「私に見えるもの、アナタが感じているもの… それらが全く同じではないとしても…」
プロフィール
キャッチコピー | 見えない影を追い走るミステリアス少女 |
---|---|
誕生日 | 3月5日 |
身長 | 155cm |
体重 | 増減なし |
スリーサイズ | B73・W54・H78 |
靴のサイズ | 左右ともに22.0cm |
学年 | 高等部 |
所属寮 | 美浦寮 |
得意なこと | コーヒーを淹れること |
苦手なこと | 快晴の日 |
耳のこと | 彼女にだけ聞こえる声があるらしい |
尻尾のこと | なにもしなくても、しっとりサラサラ毛質 |
家族のこと | 家族でコーヒー愛好家のため、豆は直輸入 |
ヒミツ | ①登山好き / ②深海魚に結構詳しい |
自己紹介 | …マンハッタンカフェ、です。私には…追いつきたい友だちがいます…。いつも私の前を走る子…ほら、そこに… |
CV | 小倉唯 |
影の薄い不思議な少女。
人に見えないものが見え、指先で奇妙な紋様を描き、いつも壁際に1人でいる。しかし彼女曰く1人ではなく……常に"お友だち"といるらしい。
コーヒーが好きだが、いっぺんに飲むとお腹が痛くなるため、ゆっくりと飲む。
(公式ポータルサイトより)
(リニューアル前)
漆黒の長髪が美しいウマ娘。
一見何を考えているのかわからないが、実はトレーナーに対して強い執着心を秘めている。
気が弱い性格をしており、初対面の人にはボソボソとか細い声で喋る。
実は女優業でも活躍中。
ソロ曲
「ねえ 早く連れて行って」
『楽園』
作詞・作曲:shilo 編曲:高橋 諒
概要
低く落ち着いた声を持つ物静かなウマ娘。名前の通りのコーヒー党で、コーヒー関連の知識には長けている。
口数が少ない上に、後述する彼女の能力からか周囲からは「変わり者」「不気味」と認識されることが多く、周囲からの理解を得られないこともしばしば。自分に対しても他者に対しても超がつくほどポジティブシンキングなオペラオーですら、「レース場で彼女に関わってはならない」と断言するほどである。
しかしその点を除けば非常に常識的かつ年相応な少女であり、シチーガールを目指すユキノに合う都会流のコーヒーを紹介したり、霊を引き込みやすい体質にあるトレーナーを守ろうと夜通しで傍に付き添ったり、脚質の違う後輩へのアドバイスのために彼女らに合わせたトレーニングについて勉強するなど献身的で面倒見のいい一面も。
霊感、もしくはそれに近い能力を持っている。彼女が言うお友だちが最たる例であるが、他の幽霊も視認したり会話したりできる模様。他者からはカフェが虚空へ向かって話したり、いないはずの存在をいると言い張っているようにしか見えず、彼女が敬遠されている大きな原因となっている。
カフェ自身もこれが特異な能力であるという自覚はあるようで特に気にしてはいない模様。この能力もあってか、彼女との育成ストーリーは非常にホラーチックかつオカルティックなものとなっている。
幼い頃から生者と霊の間に立ち過ごしてきたためか口調の数々はどこか浮世離れしており、話す内容は抽象的でスピリチュアルな印象を与える。
しかし彼女が持つ独自の視座は却って他者の魂の裏側や本質を捉えることに長けているようで、ゲームのグッドエンディングでは自分と得意分野が違う後輩にレースで勝つためのアドバイスを送る場面に繋がっている。
元来の彼女の懐の深さ故かどんな霊が起こす事件にも基本的に穏便に対処しようとする傾向にある。霊の間でも相談役として頼りにされており、学園内のグラウンドにいた幽霊からの相談を受け、自分が疲れてしまうまで親身に聞いてやるという一幕も。
自身の名前にもなっているマンハッタンの街に興味があるらしくいつかは行ってみたいとのこと。
レストランのメニューにあるおしゃれなスイーツに興味を示す、トレーナーとクリスマスに出かけてファンの人に「デート」と指摘され頬を赤らめるなど年頃の女の子らしい一面も見せる。
所属する美浦寮には、彼女に似た「何か」が出るという幽霊話がある。そして、彼女自身その「何か」がたまに見えるそうで…?
