1945年10月5日生まれ、宮崎県北諸県郡三股町出身。実家はサラブレッドを生産・育成する牧場。
1968年、地元の九州産業大学を卒業後、佐賀競馬で騎手見習いとなる。
1969年、騎手となるが減量や怪我に苦労し、一年ほどで引退。
1971年3月、兄の伝手でJRAの吉永猛厩舎（栗東トレーニングセンター）で厩務員となる。同年中に調教助手となる。
1977年、松井麻之助厩舎へ移籍。
1981年、フランスへ研修へ行く。
1982年、技術調教師としての研鑽を経て、栗東トレーニングセンターに調教師として厩舎開業。
1984年、カルストンダンサーで重賞初制覇。
1994年、ツルマルガールで朝日チャレンジカップを制覇。
2003年、ダンスインザダークの産駒、ザッツザプレンティで菊花賞親子制覇。
2004年、ツルマルガールの産駒ツルマルボーイで安田記念制覇。
2014年、東京優駿はこれまで4回2着だったが、ワンアンドオンリーで初制覇。
2016年、調教師引退。優れた実績が評価され、JRA殿堂入りを果たした。
GⅠ・JpnⅠ制覇を13回達成しているがGⅠや重賞での2着も多く、東京優駿2着４回（ダンスインザダーク・ハーツクライ・リーチザクラウン・ローズキングダム）、さらにツルマルボーイ・ローズバド・ロサードなどGⅠや重賞で2着が多い管理馬がいる。
大崎昭一、安藤勝己、小牧太、上村洋行などが大変だった時期、騎乗機会を与え続けた人情家である。
