基本データ
コース
グレード
:GⅡ
馬齢
:サラブレッド系4歳以上
負担重量
:別定(牡・セン56kg、牝54kg、その他重賞成績による加重有)
概要
1965年に3歳以上の重賞として創設。
競走名は、愛知県名古屋市中区にある名古屋城・復元天守の「金の鯱」に由来する。
当初は砂1,800mコースであったが、1970年より同じ距離での芝コースとなる。
なおこの年のみ小倉競馬場で開催され、競走名も「博多ステークス」であった。
1984年のグレード制導入によりGⅢとして整理。
1996年、GⅡ昇格と同時に距離が2,000mに延長される。
2017年の大阪杯のGⅠ昇格を受けて本競走はそのステップレース(前哨戦)となり、優勝馬にその優先出走権が付与されるようになる。
出走馬齢が4歳以上に変更された。
開催時期はこれまで大きく変遷している。
当初は7月と8月で、1987年から1996年まで6月、1997年から2011年まで5月、2012年から2016年まで12月、2017年以降は3月で実施。
2025年より、これまで東海ステークスに寄贈賞を提供していた東海テレビが本競走への提供に変更。
競馬番組表などでは「東海テレビ杯」のサブタイトルが付される。
優勝馬
※馬齢は2001年以降の現表記に統一。
GⅢ時代(1984年~1995年)
1984年(第20回):トーワカチドキ(牡5)
1985年(第21回):キャノンゼット(牡5)
1986年(第22回):イズミスター(牡4)
1987年(第23回):ノックアウト(牡4)
1988年(第24回):パッシングパワー(牡5)
1989年(第25回):マルブツファースト(牡7)
1990年(第26回):マロングラッセ(牝6)
1991年(第27回):ムービースター(牡5)
1992年(第28回):イクノディクタス(牝5)
1993年(第29回):ウィッシュドリーム(牡4)※京都競馬場開催
1995年(第31回):サマニベッピン(牝5)
GⅡ時代〈5月〉(1996年~2011年)
1996年(第32回):フジヤマケンザン(牡8)
1997年(第33回):ゼネラリスト(牡4)
1998年(第34回):サイレンススズカ(牡4)
1999年(第35回):ミッドナイトベッド(牡5)
2000年(第36回):メイショウドトウ(牡4)
2001年(第37回):ミッキーダンス(牡5)
2002年(第38回):ツルマルボーイ(牡4)
2003年(第39回):タップダンスシチー(牡6)
2004年(第40回):タップダンスシチー(牡7)※2連覇
2005年(第41回):タップダンスシチー(牡8)※史上3頭目の同一重賞3連覇
2006年(第42回):コンゴウリキシオー(牡4)
2007年(第43回):ローゼンクロイツ(牡5)
2008年(第44回):エイシンデピュティ(牡6)
2009年(第45回):サクラメガワンダー(牡6)
2010年(第46回):アーネストリー(牡5)※京都開催
2011年(第47回):ルーラーシップ(牡4)※京都開催
GⅡ時代〈12月〉(2012年~2016年)
2012年(第48回):オーシャンブルー(牡4)
2013年(第49回):カレンミロティック(セ5)※副称が「サイレンススズカメモリアル」
2014年(第50回):ラストインパクト(牡4)
2015年(第51回):ミトラ(セ7)
2016年(第52回):ヤマカツエース(牡4)
GⅡ時代〈3月〉(2017年~)
2017年(第53回):ヤマカツエース(牡5)※2連覇
2018年(第54回):スワーヴリチャード(牡4)
2019年(第55回):ダノンプレミアム(牡4)
2020年(第56回):サートゥルナーリア(牡4)
2021年(第57回):ギベオン(牡6)
2022年(第58回):ジャックドール(牡4)
2023年(第59回):プログノーシス(牡5)
2024年(第60回):プログノーシス(牡6)※2連覇
関連動画
1998年
2021年
関連項目
(東海テレビと同ネットワーク局提供のJRA重賞)