「地味でも、堅実に、確実に……。それが、私の強さだから」
プロフィール
キャッチコピー | 母への想いを背負い、着実に…悲願達成へ |
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誕生日 | 2月4日 |
身長 | 162cm |
体重 | 規則正しく |
スリーサイズ | B83・W56・H81 |
靴のサイズ | - |
学年 | 中等部 |
所属寮 | 栗東寮 |
得意なこと | 黒板掃除の際、チョークの跡を一切残さず消す |
苦手なこと | とっさのウインク |
耳のこと | 心を許している時ほど実は柔らかい |
尻尾のこと | 母譲りの毛並みのよさ |
家族のこと | - |
マイルール | - |
スマホ壁紙 | - |
出走前は… | - |
得意科目 | - |
密かな自慢 | - |
よく買う物 | - |
ヒミツ | ①水を入れたバケツをアタマに乗せてもスタスタ歩ける / ②ピザにパイナップルなら、まああり |
自己紹介 | 目指すは強くて華麗な⋯母のようなウマ娘。エアメサイア――継がれたものの偉大さを、繋がる未来の尊さを、私が証明してみせます |
CV | 根本優奈 |
誠実で堅実な努力家。
殻を破りたい、突き抜けたいと、様々なことに挑戦するも、いつも小さくまとまりがち。
トリプルティアラ全てで入着した母を持ち、娘の自分が勝利を重ねることで、母の繋いだ未来の素晴らしさを示したいと考えている。
(公式ポータルサイトより)
ソロ曲
繋いだこの一冠は 誰のためでもなく 私が咲き誇る証だ
『 十帰りの花 』
作詞・森本 練 作曲・編曲・佐藤厚仁 (Dream Monster)
概要
エアメサイアは、クロスメディアコンテンツ『ウマ娘プリティーダービー』に登場するウマ娘。モチーフ元は、実在の競走馬・繁殖牝馬で05世代の秋華賞馬「エアメサイア」号。
2024年2月4日開催の5thライブ東京公演DAY2にて、アプリゲーム版メインストーリー第2部の告知に合わせ、ラインクラフト・デアリングハートと共に発表された(シーザリオは先行で発表済)。偶然にも彼女の誕生日に発表となった。
エア冠名では、エアグルーヴ、エアシャカール(史実では叔父姪の関係)以来の3例目。サンデーサイレンス産駒の牝馬の正規ウマ娘化は彼女とデアリングハートが初めて。
なお、声優の根本優奈氏はエアメサイア役に就任する前、Webアニメ「ROAD TO THE TOP」にてモブ役(パン屋)で出演している。
精神的な安定感のあるウマ娘。穏やかだが芯の強いしっかり者。
堅実派な部分が強調されているが、これは史実で牝馬三冠に参戦しつつ生涯掲示板を外さなかったことから。また、鞍上の武豊からは可愛がられ印象的な一頭に挙げられている。ハナに立つとソラを使う(競馬を止めてしまう)癖があったものの、追走すれば最後まで競馬を止めないため大崩れせず、強烈な同期に囲まれつつも健気に一生懸命走った姿が愛らしいのだとか。……叔父の二冠馬エアシャカールが苦言を呈される歴史的気性難なのとは雲泥の差である。
尊敬する母がティアラ路線で活躍したものの1着戴冠を逃してしまったことから、その無念を晴らすべく自身もトリプルティアラへと邁進していく。
シャカールとは幼い頃から付き合いのある幼馴染に似た関係。親とも折り合いの悪いシャカールだがメサイアとその母に対してはそれなりに心を開いている。
容姿・デザイン
柔らかな印象を受ける瞳に、オレンジ縁の眼鏡を着用している。デコ出しの髪形も合わさって眼鏡っ子であることが強く印象付けられる。
鹿毛とは思えない黄緑色の髪が特徴的だが、これはエア冠勝負服である青と黄色を混ぜ合わせることで緑になる他、ターフではその黄色がやや緑掛かって見えることが由来か。
髪の左側は勝負服カラーの髪留めが添えられている。額を隠さない髪形は、デコ出しの先例から察するに流星が漏斗状に額に向かって広がるものであったことが由来だろう。
1度ピアスを付けるかシャカールに相談したことがあるが、「似合わねェ」と一蹴された模様(現在はメサイア本人もこのことに感謝している)。
史実の大一番である秋華賞では勝負服カラーのメンコを着用しており、その様子が眼鏡採用の一因であるとも考えられる。
牝馬モチーフのウマ娘で眼鏡っ子キャラは、現在のところ彼女とイクノディクタスの二名である。(アストンマーチャンとノースフライトは私服眼鏡勢なので除く。)
アプリゲーム版での名称は「Inherited Hope」。
フリルが多くあしらわれ、やや長いスカートに黒く長いブーツを着用する露出度抑えめの勝負服。同期のデアリングハートとは元勝負服の黄色が被っているが、あちらは短いスカートや首元の露出が多いなど大胆さが強調されており、一方のエアメサイアは明るい黄色を用いながらも淑やかな印象を受ける意匠の勝負服となっている。
腰回りはエア冠の青色が多く使われ、またフリルは髪色に似た淡い緑色の配色となっている。
膝まで届く黒いロングブーツは、実馬の四肢が黒ずんでいたことが由来だろうか。
ゲーム版
アプリゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』
リリース3周年を記念したエクストラストーリー「3rd Anniversary」にてメインストーリーに先駆けて初登場。
育成ウマ娘は2024年11月18日に☆3として実装。
ジャングルポケットの育成ストーリーでも何度か登場している...が、夏合宿中では突然ラッパーのような台詞口調で話しかけてくるというこれまでにない姿も。どうやらスマホで普段聴かないタイプの曲を再生してしまったうちに意識が遠くなっていたとのことなのだが...?
