プロフィール
概要
赤穂市出身。地元の高校を出た後、大阪府立大学(現・大阪公立大学中百舌鳥キャンパス)に入学。在学中に馬術部サークルに在籍していた時に競馬場のアルバイトをしたことをきっかけに競馬に携わることを志す。
1989年に競馬学校厩務員課程に入り、浅見国一厩舎厩務員→調教助手を経て96年から松田国英厩舎へ移籍。松田氏の勧めで調教師を志し、01年に免許取得、02年に栗東で開業。
2008年天皇賞(春)のアドマイヤジュピタでGⅠ初勝利。その後2016年マカヒキでダービーを制し、近年は牡馬クラシック~古馬王道路線を中心に存在感を示している。
ちなみに2024年現在、日本ダービーを3勝(2016年マカヒキ・2018年ワグネリアン・2022年ドウデュース)しており、これは現役調教師の中では最多(全体での最多勝利記録は尾形藤吉の8勝)。
主な管理馬
GⅠ・JpnⅠ競走勝ち馬
- アドマイヤジュピタ(2007年アルゼンチン共和国杯、2008年阪神大賞典・天皇賞(春))
- アンライバルド(2009年スプリングステークス・皐月賞)
- ヴィルシーナ(2012年クイーンカップ、2013年・2014年ヴィクトリアマイル)
- クラリティスカイ(2014年いちょうステークス、2015年NHKマイルカップ)※2016年7月をもって美浦・斎藤誠厩舎に転厩
- マカヒキ(2016年弥生賞・日本ダービー・ニエル賞、2021年京都大賞典)
- シュヴァルグラン(2016年阪神大賞典・アルゼンチン共和国杯、2017年ジャパンカップ)
- ヴィブロス(2016年秋華賞、2017年ドバイターフ)
- ワグネリアン(2017年東京スポーツ杯2歳ステークス、2018年日本ダービー・神戸新聞杯)
- アドマイヤマーズ(2018年デイリー杯2歳ステークス・朝日杯フューチュリティステークス、2019年NHKマイルカップ・香港マイル)
- ワールドプレミア(2019年菊花賞、2021年天皇賞(春))
- ドウデュース(2021年朝日杯フューチュリティステークス、2022年日本ダービー、2023年京都記念・有馬記念、2024年天皇賞(秋))
- ポタジェ(2022年大阪杯)
- ジュンライトボルト(2022年シリウスステークス・チャンピオンズカップ)
- ジャスティンミラノ(2024年共同通信杯・皐月賞)
その他
- サクラメガワンダー(2005年ラジオたんぱ杯2歳ステークス、2006年・2008年鳴尾記念、2009年金鯱賞)
- パッションダンス(2013年・2016年新潟大賞典、2015年新潟記念)
- ユーキャンスマイル(2019年ダイヤモンドステークス・新潟記念、2020年阪神大賞典)
- エタリオウ(生涯戦績は17戦1勝ながらも、賞金を約2億円稼いだ「最強の1勝馬」)
- ハルーワスウィート(生まれつき尻尾が無いというハンデを抱えながら条件戦を5勝した「尻尾の無い馬」。ちなみに彼女の代表産駒であるヴィルシーナ・シュヴァルグラン・ヴィブロスの管理も担当)