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恋(コスプレ)は変える。姿も、心も。


概要編集

福田晋一による日本の青年漫画。

ヤングガンガンにて2018年3号から連載。単行本は2024年7月時点で13巻まで刊行されており、その累計部数は1100万部を突破したという(2024年6月時点)。


オタク趣味の中でも2.5次元の分野に分類されるコスプレをメインテーマに据えた作品。

喜多川海夢」の趣味であるコスプレをメインに、「五条新菜」との恋愛模様が描かれる。


テレビアニメ化・テレビドラマ化された実績がある。いずれも後述。


あらすじ編集

(※紹介サイトより引用)


いつも友人の輪の中心にいるギャル系美少女・喜多川海夢。クラスメートの五条新菜は、彼女を“別世界の人間”だと思っていた。雛人形の頭師を目指す新菜が、放課後被服実習室で作業していると、そこに現れたのは……まさかの……!?二人のドキドキ山盛り☆コスプレ・スクールライフが始まる!!



登場人物編集

主要人物編集

「喜多川さんに喜んでもらえますように」(着せ恋/五条新菜)

五条新菜(CV:石毛翔弥 / 高柳知葉〈幼少期〉、演:野村康太

主人公。

五条人形店の跡取り。長身ながらも内気な男子高校生であり、温厚な性格。

目下、雛人形の顔を作る『頭師』を目指して修業中。

両親は既に死去しており、理解がいい祖父と生活している。

幼少期から雛人形の美しさに惹かれて、幼少期から雛人形を好んでいたが、それが原因で仲良しだった女の子ののんちゃん(CV:菅野真衣、アニメ版のEDでは『のばら』と表記)に自身の雛人形趣味を「気持ち悪い」と全力で否定・絶交された苦い経験から、自分自身の内面をさらけ出すのに臆病になってしまい、趣味や好きなものが同年代と違う事実を負い目にして、クラスになじめず彼女は勿論、友人と呼べる人間は一人もいなかった。

そんな中、クラスメートの海夢に自分の趣味である雛人形の製作を行っているところを学校で目撃されてから、彼女の趣味であるコスプレに付き合うようになる。


しゅきぴ

喜多川海夢(CV:直田姫奈、演:永瀬莉子

メインヒロイン。

クラスの中では、いつも友人の輪の中心にいるギャル系の美少女で、軽い言葉遣いと洒落た服装。何よりも偏見を持たず、裏表のない真っすぐで心優しい性格から、クラス内にも男女問わず多数の友人がいる。スタイルも読者モデルをしているだけの事はあり、小顔で脚長・バスト・ヒップも豊かと完璧。他にも全裸やすっぴんはそれ程気にしないなど、羞恥心が周りとズレている所があり、それで新菜をからかう事もある。

新菜からは遠くで見守る対象として憧れられていたが、ある日、彼が学校で雛人形の服を制作しているのを知ったのと同時に、自らがアニメヲタクだと打ち明け、趣味であるコスプレの為の衣装制作を依頼する。

それ以降、新菜とはコスプレを通して絆を深めていき、新菜への好意を自覚してからは、不器用ながらも積極的に、アプローチしていく。


コスプレ関係者編集

乾紗寿叶🌸

乾紗寿叶(CV:種﨑敦美、演:池田朱那

『ジュジュ』のコスネームで活動する、ネット上で人気の美少女コスプレイヤー


乾 心寿

乾心寿(CV:羊宮妃那、演:豊島心桜

紗寿叶の妹。と大きい少女。


姫野あまね(演:塩﨑太智

女装コスプレーヤー。


涼香(CV:三宅麻理恵

海夢が初めて参加したコスプレ会場で出会ったカメラマン

その後も何度か顔を合わせるうちに親しくなっていった。


緒方旭

涼香の友人。造形を趣味としている。


学校関係者編集

センシティブな作品

菅谷乃羽(CV:武田羅梨沙多胡

海夢達のクラスメートの女子。時折、新菜と海夢を意味深に見つめる描写がある。


大空(CV:雨宮夕夏

マリンフレンズ

海夢達のクラスメートの女子。

セミロングの外ハネヘア。


瑠音(CV:関根明良

マリンフレンズ2

海夢達のクラスメートの女子。

ロングヘアのセンター分けで目がおっとりタレ目が特徴。よく語尾を伸ばす。


柏木四季

海夢達のクラスメートの男子。メガネをかけている。

目つきや性格、口調はキツめだが、海夢達の中では割と常識人。


森田健星(CV:内田修一

海夢達のクラスメートの男子。

声がデカく悪気はないが、ズケズケと人に聞いてきたりと遠慮がない。


古賀岳琉

海夢達のクラスメートの男子。左耳の釘ピアスが特徴。


成蘭

海夢達のクラスメートの女子。セミロングのメッシュカラーヘアで小柄な体型。


村上

海夢達のクラスメートの男子。

短髪で髪は染めているがとてもシャイ。


花岡(CV:清水彩香

新菜・海夢らが在籍する1年5組のクラス担任。ぽっちゃりな女性。生徒たちからは慕われており、「花ちゃん」と呼ばれている。


その他編集

着せ恋 五条薫 描いてみた

五条薫(CV:斧アツシ、演:山田明郷

新菜の祖父。

雛人形職人・頭師で岩槻区にて『五条人形店』を営んでいる。

(画像右側の人物)


