プロフィール
品種 | サラブレッド |
---|---|
性別 | 牡 |
毛色 | 黒鹿毛 |
誕生日 | 1992年4月26日 |
死没 | 2008年7月29日 |
父 | サンデーサイレンス |
母 | マガロ |
母の父 | Caro |
5代内のインブリード | なし |
産地 | 北海道千歳市 |
管理調教師 | 鶴留明雄(栗東) |
馬主 | 横瀬寛一 |
戦歴
期待の新種牡馬サンデーサイレンス初年度産駒の1頭。1994年8月札幌開催の新馬戦でデビューし3着。次走も3着し、9月の中京開催3歳未勝利戦で初勝利を挙げる。
その後もみじステークスで2着、ラジオたんぱ杯3歳ステークスではナリタキングオーをハナ差競り落としでレコード勝ちを達成。
1995年は共同通信杯4歳ステークスより始動。1番人気に推されるも2着。若葉ステークスでも1番人気に推されるが5着。
そして皐月賞は4番人気に入り、クビ差で2着入線。
日本ダービーでは皐月賞の走りを評価されて1番人気に推され、見事1着入線。サンデーサイレンス産駒初のダービー馬となった。ネイティヴダンサーの血を引かない最後のダービー馬であった(世界のサラブレッドでネイティヴダンサーの血を引かないサラブレッドはほぼいないとされる)。
休養を挟んで迎えた神戸新聞杯ではギリギリ掲示板圏内の5着、京都新聞杯・菊花賞では掲示板外となる。その後放牧に出されるも屈腱炎を発症し、1996年7月を以て引退した。
種牡馬として
1996年より種牡馬として活動開始。シャトル種牡馬としてオーストラリアでも種付けを行っている。
主な産駒はホロービュレット、マンオブパーサー、ビービートルネード、ジェラムスペシャルで、いずれもGIレースで優勝している。
2008年7月29日、放牧中の事故で右大腿骨を骨折。安楽死の措置が取られた。
後継種牡馬はナスダックパワー、トップオブツヨシ、グランシュヴァリエの3頭。
ツヨシしっかりしなさい?
競馬界でツヨシしっかりしなさいと言えば、このタヤスツヨシである。日本ダービー優勝後は勝ちきれない戦績が続き、その頃のスポーツ紙で「(タヤス)ツヨシ、しっかりしなさい!」だの「ツヨシ、しっかりしない!」と当時放送中だったアニメ『ツヨシしっかりしなさい』に引っ掛けてネタにされた。