概要
JRA騎手の池添謙一が、自身が主戦騎手を務めたスイープトウショウ(2004年秋華賞などGⅠ3勝、2005年JRA賞最優秀4歳以上牝馬)を評した一言。
事の発端は2007年にあるテレビ番組でスイープトウショウが取り上げられた時のこと。
その際に池添騎手が「(スイープトウショウを)彼女にしたい?」と質問された際に、「イヤー、キツいでしょ。振り回されっぱなしになると思いますよ」と即答したことによる。
実際にスイープトウショウはゲート難や気性難を抱えた文字通りのじゃじゃ馬であった。その上池添騎手のことも嫌っていたようで、近づいただけで一目散に逃げられたり、吹雪の中で30分も騎乗したまま(それも棒立ち)だったりと、エピソードは事欠かない。
それでもGⅠ3勝をあげるなど結果は残しており、その素質は確かなものだった。もっとも調教を拒否したせいでレースを棒に振ったりもしたが、その我儘ぶり・ツンデレぶりから愛された競走馬だった。
とどめは2022年、netkeibaの企画「クセ馬図鑑」で池添騎手がゲストとして出演した時。
ある回でスイープトウショウが取り上げられたのだが、池添騎手は彼女について「わがままな女の子ですね」と言い、司会に「彼女だったらヤダな、みたいな?」と聞かれた際に「彼女は嫌ですね」と断言してしまった。
もっとも池添騎手は同番組内でスイープトウショウについて「しっかり調教ができていれば、あと5~6つはGⅠ(のタイトル)を取れたと思う」と語るなど、その能力について高く評価するコメントを述べている。
Pixivではウマ娘のスイープトウショウにこの台詞を反映させたかのような態度をとるイラストに用いられている。
関連イラスト
スイープ側が言ってるシリーズ
トレーナー側が言ってるシリーズ
中には、彼をここまで言わしめた彼女の武勇伝をウマ娘に昇華したイラストも
(6枚目のイラスト)
関連タグ
うわキツ:字面は似ているが、用途は完全に異なる。
メイケイエール:同じくnetkeibaの「クセ馬図鑑」で取り上げられた牝馬つながり。ただし、こちらには「彼女にしてもいい」というスイープよりワンランク上の評価が与えられている。