4コマ漫画「うまよん」でもその話題が取り上げられており、本人の口からも怪談話かと思いきや「オチのない話」として語られている。果たしてその正体が明かされるときは来るのだろうか。
実は登山が好き。空に近い山頂では、『お友だち』とよく会話できるからとのこと。コーヒーの入ったポットを持参するのも忘れない。
ゲームではこれに由来してかサポートカードから「登山家」のヒントが貰える。
ちなみに紅茶は苦手で紅茶を差し出されると嫌そうな顔をする。
「お友だち」
幼い頃から彼女だけに見えている謎の幽霊。カフェによると彼女に非常に良く似た容姿をしているらしい。凄まじいスピードを誇っているようで、特にコーナーリングと体の柔らかさについてはウマ娘としてかなりの才能を持つカフェ自身も驚愕する程。
その速さゆえかカフェがお友達に追いつけたことは無いらしく、お友達の顔はカフェすら見たことがない。カフェはお友達に追いつき、追い越すことを目標としてトゥインクルシリーズに身を投じ始める。
幽霊を否定される深い悲しみから部屋に閉じこもっていた幼いカフェに走る背中を見せ、外の世界を見せると同時に走る楽しみや憧れを教えた、カフェにとって何よりも特別な存在。
その正体についてなど、詳しくは該当記事を参照。
容姿・デザイン
真っ黒なブレザー・チェスターコートに金色のネクタイやベルトがアクセントを効かせるシックなデザイン。黒い手袋も付けており、露出度はかなり低め。
また上履きを履いているが、これは蹄が傷付きやすい馬に使われる、史実のマンハッタンカフェの蹄についていた鉄橋鉄がモチーフ。蹄鉄の両端に橋渡しすることで、靴のような役割で蹄を守っていた。ウマ娘のマンハッタンカフェも爪が割れやすい体質で、トレーナーに処置をしてもらっている。
元々、黄色と黒色は、馬主である西川清氏(西川きよしとは別人)が経営するパーク24社が展開する駐車場・レンタカー事業である「タイムズ」のコーポレートカラーであることに由来する(実際、ブランドのロゴにこの2色が使われており、西川氏も時折黒ずくめのスーツを身にまとい、黄色いネクタイを着けて馬を見に来ることもあった)。
- 私服
勝負服とは打って変わってクリーム色のシャツに黒のチェック柄スカートと柔らかい印象を受けるデザインになっている。しかしこちらも勝負服同様露出度はかなり低い。
猫の足跡のワンポイントがベルトの先端部分に描かれており、バックルも猫の顔の形をしていたりと、愛用のマグカップ同様に猫のデザインがあしらわれている。
漫画版
うまよん
- 14話
「袖を千切った制服と包帯」では、うっかり薬品をこぼして左手を負傷したアグネスタキオンを心配していた。
「美浦寮怪談大会!」では、実際に体験した出来事として「自分で自分を見た」と語って、メンバーを戦慄させている。
- 17話
- 18話
- 31話
スイープトウショウがアグネスタキオンからキャンディーを貰った際、何かの実験だと察して「食べない方がいい」と警告していた。
- 39話
- 50話
- 55話
「いつも研究品を頂いたり世話になっている」というダイワスカーレットの話を聞いて、タキオンの実験に付き合う勇気に感心するが、その実態が「髪がサラサラになるトリートメント」などを貰っている事だと知り、自身との扱いの差に恨めしそうな顔でタキオンに詰め寄る。
- 59話
彼女曰く、この部屋は寮の自室で、玄関で待ち合わせる筈の二人こそ、なぜここにいるのかと逆に問われる。
気が付くと、さっきまで話していたマンハッタンカフェの姿はどこにも無い…。
- 80話
尚も食い下がるゴールドシップを、アグネスタキオンと共に目撃したマンハッタンカフェは、読者に向かってあの台詞を言う。
- 94話
そんな煎餅をオシャレに食べるマンハッタンカフェを見たユキノビジンは「シチーガールだぁ...!」と感心した。
- 126話
それぞれの相手をする為に立ち上った時、苦労している者同士心が通じたのか、無言でお互いの健闘を祈り有った。
アニメ版
OVA『BNWの誓い』
全話に登場。ゲームや漫画と違い、アグネスタキオンとの絡みは無い。また、目にハイライトが有る。
- ①話
- ②話
後半では駅伝のスタート前、ビワハヤヒデの「行くぞっ!」という掛け声に他のチームメイトと共に「おーっ!」と答えている。
- ③話
最後はテイエムオペラオーとほぼ同時に、次期走者にタスキを繋ぐ。
うまよん
8話と10話に登場。こちらは目にハイライトが無い。
一度はピンクウララを返り討ちにするも、最終的に「ウマソルジャーバズーカ」で倒された。
直後にタキオンが「巨大化する紅茶」を出した事で、巨大化して復活するかと思いきや、「紅茶は嫌」と拒否。直後にタキオンも(ほぼ自爆に近い形で)吹っ飛んだ。
ネクタイやコーヒーカップの模様、耳飾りがドクロになっている。
- 10話
…それ離されてない?
