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概要編集

馬名シンハライト
英語表記Sinhalite
生年月日2013年4月11日
性別
毛色黒鹿毛
ディープインパクト
シンハリーズ
母の父Singspiel
競走成績6戦5勝
獲得賞金2億8642万6000円
馬主(有)キャロットファーム
生産牧場ノーザンファーム
管理・調教石坂正厩舎(栗東)

名前の由来は宝石から。

父は説明不要の名馬ディープインパクト。

母シンハリーズはサンデー系と配合するために輸入された米G1勝ち馬であり、あのシーザリオが勝ったアメリカンオークスで3着になった馬でもある。

彼女はシンハライト以前にもディープインパクトとの間に重賞馬を出していた。



現役時代編集

2015年10月10日の新馬戦で池添謙一を鞍上にデビュー。1番人気に応えて快勝する。

明けて3歳、1月のオープン戦も強い競馬で勝利。桜花賞トライアルのチューリップ賞に駒を進める。

ここでは1番人気をジュエラーに譲る2番人気となるが、最後の直線ではジュエラーと全く譲らない叩き合いの末、写真判定で勝利。上がりのタイムも全く同じハナ差であった。

無傷の3連勝で桜花賞へ向かうが、ここでも2番人気。1番人気は2歳女王にしてクイーンカップを圧勝してやってきたメジャーエンブレムであった。

レース本番では早めにメジャーエンブレムを競り落とし先頭に立ったが、直線で並びかけてきたジュエラーとの叩き合いの末にゴール寸前で差され、写真判定によりわずか2cm差で今度は敗北。ジュエラーにリベンジされてしまった。

結果的にこれが最初で最後の黒星となった。

次走のオークスではジュエラーが骨折で回避、メジャーエンブレムはNHKマイルカップに向かったため1番人気に推される。2番人気はフローラステークス勝ち馬チェッキーノだった。

レースではチェッキーノと共に後方に構え、最後の直線では馬群の間を割って抜け出し、大外から追ってきたチェッキーノをクビ差抑えて優勝。初のG1タイトルを手にした

夏の放牧を経た後、秋はローズステークスから始動。故障明けのジュエラーと人気を分け合うが単勝1.6倍の圧倒的1番人気となる。

ここでは中団でレースを進め、たった一頭だけ上がり33秒台の末脚を繰り出して逃げ馬を差し切り勝利。三冠目となる秋華賞へ万全かと思われた。

しかしこの激走で無理をしてしまったためか、調整中に屈腱炎を発症してしまう。結局秋華賞には出走できず、そのまま復帰叶わず引退となってしまった。

年内に引退してしまったものの、G1を含む5戦4勝2着1回という好成績(2着もハナ差のみ)が評価され、その年の最優秀3歳牝馬に選出された。


引退後は故郷のノーザンファームにて繁殖牝馬となっている。



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