メインストーリー
第二部よりラインクラフトのライバルの1人として登場。
エアシャカールのアドバイスも受けつつ母の意思を受け継いでトリプルティアラの勝利を目指し、クラフトらと熾烈なティアラレースで対決することとなる。
育成ウマ娘
- ☆3[Inherited Hope]エアメサイア
スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ |
---|---|---|---|---|
91 | 88 | 89 | 89 | 93 |
+0% | +0% | +15% | +0% | +15% |
バ場適性 | 芝 | A | ダート | G |
距離適性 | 短距離 | マイル | 中距離 | 長距離 |
C | B | A | G | |
脚質適性 | 逃げ | 先行 | 差し | 追込 |
G | B | A | E |
トレーナー
要領が悪いが生真面目で努力家な性格をした真面目なトレーナー。
新人だが地味な仕事を担当したりせず、やや大人しい性格をしている。
ぱかチューブっ!版
「皆さん話を聞いていましたか…????」
メインストーリー第2部開幕を記念して『Move or Die』をプレイするゲーム企画にて登場。劇中では中の人の上手さも相まって終始優勢に立ち回っていた。
その実力はかなり高く、堅実派の設定どおりに、4人対戦でも2on2でも内容の理解度がかなり高かった。
競走馬『エアメサイア』
【わたしはわたし】
母は泣いた 悔しくて泣き続けた では娘のわたしはどうだ
歴史は繰り返すとか 血の宿命だとか 戯言を信じるくらいなら
最初から勝負になんて 挑みはしない
わたしの未来を創るのは あくまでもわたしだ
─────────
父サンデーサイレンス、母父ノーザンテーストという日本の競馬を変えた2大種牡馬の血を受け継ぐ良血馬。
母エアデジャヴーはクイーンステークスを勝った黄金世代の名牝だが、牝馬三冠戦では桜花賞3着(ファレノプシス)、優駿牝馬2着(エリモエクセル)、秋華賞3着(ファレノプシス)と全て惜敗するなどとうとうGⅠ制覇に手が届くことなく引退、繁殖牝馬となった。
ひとつ上の全兄エアシェイディは08年に7歳でAJCCでようやく重賞馬となり、11歳まで現役を続けた苦労馬。
同父同冠のエアシャカールは母の半弟、つまり叔父にあたる。
2004年11月の京都競馬場芝1600mの新馬戦にて武豊騎手を鞍上にデビューし勝利。以後引退まで武騎手が手綱を握ることとなる。
翌2005年は白梅賞(500万下)で2着の後、続くエルフィンS(OP)で2勝目。
上記のようにデビュー時から安定した成績を残し、桜花賞でGⅠ初挑戦もラインクラフトの4着、続くオークスではシーザリオの2着と春シーズンは惜敗が続いた。秋は緒戦となったGⅡローズSを快勝。
そして秋華賞ではラインクラフトをクビ差抑え、母が成し遂げられなかった念願のGⅠ初勝利を挙げた。
続くエリザベス女王杯にも参戦、1番人気に推されるが、スイープトウショウの5着に終わる。
2006年の初戦となった中山記念は3着、ヴィクトリアマイルの前哨戦である阪神牝馬Sではラインクラフトの2着。
母エアデジャヴー、叔父エアシャカールともに古馬になってからの勝利がないだけに注目が集まったが、本番のヴィクトリアマイルは外から鋭い脚で差したものの、ダンスインザムードに内で粘られ2着に敗れた。
その後は理由不明の深爪を発症し、長期休養。
最終的に伊藤調教師と共に引退することとなり、繁殖入りとなった。
通算成績:12戦4勝(GⅠ1 GⅡ1) 2着4回(GⅠ2 GⅡ1) 3着2回(GⅡ1 GⅢ1)
獲得賞金:3億3445万8000円