ゲーム版
サービス開始からSR・Rのサポートカードが実装済み。
育成ウマ娘としては、2021年10月20日に星3「Creeping Black」として実装された。
タキオンのシナリオでは固定のライバルとして立ちはだかる。NPCとして登場する際は高いスタミナや昇り竜などの金スキルを所持した状態で登場することが多くシンボリルドルフやゴールドシップのようにたびたび長距離レースで自分の育成しているウマ娘が差し切られることが起きる。
「お友だち」や周りの霊の存在を否定されることを悲しみ、他人との関係を持つことを拒絶していたマンハッタンカフェは、自らを否定しないトレーナーと出会い次第に信頼を寄せていく。
彼女の目標は「お友だち」に追いつくこと。体重の乱高下や蹄の脆弱さと戦いながら、「お友だち」を追ってレースに出走し、段々とその後ろ姿に近づいていく。
皐月賞を過ぎると同期のアグネスタキオンが突如無期限の活動休止を表明。何を思ったか急遽カフェのアドバイザーに転身し、シニア級にかけて2人体制でカフェを支えることとなる。これはタキオン自身のストーリーの「プランB」のルートを表現しているものであり、タキオンのアナザーストーリーともとれる(むしろこちらの方が史実に近くはあるが)。
この過程で、カフェ・タキオン・トレーナーの3人は「お友だち」の存在を巡って、カフェの霊力とタキオンの洞察によってウマ娘という生命体そのものの存在にまつわる未解明の謎の多くに触れていくこととなるのも、カフェのシナリオの大きな特徴である。設定レベルから緻密に計算されたストーリーも相まって、かなり完成度が高く相応に評価も高い。
育成ウマ娘
- ☆3[Creeping Black]マンハッタンカフェ
マンハッタンカフェの育成実装に伴う初回実装版。詳細は当該記事にて。
長距離専門の差しウマ娘。まず特筆すべきはその成長率であり、スタミナのみに30%も振られている。1つのステータスに成長率が集中しているウマ娘は初。このおかげで、目標の半分を占める長距離レースも難なく走ることができ、育成も簡単な部類に入る。
しかし中距離適性はBな一方で、目標の残り半分は中距離を走ることになる。不安なら因子で適性を上げておこう。
固有イベントはシニア12月後半までの育成中に長距離レースを2勝以上すると発生する。6勝以上すると最大の効果が得られ、長距離直線に加えて長距離コーナーが獲得できる。特にコーナースキルはとても強力なので、目標外の長距離GⅡ・GⅢを逃さず出走しておきたい。
上記の長距離に向いた成長率と優秀なスキル群もあって、長距離のチャンピオンズミーティングでは常連入りを果たした。固有の安定発動のために追込に改造された上で、ゴルシ・タイシンと共に追込三強を形成している。
カフェのもう一つの特徴として、「ターン開始時に夜ふかし気味の場合、一定の確率で自動解消+やる気上昇(夜ふかし気味になるとやる気が下がる為、帳消しになる)というイベントが用意されている。『ぱかライブTV』でこの発表があった際には視聴トレーナー大多数から「全員に付けてくれ!」等の懇願のコメントが大量に送られていた。
なお目標外の日本ダービーは、ストーリー上では体調が万全でないために回避する流れになるのだが、無理を押して出走すると隠しイベントが見られる(育成上特段のメリットはない)。一方、いかにも何かありそうな皐月賞にはイベントが用意されていないが、代わりに尋常ではない強さのタキオンが固定ライバルとして出走する。
固有二つ名
漆黒の幻影
作戦「差し」で菊花賞、有馬記念(クラシック級)、天皇賞(春)、有馬記念(シニア級)を勝利し、基礎能力[スタミナ]が1200以上になる
