概要
関西の3歳馬(現在の表記で2歳馬)の頂上決戦として行われていた阪神3歳ステークスを、1991年より牝馬限定戦へと変更して、「阪神3歳牝馬ステークス」に改称。
2001年に馬齢表記が変更されたことに伴い、「阪神ジュベナイルフィリーズ」へと改称された。
この記事では、1991年から2000年までの優勝馬について解説する。なお、本競走優勝馬は例外なくすべてJRA賞最優秀3歳牝馬(現・最優秀2歳牝馬)を受賞している。
歴代優勝馬
※回次は阪神3歳ステークスより引き継がれる。
回次 | 施行年 | 優勝馬 | 騎手 | 備考 |
---|---|---|---|---|
平成 | 牝馬限定戦・阪神3歳牝馬ステークスに改称 | |||
第43回 | 1991年 | ニシノフラワー | 佐藤正雄 | 鞍上の佐藤唯一のGⅠ勝利。1992年桜花賞・スプリンターズS優勝。 |
第44回 | 1992年 | スエヒロジョウオー | 田面木博公 | スエヒロコマンダーの母。 |
第45回 | 1993年 | ヒシアマゾン | 中舘英二 | レコードタイム1.35.9。初の外国産馬優勝。1994年エリザベス女王杯優勝。 |
第46回 | 1994年 | ヤマニンパラダイス | 武豊 | レコードタイム1.34.7。 |
第47回 | 1995年 | ビワハイジ | 角田晃一 | 2着エアグルーヴ。ブエナビスタ・ジョワドヴィーヴルの母。 |
第48回 | 1996年 | メジロドーベル | 吉田豊 | レコードタイム1.34.6。1997年優駿牝馬・秋華賞優勝、1998年~1999年エリザベス女王杯連覇。 |
第49回 | 1997年 | アインブライド | 古川吉洋 | 現在まで鞍上の古川唯一のGⅠ勝利。 |
第50回 | 1998年 | スティンガー | 横山典弘 | 連闘によるGⅠ勝ち。 |
第51回 | 1999年 | ヤマカツスズラン | M.キネーン | |
第52回 | 2000年 | テイエムオーシャン | 本田優 | 2001年桜花賞・秋華賞優勝。なお、馬齢改正のあおりで最優秀3歳牝馬を唯一2回受賞した馬である。 |
関連タグ
阪神3歳ステークス→阪神3歳牝馬ステークス→阪神ジュベナイルフィリーズ