メイン画像は2014年度の優勝馬ストレイトガール号。
基本データ
※2021-23年は京都競馬場改修のため中京競馬場芝1,200m(左回り)で実施。
概要
元々は1989年に京都競馬場開催として新設されたオープン特別競走で5月初旬に行われていた。
創設時は芝1,600mのマイル戦であったが翌1990年より芝1,200mの短距離戦となる。
余談であるが1989年の同競走の3着馬バンブーメモリーは連闘で安田記念に出走、勝利している。
1999年までは4月下旬に、また2001年までは賞金別定戦として開催されており、当時5月下旬に開催されていた高松宮記念の前哨戦としての位置づけであった。
2000年に高松宮記念が3月下旬での開催に変更されたことを受けて、同レースも1月末から2月初頭開催に変更されるが高松宮記念への前哨戦としての位置づけはほぼ同じであった。
その後2002年以降はハンデキャップ戦となり、荒れやすい重賞であるとされる。
前述のとおり高松宮記念の前哨戦ではあるが、ステップレース(優勝馬に優先出走権付与)ではなく、年始の短距離戦のひとつとしてオープン入り・前走大敗からの立て直しで出走する馬も多い。
過去の勝ち馬からはフラワーパーク、ロードカナロア、ストレイトガール、ファインニードル、ダノンスマッシュなど、後にGⅠ馬も複数出ている出世レースである。
また1997年の同レースではエイシンバーリンが1.06.9という芝1200mの当時日本レコードタイムで勝利している。