1311年度 11三牡 12古牡 13古牡
ジェンティルドンナ11~1412年度 12三牝 13古牝 14年度 14古牝
ウインバリアシオン10~15
ドリームジャーニー06~1106二牡 09古牡
カルストンライトオ00~05
デュランダル01~0503短距離 04短距離


凡例

年度:年度代表馬

二牡:最優秀2歳牡馬

二牝:最優秀2歳牝馬

三牡:最優秀3歳牡馬

三牝:最優秀3歳牝馬

四牡:最優秀4歳牡馬

四牝:最優秀4歳牝馬

古牡:最優秀4歳以上牡馬/最優秀5歳以上牡馬

古牝:最優秀4歳以上牝馬/最優秀5歳以上牝馬

短距離:最優秀スプリンター(~92年)/最優秀短距離馬(93~22年)

ダート:最優秀ダートホース

障害:最優秀障害馬

スプ:最優秀スプリンター(23年~)

マイ:最優秀マイラー

父内:最優秀父内国産馬

特別:特別賞


補足

・86年までは「優駿賞」

・馬齢表記は2000年までは数え年、2001年以降は満年齢 各部門賞も変更されている

・最優秀父内国産馬(父が日本生まれ)は2007年を最後に廃止

・最優秀短距離馬は92年までは最優秀スプリンター、23年から最優秀マイラーと最優秀スプリンターに分割



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