来歴
競馬とは縁のない鳥取で育った角田は、父の勧めで競馬学校へ進学し、1989年に騎手デビュー。同期生には田中勝春や佐藤哲三等がいる。
シスタートウショウに騎乗した1991年の桜花賞でGⅠ初勝利。
1995年にはヒシアケボノでスプリンターズステークスを勝利。「ヒシ」の冠名を持つ阿部雅一郎からの信頼を得て、後に騎乗したヒシミラクルでGⅠ3勝を挙げた。
2001年にはジャングルポケットで悲願の日本ダービー制覇を果たした。
2010年に調教師試験に合格したことにより、同年2月28日を以て騎手を引退。GⅠ10勝の成績を残した。
騎手引退後、1年の準備期間を経て2011年より厩舎を開業。
長男の角田大和は晃一がダービーを優勝した2001年に生まれ、2021年に父の下で騎手デビュー。次男の角田大河も2022年に騎手免許を取得し、石橋守厩舎でデビュー。2022年3月5日の阪神1Rに初騎乗にして初勝利を挙げ、続く2Rも勝利した。新人騎手のデビュー2連勝は、栗田伸一(シンザンの主戦騎手栗田勝の息子)と福永祐一に次いで史上3人目。
ちなみに2人とも「角田大」で始まるため、大和は「角田和」、大河は「角田河」と表記される。(同様の例が柴田政見・柴田政人兄弟で「柴田見」「柴田人」と表記された)
主な騎乗馬
’91桜花賞
’94安田記念、’94マイルチャンピオンシップ
’94朝日杯3歳ステークス
’95阪神3歳牝馬ステークス
’95スプリンターズステークス
’01日本ダービー
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第68回日本ダービー