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概要編集

遅れてきた、シンデレラストーリー。編集


彼女の春は、少し遅れてやってきた。


6歳を迎えた春、ヴィクトリアマイルでG1初制覇。

続く秋、電撃の短距離戦、スプリンターズステークスも快勝。


そして年が明け、まだ誰も見たことのない世界、7歳牝馬初のG1戴冠へ。

舞台は再びヴィクトリアマイル。


彼女のシンデレラストーリーは、クライマックスへと加速する。



英字表記Straight Girl
香港表記真誠少女
誕生日2009年3月12日
フジキセキ
ネヴァーピリオド
母父タイキシャトル

戦績編集

2歳・3歳編集

栗東・藤原英昭厩舎に入り、2011年8月21日の新馬戦(札幌競馬場)でデビューするも11着。

2戦目の未勝利戦で初勝利するも、2歳時はその1勝に留まる。

クラシックシーズンの3歳(2012年)も岩田康誠と組んだ函館の500万下の1勝のみで、結局クラシックには出られなかった。


4歳編集

4歳になった2013年は、初戦こそ2着だったが、ここから函館競馬場で4連勝し漸くオープン馬に上がった。

重賞初挑戦のキーンランドカップ(GⅢ)は2着だが、中京の尾張ステークス(OP)を勝利し、この年は7戦5勝2着2回の連対率100%で飛躍のシーズンとなった。


5歳編集

5歳シーズンの2014年は、シルクロードステークス(GⅢ)を勝利して重賞初勝利。

GⅠ初挑戦となる高松宮記念はコパノリチャードの3着に敗れ、続くヴィクトリアマイルヴィルシーナの3着に敗れた。

続いては函館スプリントステークス。飛躍を遂げた函館で仕切り直しを図るも、結果はまさかの11着。1.6倍の人気を大きく裏切ってしまった。

本番のスプリンターズステークススノードラゴンの2着に敗れる。

その後は香港に渡って香港スプリントに挑むがエアロヴェロシティの3着に終わる。

結局5歳シーズンでの勝利はシルクロードステークスのみに留まった。


6歳編集

6歳となった2015年は前哨戦を挟まず高松宮記念に挑むが13着の大敗。1着は前走に続いてエアロヴェロシティだった。


第10回ヴィクトリアマイルでは、岩田がヌーヴォレコルトに騎乗するため戸崎圭太に代わり、以後引退まで戸崎が騎乗する。

前走での大敗から5番人気だったが、見事GⅠ初勝利。

2着に12番人気のケイアイエレガント、3着に逃げ粘った最下位18番人気のミナレットが入り、3連単は2070万5810円という驚愕の配当金を叩き出した。


秋初戦のセントウルステークス(GⅡ)は4着だったが、スプリンターズステークスでは追い込みが決まりGⅠ2勝目を挙げた。

年末には再び香港スプリントに挑むも9着に敗れた。


7歳編集

7歳となる2016年も現役を続行。

阪神牝馬ステークスは9着に敗れるも、ヴィクトリアマイルを連覇。7歳牝馬初のGⅠ勝利で、これを花道に引退を表明。


引退後編集

引退後は繁殖牝馬となり、2018年フランケルとの間に牡馬を出産した。


関連タグ編集

競走馬

ストレイトガール-Wikipedia

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