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※本馬をモチーフとする『ウマ娘 プリティーダービー』に登場するウマ娘についてはスイープトウショウ(ウマ娘)参照。


制覇の条件編集

勝ちいそぐものも

悠長な者も

成功からは遠ざかる


いまなのか、まだなのか

逡巡の中で誰もが

頼れる何かを探す


まずは直感にしたがい

豪胆にふるまえ

迷いを断ち切ることが

制覇の条件となる


概要編集

生年月日2001年5月9日
英字表記Sweep Tosho
性別
毛色鹿毛
エンドスウィープ
タバサトウショウ
母の父ダンシングブレーヴ
競走成績24戦8勝
馬主トウショウ産業(株)
生産者トウショウ牧場

馬名の意味は父名の一部+冠名。


所属厩舎は栗東・渡辺栄厩舎→鶴留明雄厩舎。


2003年10月18日、京都競馬場芝1400m新馬戦でデビューし勝利。続いてファンタジーステークスも勝ったが、初のGIとなった阪神ジュベナイルフィリーズは5着。


2004年には桜花賞トライアルのチューリップ賞を快勝したものの、桜花賞は5着、オークスは2着と本番では勝ちきれなかった。しかし秋華賞ダンスインザムードや阪神JFで敗れたヤマニンシュクルらを差し切ってGI初優勝を飾る。


2005年、安田記念の2着を経て宝塚記念へ出走。11番人気という低評価に怒ったのか、ハーツクライゼンノロブロイタップダンスシチーら牡馬を退け、39年ぶりの牝馬による優勝を果たす。

秋のエリザベス女王杯では年上世代のアドマイヤグルーヴ・年下世代のエアメサイアを差し切り、見事にGI3勝目。

活躍が認められ、この年のJRA賞最優秀4歳以上牝馬を受賞した。


2007年のエリザベス女王杯3着を最後に引退。翌年から生まれ故郷のトウショウ牧場で繁殖入りした。2015年10月にトウショウ牧場は閉鎖され、スイープトウショウはノーザンファームへと売却された。


2020年12月、永眠。死因は腸捻転。

お腹にはスワーヴリチャードの仔を宿していたが、母とともに旅立ってしまった。

翌年の出産に向けて変わりなく過ごす矢先の出来事であった。

そのため、昨年出産したディープインパクトとの仔がラストクロップとなった(ディープインパクトにとっても最後の産駒である)。


産駒の競走成績は優れなかったが、その良血が評価され、2023年現在では1頭が種牡馬入りし、4頭が繁殖牝馬となっている。今後は子どもたちがスイープトウショウの血を残してくれるだろう。

そして2024年、2番仔のビジュートウショウ(父ディープスカイ)の仔でスイープトウショウの孫に当たるスウィープフィート(父スワーヴリチャード)がチューリップ賞GⅡ)を制し、孫世代から重賞馬を輩出することに成功した。今後の彼女の活躍に期待したいところである。


余談編集

戦績を見ればわかる通り、レースが始まれば素晴らしい走りを見せた。

その一方で気性難の曲者として知られ、ネタ馬としても愛されたワガママツンデレ女傑である。

調教時やレース前に立ち止まり動かなくなる事が多々あり、騎手が降りると動いたのだが、池添騎手は「馬がクセになるから(動かなければ騎手が降りることを覚えてしまうから)」降りないように決めていた。

しかし2005年の天皇賞・秋では天覧競馬ということもあり、発走時間を遅らせるわけにもいかず下馬してゲートまで引いて行った。

よりにもよってディープインパクトの引退レースでもゲート入りを渋り、ファンを苛立たせた。

主戦の池添騎手のことは相当嫌っていたようで、彼の手からはなかなかニンジンを受け取らず、やっと食べたときにも耳を絞って(威嚇・警戒の表情)いたという。

酷い時など、調教の際に池添騎手が跨った後、吹雪の中を30分棒立ちし続けたこともある。

調教ができないせいで出走を取りやめたレースも多く、池添騎手は「まともに調教できていればGIを5、6個は獲れたんじゃないか」と語っている。


あるテレビ番組にて、スイープトウショウの特集が組まれた際、番組内で池添騎手が「(スイープトウショウを)彼女にしたい?」と番組スタッフから質問された際にはいやー、きついでしょ。振り回されっぱなしになると思いますよ」と即答している。2022年のクセ馬図鑑に至っては「彼女は嫌ですね」とハッキリ言ってしまっている。


2015年には同じく池添騎手を悩ませた暴れん坊三冠馬オルフェーヴルの仔も産んでおり、ネット上では「今度こそ池添の命が危ない」と心配されていた。

しかしその馬は気性難が酷すぎてデビューできなかった模様。


繁殖成績編集

生年月日名前性別毛色競走成績
2009年2月25日ジュエルトウショウ鹿毛アグネスタキオン14戦3勝 繁殖牝馬
2010年ダイワメジャー(不受胎)
2011年2月25日ビジュートウショウ栗毛ディープスカイ11戦1勝 繁殖牝馬
2012年3月30日レガッタ鹿毛ディープインパクト3戦1勝
2013年4月3日トウショウビクター黒鹿毛ステイゴールド11戦1勝
2014年4月29日スイーズドリームス鹿毛ディープインパクト24戦4勝 種牡馬
2015年5月25日スイープトウショウの2015栗毛オルフェーヴル未出走
2016年6月6日スイープセレリタス黒鹿毛ハーツクライ16戦4勝 繁殖牝馬
2018年1月15日クリーンスイープ鹿毛ドゥラメンテ4戦2勝
2019年1月31日ピエドラデルーナ鹿毛キタサンブラック1戦0勝 繁殖牝馬
2020年2月27日スイープアワーズ鹿毛ディープインパクト(ラストクロップ)
2021年予定不明不明スワーヴリチャード(受胎中に死亡)

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