ここから高みへ
意気揚々と挑んで
あえなく跳ね返された。
一流の何たるかを
思い知らされた。
けれど、そこは決して
届かない領域ではないと
確かめることもできた。
あの高みを目指そう。
自らへの信頼をともに抱いて。
誘導
ウマ娘プリティーダービーに登場するウマ娘。→マーベラスサンデー(ウマ娘)
概要
馬主は笹原貞生。栗東大沢真厩舎。
早田牧場新冠支場の生産でビワハヤヒデ、ナリタブライアン、マーベラスクラウンに続く第4の男。
※馬齢は数え表記
武豊がデビューから引退まで騎乗。
1995年2月4日、京都競馬場ダート1800m新馬戦でデビュー。1番人気、1着。
ゆきやなぎ賞(500万下特別)芝2000m、1番人気、1着。クラシックを狙える能力を示したが故障で休養に入る。
1996年、復帰戦は4着に敗れるが、900万下、1500万下と連勝し重賞初出走となるエプソムカップに1番人気で臨み、重賞勝ち馬のユウセンショウ、サイレントハピネスなどを抑えて優勝。
札幌記念はハンデ頭となる58kgを背負って1番人気、1着。
朝日チャレンジカップは単勝1.4倍の人気を背負って1着。
京都大賞典はダンスパートナーも出走していたが単勝1.2倍に推され、人気に応えて優勝。ここまで6連勝。
秋の天皇賞はサクラローレル、マヤノトップガン、バブルガムフェローと並んで4強の評価。2番人気。
レースでは前を行くバブルガムフェロー、マヤノトップガンを捉えられず、サクラローレルには抜かれ4着。
ジャパンカップは回避し有馬記念に出走。同じく天皇賞から直行のサクラローレル、マヤノトップガンに次ぐ3番人気。
1着サクラローレルから2馬身半差の2着。
1997年は大阪杯から始動。ロイヤルタッチ、イシノサンデー、ユウトウセイも出走する中で単勝1.5倍の人気を背負って1着。
春の天皇賞はサクラローレル、マヤノトップガンに次ぐ3番人気。マヤノトップガンが世界レコードで優勝、またもサクラローレルには及ばず3着に終わる。
宝塚記念はマヤノトップガン、サクラローレルは出走せず、タイキブリザード、バブルガムフェロー、ダンスパートナーも出走する中で1番人気。バブルガムフェローを首差抑えて1着、初のG1タイトルを手にした。
鞍上武豊で秋の天皇賞出走を予定していたが骨折で休養。武豊は天皇賞、ジャパンカップはエアグルーヴに騎乗したが、有馬記念ではマーベラスサンデーを選択。
1番人気に推され正攻法のレース運びだったが、シルクジャスティスの末脚に屈し2着。
同年のJRA賞最優秀4歳以上牡馬を受賞。
1998年も現役続行を予定していたが屈腱炎を発症し引退、種牡馬となる。
2016年没。
レース前のパドックから本馬場へ向かう地下道と発走直前の輪乗り時に放尿するという変わった癖があった。主戦騎手だった武豊いわく1996年エプソムカップの頃から始まった癖とのこと。