- 史実の勝ち鞍と、史実では果たせなかったシニア級有馬が勝利目標。スタミナ1200は一見厳しいように思えるが、後述の成長率のおかげでトレーニングを意識さえすれば達成は容易。
- ちなみにクラシックで菊花と有馬を勝利、翌年に春天勝利という戦績を持っているのは、他にシンボリルドルフしかいない。
サポートカード
- SR[雨の独奏、私の独創]マンハッタンカフェ
リリース初期から実装されているSRサポート。得意練習はスタミナ。
ランダムイベントで貰える「非根幹距離」、ヒントで貰える「道悪」「スタミナイーター」など、条件さえ合えば確実に活躍できるスキルが揃っている。完凸すればレースボーナス・ファン数ボーナス・スタミナボーナス・トレ効果アップと主要な効果を獲得できる。SRとしては総合的に見て高性能な部類であり、初心者に優しい一枚。
- SSR[独奏・螺旋追走曲]マンハッタンカフェ
ヒントにまつわる性能はSRと変わらずだが、練習性能はSSRとしては決して高いとは言えない。しかしこのカードの強みは連続イベントでスタミナグリードを覚える点。カフェ以外にもこのスキルを積めるようになり、デバフ育成の選択肢が増えた。なお連続イベント2回目で長距離コーナーのヒントを貰える選択肢を選ぶと、ランダムで「夜ふかし気味」が付与されてしまうので注意が必要だ。
- SSR[It's on the house.]マンハッタンカフェ
外部出演
Shadowverse
『シャドウバース × ウマ娘 プリティーダービー』コラボにて「ネクロマンサー」クラスのリーダースキンとして登場。
また、霊体の侵入というカードのイラスト違いプレミアムカードとしてマンハッタンカフェの別イラストバージョンも登場した。
関連人物
同期の友人で、サンデー産駒同士の繋がりでもある。
空き教室を共有する仲だが、その他者の迷惑を顧みず実験に引き込もうとする態度には辟易気味で、基本的に応対の物腰が穏やかな彼女としては珍しく、実験台にされそうになる度につっけんどんな対応であしらっている。
……が、かわしきれないこともあるようで「うまよん」では何度も実験台にされたことが示唆されている。自身の経験からかタキオンの実験に巻き込まれた人を助けることも。
共用している空き教室は旧理科準備室で、最初はカフェ専用の趣味のグッズ置き場(生徒会公認)だった。その後研究室を欲したタキオンが生徒会に掛け合った所「問題児に個室を与えるのは危険」と判断され、保護者兼見張り役としてカフェが、研究室として彼女のグッズ置き場が選ばれたという。(タキオンとの共同使用以前からカフェの部屋として生徒会が使わせていることに疑問を持つプレイヤーも多い。グッズの詳細も全貌は判明しておらず、空き教室を要求できるほどに生徒会との関係があるのかも不明)
部屋はきれいに半分に分かれているようだが、カフェ側のスペースにカップが2つ置いてあったり間違えて彼女がタキオンの紅茶を飲んでしまったりしているので詳しい間取りは分からない。
タキオン曰く、カフェのスペースを勝手に弄るととんでもなく恐ろしいことが起こるとか。タキオンの場合、自身の研究資料が燃えてしまって泣いたらしい。
ちなみにタキオンは紅茶党かつコーヒーは苦くて嫌い、カフェはコーヒー党で紅茶は渋くて苦手という風に飲み物の好みはまるで逆。その他何かと正反対な要素が多い2人は一見すると不仲に見えるが、両者はそれぞれ惹かれ合うものをお互いに感じ取っているようである。
彼女の実装により、「ポッケは三強のうち唯一父がSSではない」、「カフェは三強のうち唯一産駒がウマ娘に登場していない」という差異ができた。
寮のルームメイトで後輩。史実では未出走だが産駒がいる関係。
部屋では怪現象が日常茶飯事のようだが、ユキノビジンは「田舎でもしょっちゅうあった」と動じないため、カフェにとっては有難い存在の模様。
