喜多川海夢
きたがわまりん
「その着せ替え人形は恋をする」の登場人物で、本作のメインヒロイン。誕生日は2003年3月5日。
本編開始時点で15歳の高校１年生で、1年5組に在籍。
父子家庭だが父親は海夢の高校入学前に転勤が決まった為、単身赴任しており普段は一人暮らし。偏見を持たず、誰とでも親しく接する心優しい性格。
美容院で知り合った編集に誘われて、読者モデルを務める程の美人で、小顔で脚長・細いウエスト・豊満なバスト＆ヒップとボンキュッボンなスタイル。
普段はカラーコンタクトを装着しているが、それを外している姿を見られると異様に恥ずかしがる。一方、ノーブラやすっぴんはそれほど気にしないし、コスプレだからと太ももに正の字を書き、同性相手とはいえそれを見られても気にしないなど、羞恥心がズレている。
外見と言動はギャルだが、実際は漫画、アニメ、ゲーム、ラノベが大好きな筋金入りの二次元オタクであり、女児向けアニメからエロゲーまで広く嗜んでいる。
「一番好きなキャラ」と豪語するキャラが50人もおり、そんな好きなキャラへの愛を全力でアピールできるコスプレが大好き。
「好きな事を好きと言って好きにやって何が悪い」と公言し、その結果孤立する状況をビビらず、好きなものをバカにする者は相手がイケメンだろうが「おめーがねぇわ」と一切容赦なく切り捨てる。
新菜から「行動力！」と内心ツッコまれるほど、思ったらすぐ行動に起こすタイプだが、説明文をよく読まずにキャラクターのイメージのままの部屋だからという理由で撮影スタジオだと勘違いしてラブホテルを予約してしまうなど、良くも悪くも大雑把なところがある。
その爽快な心根からか、ギャル友からも「アニメの話は分からん」と突っ込まれつつも、自身の趣味が認知された上での良好な関係構築に成功している。
男友達も多いのだが、豪快かつ大雑把な性格が災い（？）してか、美人だが異性としてはあまり見られておらず、割とぞんざいな扱い（よく言えば気安い関係）を受けている。
行動力の高さはコスプレの衣装合わせにも発揮されており、躊躇いなく眉毛を全剃りするほど。
主人公の五条新菜からは『ありのままの自分を認められている人物』として、憧れの対象となっていた。
母親は亡くなっており、父親と二人暮らし。ただ、前述通り父は単身赴任のため、実質、一人暮らしである。
父の風貌は、真面目で温厚そうな男性であり、海夢とは正反対の印象を持つ。しかし、親子の仲は良好で、海夢のピアスやカラコンなども咎めておらず、海夢のモデルの仕事も認めており、会社で自慢しているほど。海夢からも慕われており、二人で夏祭りに行く約束もしている。一方で、娘にダダ甘なだけではなく、海夢が夏休みの宿題をほとんどやってない事を知ると、「宿題をやるように」と叱るなど、父親としての役目も果たしている。
ちなみに、宿題をやらないなどルーズな点については父曰く「僕にそっくり」らしく、このルーズな部分は父親譲りらしい。
新菜とは対照的に細かな作業は得意ではない。学校の被服実習室で新菜に初めて披露した製作途中の黒江雫のコスプレ衣装は新菜に散々ダメ出しされた。
料理は、味は決して悪くはないものの、盛り付けや献立はかなり大雑把であり、オムライスを作ろうとした際は卵が崩壊していた。ちなみに食べた新菜はオムライスとは気づかずに炒飯だと思って食べていた。
また、つけまつげも一人では上手に着けられない為、コスプレする際は新菜にメイクを頼んでいる。（作者はコスプレ会場のスタッフに取材した時、つけまつげを自分でつけられないレイヤーはあり得ないとツッコミを受けたため設定を改めようか悩んだが、いざ自分で試した所まさかの自分がつけられなかったため、海夢の設定をそのまま貫くことにした）
裁縫についての基礎知識がそもそも不足していたため、大雑把な性格ゆえに見切り発車で事に当たる影響が大きいようだ。
学業面はルーズなところがあり、夏休みの宿題も8月の半ばまで一切手を付けずに溜め込んでいた。本人は何とかなると思っていたようだが激昂した父親の監視付きで宿題をやる羽目になった(後に五条の手助け込みで全部終わらせた)。
新菜が雛人形の衣装を作っているところを目撃し、裁縫ができることを知ったことから、新菜にコスプレ衣装の製作を依頼する。