引退後は社台ファームの繁殖牝馬となり、産駒5頭が競走馬としてデビュー。
そのうちキングカメハメハとの間に生まれた4番仔エアスピネル(16世代)がデイリー杯2歳ステークスなど重賞3勝、5番仔エアウィンザー(17世代)もチャレンジカップ勝利と活躍した。
母としてもまだまだこれからという2014年9月12日、放牧中の事故のため12歳という若さでこの世を去った。
史実で対戦経験のあるウマ娘
強調はエアメサイアが先着したレース。◎は勝鞍、☆は勝ち馬。
〈○〉はスイープトウショウシナリオに登場
・シュガーニンフェ(○ヤマニンシュクル)……05年エリザベス女王杯、06年ヴィクトリアM
- 05世代(同期)
・デアリングハート……05年エルフィンS◎、Fレビュー、桜花賞、秋華賞◎
・ラインクラフト……05年Fレビュー☆、桜花賞☆、ローズS◎、秋華賞◎
余談
ルームメイトとの共通点
栗東寮にてルームメイトであるヴィブロスとは、「秋華賞にて家族の無念を晴らす」という点が類似している。
ヴィブロスは秋華賞において貴婦人の前に3冠全てを逃した姉の姿に強い影響を受けており、その時の様子がシナリオにて語られている。
エアメサイアの母、史実のエアデジャヴーも主に牝馬二冠の名牝ファレノプシスらと競い合っており、その当時の様子が育成ストーリーで描写される可能性がある。
謎のラッパーの霊の正体…?
上述通りジャングルポケットの育成ストーリーには「スリム・エア」を名乗るラッパーのような何者かに取り憑かれたかのようなエアメサイアが出てくるが、これのモチーフは実馬の兄のエアシェイディ、同馬主の重賞馬エアエミネムの二重のネタだと思われる。
エアシェイディの名前の由来は、アメリカのヒップホップMCであるエミネムの愛称「スリム・シェイディ」からである。
また、エアエミネムはこの時期(8月)札幌記念でジャングルポケットに勝利していること、夏合宿終了時にエアメサイアがお礼を伝えに来るのだが、その時の話題が菊花賞関係・幽霊はいないだろう・しかし話し込んでいる面々の裏で正体不明の誰かが話しているという描写が菊花賞で発生した「エアエミネム事件※」を連想させるものだったりする。
※菊花賞の場内(ラジオたんぱ)実況を担当したアナウンサーが入線した馬をエアエミネムと誤って呼んだ一件。その一瞬、彼は幻の菊花賞馬だった(実際は3着)。担当アナはこの事件も一因となり定年前退社を選んでいる。
関連項目
関連ウマ娘
史実同期(05世代)
・ラインクラフト(ウマ娘):桜花賞馬、秋華賞では事実上の一騎打ち
・シーザリオ(ウマ娘):オークス馬
・デアリングハート(ウマ娘):サンデーサイレンス(SS)産駒繋がり
・次世代の英雄:モチーフ馬ディープインパクト、ゼンノロブロイシナリオに登場。同じSS産駒でもある。
伊藤雄二厩舎繋がり
・エアグルーヴ(ウマ娘):同冠名&母父ノーザンテースト&主戦武豊。
・ファインモーション(ウマ娘):秋華賞馬の先輩
・ダンスリムリック:モチーフ馬エアダブリン、同冠名。『スターブロッサム』に登場。
武豊全騎乗
いずれも同じくサンデーサイレンス産駒。
同冠名(同馬主)
・エアグルーヴ(ウマ娘)
・エアシャカール(ウマ娘):母エアデジャヴーの半弟(=叔父)&SS産駒&主戦武豊。
・ジハードインジエア:アニメ1期に登場。モチーフ馬はエアジハード。
・ジュエルスピネル:アニメ3期に登場。モチーフ馬エアスピネルはエアメサイア自身の産駒。
交配関連
・ジャングルポケット(ウマ娘):エアマスカットの父。
・大王:ロブロイシナリオに登場。モチーフ馬キングカメハメハとはエアスピネルほか産駒が複数いる。
その他
デュランダル(ウマ娘):父SS×母父ノーザンテースト繋がり。