- トレーナー(ゲーム版)
カフェの周囲ではお友だちをはじめ普通の人間(とウマ娘)では見えない何かが怪現象を起こすことがしばしばあり、カフェの走りに興味を持ち話をしていくうちに自宅でもそのような現象が起きるようになってしまう、普通に考えてかなりの恐怖がつきまとうはずなのだが当の本人は「慣れてきた!」らしく特に気にしないという(これまでの発光するトレーナー やドロップキックを食らっても平気でいるトレーナーとは別の方向性の)強さを発揮している。
彼女の担当になる際、お友だちに追いつけるようにする約束の元に契約をしたため、それが枷となり約束のために無理を押して走らせるか、担当として安全のために練習やレースを見送らせるかの葛藤を繰り返している。育成中はアドバイザーに転身したタキオンと二人体制でカフェの心身をサポートしていくことになる。
ウマ娘ストーリーの出会いの時点で尋常じゃない精神力を見せていたが、育成ストーリーのバレンタインイベントにおいても灯り一つの暗がりで二人きりという状況の中カフェからの問答中に鎌をかけようとするなど異常な胆力の強さとイチャつき方を見せてくる。
一方でイベント「夢幻ナル世界ノ中デ」では観覧車に乗ってる最中に聞こえた謎の爆発から人間より強いウマ娘で怪異慣れもしているカフェを身を挺して守ろうとするなどの描写があり、先のバレンタインのちょっかいも合わせカフェを等身大の女の子として扱うことに徹底した行動理念を窺わせる。
カフェ自身もその扱いに救われているところがあるようで、トレーナーと日常を過ごしていくうちにお友だちの背を追うことばかりの生き方に変化を及ぼしていく。
競走馬「マンハッタンカフェ」
1998年生まれの黒鹿毛の牡馬(01世代)。父サンデーサイレンス、母サトルチェンジ、母父ローソサエティ。
主戦騎手は蛯名正義、管理調教師は小島太。
3歳春は体重減に苦しみ凡走するも、夏には46kgの増量に成功して富良野特別・阿寒湖特別を連勝、「上り馬」として菊花賞に臨み、GⅠ初出走初制覇を達成。暮れの有馬記念ではテイエムオペラオーとメイショウドトウを破ってGⅠを連勝、翌春の天皇賞(春)も制覇する。
4歳秋には凱旋門賞に挑戦するが、13着と大敗した上にレース後に屈腱炎を発症したことが判明し引退した。
引退後は種牡馬となって幅広い適性の産駒を輩出。GⅠ馬も輩出し2009年にはリーディングサイアーとなるなど安定した成績を収めていたが、2015年8月13日、腹腔内腫瘍のためこの世を去った。17歳没。
より詳しくは当該記事を参照。
- 父の面影
また、サンデーのオリジナルウマ娘を創作する際にマンハッタンカフェの容姿が参考にされることがある。
史実で対戦経験のあるウマ娘
※強調はマンハッタンカフェが先着したレース
・メイショウドトウ…01年有馬記念
・ナリタトップロード…01年有馬記念 02年天皇賞(春)
- 01世代(同世代)
・ジャングルポケット(ウマ娘)…01年菊花賞 02年天皇賞(春)
余談
キャラクターの変遷
旧紹介文の通り、以前は「トレーナーに対し執着心を抱いている」という設定が明記されていた。
……のだが、リニューアル時に一新。彼女にしか見えない「お友だち」がメインの記述になった。
育成実装された現在でも主人公トレーナーに対し執着しているようなものは見られないため変更されたものと見てもいいかもしれない。
その代わりに、キャラストーリー選択画面での「私の『普通』をありのままに受け入れてくれた人」と言う台詞やバレンタインでの超然的な受け答え、トレーナーの提案なら普段はすげなく拒否しているタキオンの実験も(タキオンがアドバイザーとしての提案とはいえ)「トレーナーさんがそう言うなら」と承諾するなど、執着するという描写こそないもののトレーナーのことを深く信頼している様子は描かれている。