当初、新菜の裁縫の技術に感銘は受けていても、異性としてそれほど意識していなかったため、ドギマギする新菜をからかう場面もあったが、衣装作りを通して新菜の内面を知り、更に新菜にとって特別な意味を持つ「綺麗」の言葉を(半分寝言ながら)掛けて貰ったのをきっかけに彼に本気で恋してしまう。
新菜の私服を買いに行った際には「似合わない」と思った店員を横目に「何を着ても似合うんだけど！」と心の中で大絶賛していた。
新菜への好意を自覚してからは、不器用ながらも積極的にアプローチするが、直球勝負には臨めないことと、新菜の自己評価が低く憧れの人扱いのままであることから、いまひとつ気付いて貰えていない。
１０７話にて、新菜からの告白に応じて晴れて交際が始まる。
元々好きな対象には全力な性格のため、新菜へのアプローチは輪をかけて過激となり……
・告白直後に長時間のキスで窒息させかける。
・二人きりの時は常にだっこちゃん状態。
・新菜が帰ろうとすると、海夢よりも大柄な彼が動けなくなる程のパワーで引き留める。
・「バイバイ」の要求をして別れたと思ったら、一瞬で隣に移動している。
・男子会にしれっと潜り込み、新菜が男友達とイチャイチャ（笑）しているのに嫉妬する。
等、リミッターがぶっ壊れたのか、ノーブレーキで新菜に大好きアピールをし続ける暴走機関車と化してしまった。
| 身長 164㎝ | 体重- |
|---|---|
| 頭の横の周囲 53.8㎝ | ウエスト 58.7㎝ |
| 頭の縦の周囲 57.7㎝ | ヒップ 84.8㎝ |
| 首回り 27．3㎝ | 足首周り 19.2㎝ |
| 肩幅 35㎝ | 足長 23.2㎝ |
| 袖丈 52.1㎝ | 足囲 22.4㎝ |
| 腕回り 22.9㎝ | 足幅 9.5㎝ |
| 肘回り 21.2㎝ | バスト 86.8㎝ |
| 手首回り 13.1㎝ | アンダーバスト 68.2㎝ |
| 肩回り 34.5㎝ | バストポイント間 20㎝ |
| 太もも周り 43.8㎝ | 股下 79.2㎝ |
| 膝回り 29.5㎝ | |
| ふくらはぎ周り 31.6㎝ |
コメント
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22作品目です 少しお久しぶりです いろいろあり遅れてしまいました 諸事情により以前より投稿期間が空くと思います ごめんなさい それでも楽しんでいただけたら幸いです 今回は結婚したわかまりシリーズです 海夢が１人で旅行に行くことになる話です 新菜君も一緒に旅行行かせてぇー！と思いましたが仕事忙しそうなので一旦断念しました でも離れていても結婚したらどこでもイチャイチャしそう…してくれ… 本誌…！頑張れ…！頑張れ…！ 荒らさがあります 許してください 今回もよろしくお願いいたします5,004文字pixiv小説作品
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ブクマ、フォロー、閲覧してくださる方々には感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。 「わかまりの後援 ～いつメンたちによるの決戦？前夜」（https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17904100）と 「ごじょまりの水族館デート」（https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18044531）から溢れて採用できなかったシーンの救済のつもりです。 kamomeさんの短編のまとめから着想を得させていただきました。 いつメンの友人達の助力による前編とごじょまりがわかまりになるという告白に至る物語である後編に 組み込めなかったシーンを短編として公開しようかという試みです。 組み込めずにお蔵入りになるには惜しいと思いつつ、どうしようかと思ってたところだったのですよね。 組み込むとさらに分量が増大してヤバヤバって思っていたところにストンと腑に落ちた感は感謝しかない。4,829文字pixiv小説作品
