データ
概要
生い立ち
母チェッキーノはフローラS勝ち、オークス2着とティアラ路線で好走。本馬は2番仔で、父は欧州から輸入されたハービンジャーとなっている。半兄ノッキングポイントは重賞勝ち。祖母ハッピーパスも重賞馬で、その半姉にG1馬シンコウラブリイ。いとこにサブライムアンセムなど近親に重賞馬が多い。
兄と同じ木村厩舎へ。
競走馬時代
2歳
6月1週の東京でデビューし2着(1着は重賞2着2回ボンドガール)。2戦目で勝ち上がり、3戦目のアルテミスステークスで重賞初勝利。
次は阪神JFを目指すも、一頓挫あり回避し休養。
3歳
桜花賞で復帰。大外枠である8枠18番なことも影響したのか、13着と惨敗。この時は厩舎主戦のルメール騎手が離脱中だったためムルザバエフ騎手で参戦している。ルメール騎手の復帰した叩き2戦目のオークスでG1初勝利。ハービンジャー産駒初のクラシック勝利となった他、桜花賞二桁着順の馬による優勝は11年ぶりの快挙だった。
因みに、母チェッキーノは2016年のオークスでシンハライトのクビ差2着で敗れていたため、母の無念を8年越しに晴らす形となった。
秋は秋華賞へ直行して始動。ここを勝利してGⅠ連勝、ダブルティアラ達成。
次走はジャパンカップ。同レースには怪我からの復帰戦として2年前の2冠牝馬スターズオンアースが出走しており、オークス馬かつ2冠牝馬同士の対決となる。尚、どちらもルメール騎手のお手馬ではあるがルメール騎手はチェルヴィニアを選択。スターズオンアースは2年前の桜花賞以来のコンビとなる川田将雅騎手が乗ることになった。
レース本番では中団前目につけ比較的ゆったりと進めていく。コーナーを外から回り直線に向くと、コーナーで追い抜いてきたドウデュースを追撃するが4着。
その後、有馬記念は回避し来年に備えることとなった(主戦のルメールは同期の菊花賞馬・アーバンシックへの騎乗があったため、ダブルブッキングは避けられる形となった)。
4歳
4歳初戦は2月に開催される京都記念への出走を予定。同レースには、一つ上の皐月賞馬・ソールオリエンス、昨年覇者・プラダリアといった強豪の出走が予定されている。
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