概要
JRA(日本中央競馬会)に馬主登録をしているクラブ法人。および競走馬の生産牧場。
愛馬会法人「株式会社大樹レーシングクラブ」より競走馬の現物出資を受け、競馬に出走させている。
代表:荻野豊
冠名は「タイキ」と「アン」。
大樹町(北海道)に開設されたことから「大樹ファーム」となったが、現在の本拠は浦河町(北海道)に置かれている。
略歴
1990年、大樹町に生産拠点となる牧場を開設し、ジョン・マルドゥーンがアドバイザーに就任し、場長兼獣医師としてアイルランドからハリー・スウィーニィを招いた。ただし、既にアメリカとアイルランドに牧場や育成施設(Taiki Farm)を持っており、そちらで生産した良血の馬を日本でデビューさせるという戦略であった。
1996年3月24日、タイキフォーチュンが毎日杯(GⅢ)で1着。大樹ファーム最初の重賞勝利。
1996年5月12日、タイキフォーチュンがNHKマイルカップ(GⅠ)で1着。
1997年6月8日、タイキブリザードが安田記念(GⅠ)で1着。
1997年10月10日、タイキシャーロックがマイルチャンピオンシップ南部杯(JpnⅠ)で1着。
1998年8月16日、タイキシャトルがジャック・ル・マロワ賞(GⅠ)で1着。
1999年11月3日、タイキヘラクレスがダービーグランプリ(GⅠ)で1着。
2002年、静内(北海道)に大樹ファーム分場を開場。