ちなみにこういったアプリリリース前の設定変更・削除はウマ娘では決して珍しくはない。
(エアグルーヴが大の男嫌い、ゴールドシチーが「性格に難あり」、など。ただしシチーはモブトレーナーに気性難呼ばわりされており、それ自体は謂れのない文句であるものの彼女が自らの抱える悩みや境遇から気難しい一面があるのは確かである。)
なお、かつて公式サイトでは上記の旧設定に沿った内容の台詞がサンプルボイスとして使われていたが、育成実装されて暫く経った現在ではアプリ版のキャライメージに合わせた台詞(ウマ娘名鑑選択時のもの)に差し替えられている。
また、旧紹介文にある『実は女優業でも活躍中』という文言については、『父・サンデーサイレンスに似ていることで、ドラマに出演したことがある』という、競走馬として稀有な経験に由来するものと思われる。
なお、実はリニューアル時にバストが81から73に減少している。
関連イラスト
関連項目
ウマ娘プリティーダービー
フジキセキ(ウマ娘):青鹿毛で流星だからか史実において先にサンデーサイレンスに似てると言われた。(同期のジェニュインも青鹿毛なのだが流星や星がない為言われることがなかった)。初のサンデー産駒G1馬。
キンイロリョテイ(ウマ娘):モデルとされるステイゴールド号はサンデー産駒で、父に性格がよく似ていた。カフェとは阿寒湖特別繋がりで2001年にステイゴールドは海外初のG1を、一週間後にカフェがサンデー産駒初の有馬記念制覇を達成している。
各ウマ娘のモデルであるフジキセキ、マンハッタンカフェ、ステイゴールドは産駒初のG1勝利、父に毛色や性格が似ている、亡くなった年が同じ2015年(ウマ娘化はされていないが上記されているジェニュインも父と同じ毛色、産駒初のクラシックG1、2015年没と共通点が多い)。
ちなみに彼(女)自身の有馬記念制覇は叶っていないが、産駒は3頭ほど制している(ドリームジャーニー、オルフェーヴル、ゴールドシップ)。
ゼンノロブロイ:ウマ娘化されているサンデー産駒で有馬記念制覇したつながり。
小島太調教師繋がり
サクラチヨノオー(ウマ娘)・サクラバクシンオー(ウマ娘)
小島が現役騎手時代に騎乗し、GIを制覇。また、両モデル馬の担当調教助手が、境勝太郎元調教師の定年退職後は小島厩舎に移籍し、厩務員としてカフェを担当していた繋がりもある。
サクラローレル(ウマ娘)
騎手時代の小島を鞍上に重賞初勝利し、小島の騎手引退後、天皇賞(春)と有馬記念を制覇。境勝太郎厩舎からの引き継ぎで、厩舎開業から間もない頃の小島が管理した。また、小島の息子である良太が、厩務員としてローレル、調教助手としてカフェを担当していた繋がりもある。
チーム凱旋門賞
エルコンドルパサー(ウマ娘)、ナカヤマフェスタ(ウマ娘):蛯名正義元騎手とのコンビで出走。
シリウスシンボリ(ウマ娘):セントライト記念出走時の鞍上・二本柳壮元騎手がシリウスを管理していた二本柳俊夫調教師の実の孫にあたる。
ゴールドシップ(ウマ娘) サトノダイヤモンド(ウマ娘)
お友だち(ウマ娘)
ビート板勢
ポケットモンスター ルビー・サファイア:レース出走時に調子が良いと「サファイアの海でも、ルビーの大地でも…!」という台詞を発することがある。ルビサファの発売年は2002年で、競走馬マンハッタンカフェが古馬になった年と同じ。
白坂小梅:『アイドルマスターシンデレラガールズ』より。霊感体質で常人には見えない友達がいるアイドル同士。
pixivisionによる特集
霊感ウマ娘、登場!話題のマンハッタンカフェとは?(2021.10.23公開)