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ピクシブ百科事典

目次[非表示]
  1. 競馬場の施設。表彰式や口取り写真撮影などを行う場所
  2. 1986年生まれの日本の競走馬89世代)。平成元年のダービー馬。本項で解説。
  3. ウイナーズサークルへようこそ甲斐谷忍による競馬漫画


ウィナーズサークル(競走馬)

生年月日1986年4月10日
英字表記Winner's Circle
性別
毛色芦毛
シーホーク
クリノアイバー
母の父グレートオンワード
競走成績11戦3勝


ウィナーズサークル


馬主は栗山博。美浦松山康久厩舎。
ダービー馬としては初の芦毛、茨城県産。福島デビューも希少。
一方で、この世代は一つ上のオグリキャップ世代が強く、下のメジロマックイーンらの世代もこの平成元年世代より強いため「谷間の世代」と言われがち。
また、芦毛最強馬の系譜にも普通、ウィナーズサークルは含まれない。
種牡馬としても評価、期待は低く産駒の活躍で低評価を覆すことも出来なかった。
しかし第三の馬生に恵まれ、東京大学農学部の付属牧場で30歳まで過ごし天寿を全うする事になる。

※馬齢は数え表記

デビュー

1988年7月23日、福島競馬場芝1200m新馬戦でデビュー。1番人気4着。
暮れの中山競馬場の芝2000m未勝利戦で2着、2着、年明け1月22日のダート1800m戦で勝ち上がる。
400万下条件のダート戦2着、2着から3月18日のレースを勝ち上がる。

皐月賞

平成元年のクラシック戦線は混戦ムードが漂っていた。

3歳牡馬チャンピオンであるサクラホクトオーの不調、不良馬場の弥生賞を大差勝ちした道悪巧者レインボーアンバーの左脚の裂蹄による出走回避等、スター候補の不調や出走回避が相継いだ。

皐月賞前日から降り続いた雨の影響が残り、馬場状態は弥生賞同様「不良」となった。

ウィナーズサークルは7番人気だったが、過酷な不良馬場のレースを制したドクタースパートに半馬身差まで迫り2着となった。

日本ダービー

皐月賞2着のウィナーズサークルは日本ダービーの「有力どころ」とは目されていたが、東京の芝コースを経験していない、芝のレースで勝っていないなど、不安材料は多かった。

当時ダービートライアル戦とされていたNHK杯は回避。松山師はこの決断を「結果的に正解」と語っている。NHK杯もまた弥生賞・皐月賞同様不良馬場となっていた。

日本ダービー当日は快晴の良馬場となった。ウィナーズサークルは1枠3番。
レースが始まり、激しい“ダービーポジション”の奪い合い、ウィナーズサークルはスムーズに5番手で1コーナーに入る。スローペースで周囲の動きに惑わされることはなかった。3コーナー過ぎても自分の姿勢を守り控えていた。直線残り2ハロンで先に抜け出したリアルバースデーと、ロングシンホニーの間を付いてウィナーズサークルは躍り出た。坂下でリアルバースデーを捉え先頭に立つ。大外から襲いかかるサーペンアップ。だがまだウィナーズサークルには余力が残っていた。ウィナーズサークルが先頭でゴールを駆け抜け、2着リアルバースデーに半馬身差を付けて1着。2分28秒8の激闘は終わった。


日本ダービー後

京都新聞杯はウィナーズサークルは2番人気だったが勝ち馬バンブービギンのコンマ4秒差4着。

菊花賞では2番人気も想定外の大敗の10着。レースから4日後、骨折が判明。療養生活に入る。平成2年の8月には美浦トレセンに戻って毎日王冠での復帰を目指すも屈腱炎で断念。陣営は引退を決め、9月6日に登録を抹消した。

種牡馬生活

1990年シーズンから種牡馬となるも、同じシーホークを父に持つ平成2年のダービー馬アイネスフウジンと種牡馬デビュー年が重なる、サンデーサイレンス産駒がクラシックで活躍という逆風もあり、ウィナーズサークルの種牡馬としての評価、期待は低かった。

産駒も活躍馬は平成11年の高崎ダービーを制したウィナーズキシュウ程度で、中央での活躍馬は現れなかった。

第三の馬生…東京大学に向かったダービー馬

1999年に種牡馬を引退したウィナーズサークルに、東京大学農学部の付属牧場で新しい元競走馬を探している、という話が持ち上がった。話が纏まり2000年11月、ウィナーズサークルは茨城県笠間市にある東京大学付属牧場、正式名称「東京大学大学院農学生命科学研究科付属牧場高等動物教育センター」に移管され、功労馬繋養展示事業の助成を受けて繋養される。

ウィナーズサークルはとても頭が良くおとなしく、人にも動物にも慣れていたという。

2016年8月27日の未明に老衰のため同牧場で死亡した。
第三の馬生に恵まれ、平成元年のダービー馬ウィナーズサークルは30歳と4ヶ月の天寿を全うした。

東京大学大学院生命科学研究科獣医学専攻にある「獣医衛生学教室」に、ウィナーズサークルの心臓は保存されている。
ウィナーズサークルは死してなお、その心臓を捧げ将来の獣医学の発展に貢献している。

関連馬

ヒシアケボノダンツシアトル…同じく東大牧場に入厩していた時期のあるG1馬。

外部リンク


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