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フラワーパーク

ふらわーぱーく

フラワーパークはJRAの元競走馬・繁殖牝馬。1996年最優秀短距離馬・1996年最優秀父内国産馬。(1992-2024)

'96年、スプリンターズステークス

「もしも」が禁句とされる勝負の世界で、それでも「もしも」の誘惑に駆られる瞬間がある。

"その馬の鼻があと1センチ高かったら"

ハナ差1センチの決着。

僅かな差か、絶望の距離か。

勝者、フラワーパーク。勝者は必ず、敗者を作る。

電撃の短距離戦へ。「スプリンターズステークス」


概要編集

1992年5月8日生まれ、父ニホンピロウイナー母ノーザンフラワー。通算18戦7勝。


1995年デビュー、半年後の1996年3月までに条件戦を4勝しオープン入りする。

シルクロードステークスで重賞初制覇。この年から距離短縮されGⅠに昇格した高松宮杯三冠馬ナリタブライアンを破りGI初制覇、デビューから史上最短古馬GI制覇記録となった。続く安田記念は9着。

スプリンターズステークスでエイシンワシントンとのハナ差1センチの大接戦の判定を制し、史上初のスプリントGI同一年制覇を達成し、この年の最優秀短距離馬と最優秀父内国産馬を受賞した。


1997年の初戦シルクロードステークスは4着、連覇を狙った高松宮杯はシンコウキングの8着に敗れ、スプリンターズステークスで4着になったのを最後に引退。


繁殖牝馬としてヴァンセンヌやフィレンツェなど輩出。


ライバルのビコーペガサスとは3勝2敗、エイシンワシントンとは2勝1敗だった。


田原成貴の代表的騎乗馬。

田原は後年、スプリンターズステークスの激闘について、「ゴール寸前で『ゴム毬を素早く握ると、次の瞬間膨張する』という理屈を利用した「奥の手」を使った」と語っている。


2023年2月18日ウイニングチケットが33歳で死去したことによりフラワーパークが存命GⅠ馬最高齢となった。


2024年1月25日同期のエイシンサンサンが32歳で死去したことにより存命JRA重賞勝利馬最高齢となった。


同年4月6日死去。32歳没。これにより存命GⅠ・JRA重賞勝利馬最高齢のバトンはタイキフォーチュンに引き継がれた。

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