概要
その着せ替え人形は恋をするの登場人物で、涼香と都の友人。作中ではハンドルネームの「アキラ」名義で主に表記されている。
ロングヘア―の黒髪をたなびかせたクールな雰囲気の女性。喫煙者。
様々な道具の造形に嗜みがあり、SNSにて造形の製作過程をアップしている。SNSでは一人称に「俺」を使用している事から、当初五条新菜は旭を男性だと信じていた。
幼い頃から漫画・アニメが好きだったが、両親はその趣味を「みっともない」として理解せず、特に母親は旭が好きだったものを勝手に全部捨てたりしていた。次第に自分を押し殺すようになり、中学、高校と毎日が辛く感じていたため、短大に進学したのを機に一人暮らしを始める。
たまたま街中で「フラワープリンセス烈!!」のガチャをしていた時に涼香と都から声を掛けられたことで二人と接点ができる。二人と仲良くなるうちに自分が救われた感じがしたことに恩を感じ、涼香達に頼まれれば趣味ではないコスプレもするなど、彼女たちの願いを出来るだけ叶えたいという考えを持っている。
造形の出来栄えに興味を持った五条新菜がダメ元で感想を述べたところ、その感想の細かさから出会う事を了承。新菜と接点ができ、以後は新菜に造形のイロハを教えるようになる。
一方、喜多川海夢と一緒にいることを躊躇いを見せる。行動を不審に思った姫野あまねから問われた時には、「一緒にいたくない…話したくない…」と発言している。
以後、作中のネタバレあり
「違うの…」
「え?」
「ただ…姫…をぉ…推してるだけ…」
「「姫」」
実は夏に海夢がコスプレしたブラックロベリアの写真を見て以来の海夢の大ファンで、「姫」と呼ぶほどに推しとしている。その推しっぷりは海夢が出ている雑誌があると知るや、即座に過去1年間のバックナンバー+今月号の雑誌10冊を(アンケート回答のために)購入するほど。
ただし旭自身が推しに近づきすぎると感極まって大声を出してしまったり、泣いてしまうなどの挙動不審に陥ってしまうタイプであるため、それを自覚していたことから、出会って以来動揺する内心を押し殺しながら、なるべく近寄るまいとしていた。
事情を知った新菜とあまねによって、棺の「併せ」当日は海夢とツーショットにならないよう気を配っていた。が、撮影終了後に間近で海夢を見た瞬間、推しと近づけたことに汚い叫び声を出して「かわいい」と言ってしまい、ツーショットの瞬間には感極まって号泣してしまった。
その後も度々登場しているが、海夢が絡まなければクールで頼れる女性として、海夢が絡めば情緒不安定な面白い女性として話しを盛り上げている。
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若山輝一郎…「姫」呼びで面白い方つながり。