概要
略歴
1955年、富里市（千葉県）の「社台牧場・千葉富里分場」の場長だった吉田善哉が父・吉田善助の「社台牧場」から独立し、「千葉富里分場」を「千葉社台牧場」としたのが「社台ファーム」の源流となった。
1958年、吉田善哉が「千葉社台牧場社台支場」を白老町（北海道）に開場。
1962年、「千葉社台牧場」が「社台ファーム千葉」、「千葉社台牧場社台支場」が「社台ファーム白老」と改称された。
1967年、吉田善哉が「社台ファーム早来牧場」を早来町（北海道）に開場。
1971年、吉田善哉が「社台ファーム千歳」を千歳市（北海道）に開場。
1980年、吉田善哉が「社台ダイナースサラブレッドクラブ（現在の社台レースホース）」を設立。
1988年、吉田善哉が「日本ダイナースサラブレッドクラブ（現在のサンデーレーシング）」を設立。
1982年、吉田善哉が「社台ファーム空港牧場」を苫小牧市（北海道）に開場（現在の「ノーザンファーム空港牧場」）。
1992年、吉田善哉が「山元トレーニングセンター」を山元町（宮城県）に開場。
1993年8月13日、吉田善哉が死去。
1994年1月、「社台ファーム」が分割され「社台ファーム千歳」が「社台ファーム」（代表：吉田照哉）、「社台ファーム早来」が「ノーザンファーム」（代表：吉田勝己）、「社台ファーム白老」が「白老ファーム」（代表：吉田照哉。吉田3兄弟による共同経営）となる。安平町（旧・追分町）の牧草生産地は吉田晴哉が相続（1996年に「追分ファーム」が開場）。
2001年、甲賀市（滋賀県）に「グリーンウッド・トレーニング甲南馬事公苑」（株式会社グリーンウッドパーク）を開場。
2003年、「社台ブルーグラスファーム」を日高町（北海道）に開場。
主な関連施設
社台スタリオンステーション
北海道勇払郡安平町早来源武にある種牡馬を繋養するための牧場。運営会社は、有限会社社台コーポレーション。社台グループに属する。
キタサンブラックやエピファネイアなど、実績のある一流種牡馬が繋養されていることでも有名。
社台ブルーグラスファーム
北海道沙流郡日高町に所在する分場。繁殖牝馬と育成馬が繋養されている。
功労馬としてアグネスフライト、スティンガー、ローエングリンを繋養している他、過去にはスカーレットブーケやダンスパートナーなどが繋養されていた。
山元トレーニングセンター
宮城県亘理郡山元町に所在するトレーニングセンター。ノーザンファームは2011年に「ノーザンファーム天栄」（旧・天栄ホースパーク）を開場したため、現在は社台ファーム・追分ファームで生産された競走馬の育成・休養の場として利用されている。
グリーンウッド・トレーニング甲南馬事公苑
滋賀県甲賀市にあるトレーニングセンター。栗東トレーニングセンターから車でおよそ30分の場所にあり、栗東所属馬が利用することも多い。