五条 美織(ごじょう みおり)

新菜のいとこ。25~26歳。母・晴美(はるみ)とともに五条人形店で働いている。

新菜は、両親を亡くしたあと、しばらく彼女の家に住んでいた。


司波 刻央(しば ときお)

漫画家。漫画『天命』の作者。

作品に非常に強いこだわりがあることに定評のあるクリエイターで、過去に著作が映像化され、世間的には大ヒットしたが、自身はまったく気に入らず、以降はオファーがあっても断り続けている。

冬コミにおいて、海夢が『天命』のキャラクター・ハニエルのコスプレをしている写真を、知り合いの漫画家である溝上に教えてもらい、思わずSNSで「見事だ」と評価したことから「(公式の映像化を含め)二次創作を評価しない司波が褒めた」と、SNSで話題になった。


溝上 将護(みぞうえ しょうご)

漫画家。漫画『ハッピーデッドエンド』の作者。

司波と違って自身の著作のメディアミックス化に肯定的で、二次創作界隈にも明るい。司波とはデビュー時期が同じで、互いに開けっぴろげに話し合える友人。

自分と司波を担当している編集者から海夢のハニエルコス写真を見せてもらい、それを司波に見せた。


青柳 のばら(あおやぎ のばら)

新菜の幼馴染の「のんちゃん」。母は「ほのちゃん」と、新菜や美織から呼ばれている。

以前は美織の家の隣に住んでおり、新菜が両親を亡くして美織の家で暮らすようになってから、塞ぎ込んでいる彼に絵本を読んであげるなどしていた。

だが、新菜が薫の家に住むことが決まり、離れ離れになってしまう寂しさから、「ひな人形が好きなんて気持ち悪い」「わっちゃんなんて大嫌い」と言ってしまい、そのまま喧嘩別れとなってしまう。

冬コミ後、五条人形店の近くに引っ越してくることになり、数年ぶりに新菜と再会。幼い頃の暴言を謝罪する。


劇中作編集

その着せ替え人形は恋をするの劇中作一覧を参照。


アニメ編集

2022年冬アニメとして、TOKYOMXとちぎテレビ群馬テレビAT-XBS11に加えて読売テレビ日本テレビ系列局)とか名古屋テレビ九州朝日放送(これらはテレビ朝日系列局)にて放送された。


その後2ヶ月遅れで山陰放送TBS系列局)、1年遅れで山口朝日放送(これまたテレビ朝日系列局)でも放送されている


原作では似せた名前で登場していたユザワヤスワローテイルアニメイトが取材協力しており、実名で登場された。ナレーションは冨岡美沙子


TVアニメ化後のネットインタビューによると、作者の福田曰く「作者としてTVアニメ化はすごく嬉しい。ただし、連載当初は『読者に作品を覚えてもらおう』と、最初のコスプレをアダルトゲームにしたから、TVアニメ化はまずないと諦めていた(要約)」とする、嬉しい誤算が起きた旨を語っていた。


そして、2022年9月に開催された着せ恋のイベントにて、第2期の製作が発表された。その後しばらく音沙汰はなかったものの、2024年12月20日、「2025年にも放送したい」という意向を明らかにしている。


主題歌編集

OP曲:スピラ・スピカ『燦々デイズ』

作詞:幹葉 / 作曲:寺西裕二 / 編曲:If I


ED曲:あかせあかり『恋ノ行方』

作詞・作曲・編曲:NA.ZU.NA


スタッフ編集

原作福田晋一
監督篠原啓輔
副監督平峯義大
シリーズ構成・脚本冨田頼子
キャラクターデザイン・総作画監督石田一将
総作画監督小林真平 / 川妻智美 / 山崎淳
メインアニメーター髙橋尚矢
衣装デザイン西原恵利香
色彩設計山口舞
美術設定根本洋行
特殊効果入佐芽詠美
撮影監督金森つばさ
テクニカルディレクター佐久間悠也
CGディレクター宮地克明
編集平木大輔
音楽中塚武
音響監督藤田亜紀子
音響効果野崎博樹 / 小林亜依里
アニメーション制作CloverWorks


関連動画編集

アニメPV

『スクエニの創りかた』本作担当編集者ゲスト回


ドラマ編集

2024年10月から、毎日放送TBSで放送。サンシャインシティも全面協力し、acosta!を再現している。


評判編集

実写化が発表されビジュアルが解禁された際にファンからは心配の声が相次いだ。

そしていざドラマ放送が始まると、(放送が深夜帯とはいえ)コンプライアンスや演者側の都合といった大人の事情により水着の露出が控えめになり、原作における重要なシーンも尺の都合上力が入っておらずサラッと流すだけ、原作のエピソードを時系列関係なしに選りすぐった上にオリジナル設定をぶっ込むという原作レイプっぷりが目立ってしまい、「セクシー田中さん原作改変事変の反省が活かされていない。」「これならまだAVのパロディ作品の方がよっぽど再現出来てた」という声が相次いでおり、不評となってしまっている。



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