「ひらめきのまんまにマヤ飛んじゃうよー!アイ・コピー☆」
プロフィール
キャッチコピー | 甘々な末っ子ガール。早く大人になりたい! |
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誕生日 | 3月24日 |
身長 | 143cm |
体重 | 増減なし |
スリーサイズ | B76・W51・H73 |
靴のサイズ | 左右ともに20.5cm |
学年 | 中等部 |
所属寮 | 栗東寮 |
得意なこと | 大抵のことはなんでも |
苦手なこと | 隠しごと |
耳のこと | 耳抜きがとても上手 |
尻尾のこと | 嘘をついていると激しく揺れる |
家族のこと | 空港は、パイロットの父との遊び場だった |
マイルール | トレーナー室入室前にポッケのグロスを塗る |
スマホ壁紙 | トレーナーちゃんとのツーショット♪ |
出走前は… | トレーナーちゃんの観戦席をロックオン☆ |
得意科目 | ぜーんぶ!(とくに、応用問題が得意!) |
密かな自慢 | 実は世界的な俳優とお話したことがある |
よく買う物 | 流行りのドリンク(カスタムは気分で☆) |
ヒミツ | ①どんな紙を渡されてもよく飛ぶ飛行機が折れる / ②アクション映画にはうるさい |
自己紹介 | えへへ、マヤちんだよーっ☆ ワクワクすることとか~、シゲキのあることが大好きなんだっ♪よろしくー! |
CV | 今村彩夏→星谷美緒(※) |
(※)2018年6月30日を以って今村が声優を引退したため、同年7月1日以降は星谷が引き継いだ。
甘えん坊でヤンチャな天才少女。 父がパイロットのため、航空機用語をたまに使う。
大人のオンナに憧れているものの、目の前のワクワクに惹かれる子供っぽさがつい出てしまう。
また驚異的な直感力、 超人的なセンスを持ち、その場における 『正解』 がすぐわかる。
(公式ポータルサイトより)
(リニューアル前)
天真爛漫でとにかく元気なウマ娘。
甘えん坊な末っ子気質で、飽きっぽく気分屋。
いつもトレーナーを振り回してくるが、最近はちょっと大人びたいお年頃。
ソロ曲
ドキドキの滑走路 キミとなら行けるはず
『 ときめきスクランブル 』
作詞:うらん 作曲・編曲:山口朗彦
止まらないドキドキを連れて飛び立とう♪
憧れへ一直線!のわくわくソング!テイクオーフ☆
(ウマうたジュークボックスより)
概要
マヤノトップガンは、メディアミックスプロジェクト『ウマ娘プリティーダービー』に登場するウマ娘。実在の競走馬・種牡馬「マヤノトップガン」号をモチーフとする。
どんなことでもすぐに「わかる」直感力と、その場における「正解」の作戦を実行できる変幻自在の脚質を持つ天才少女。デュランダル曰く「子供のように見えて時に賢者の様な叡智を見せることがある」とか。
実馬は比較的成長が遅れ、デビューは3歳(アプリゲーム版で言えば2年目クラシック級に入ってから)、4戦目で初勝利、その後もオープン戦で好走するが重賞級の勝利はクラシック級の後半に入って以降になった。これらの経緯は、努力嫌いな気むずかし屋といったところなど子供っぽい性格のモチーフになったと思われる。
なお、これらの紆余曲折ある背景からか他人の怪我にはかなり敏感であり、ゲーム版メインストーリー第1部ではナリタブライアンが怪我で全盛期の走りができないことを見抜く、デュランダルの育成ストーリーではデビュー後のデュランダルが脚を痛めていることを走っているのを見ただけで気付くといった芸当も見せている。
ナイスネイチャにウソのオトナ情報を吹き込まれる形でからかわれる場面もあるが、それに気づいて怒る姿がカワイイとおだてられ更にツケ上がってしまう、ネイチャ曰く「チョロかわ」な一面もある。
中等部のクラスメイトはニシノフラワー、スイープトウショウ、ビコーペガサスと、子供扱いされながらも圧倒的天才肌の面々が揃う。寮のルームメイトはトウカイテイオー。
周りからは「マヤノ」と呼ばれるが、自称は「マヤ」もしくは「マヤちん」。
また、稀に自称が「アタシ」になることがある。どのような状況でこの自称を用いているかは現状不明。
また、名前から映画『トップガン』にちなんだモチーフが多く導入されており、衣装や家族構成などは映画に由来する。天才肌など、主戦騎手の田原成貴をモチーフにしたと思われる部分も多数あり、特に投げキッスは彼のパフォーマンスにちなむものである(さすがに十字を切るのはまだやっていないが)。
勝利時の両手を広げて飛び回る(マネをする)マヤノトップガンは必見。
とはいえ、アプリゲーム版にてトレーナーノートには「空港は父との遊び場」と書かれていたりするため父親は軍人・自衛官ではなく旅客機のパイロットであるようだ(ただ母から教えてもらった痛いの痛いの飛んで行けにはイーグルのワードが使われており、F-1、F-2の後に「パパが乗ってる機体は…」と続けるので元戦闘機パイロット、つまり元軍人(元自衛官)の可能性はある)。
容姿・デザイン
ツーサイドアップにしたオレンジがかった栗毛のロングヘア。右耳に黒のリボンを巻いている。『スラップスティック・クラッシュ!』では映画の影響で1度黒髪に染めようか言及する場面もあるため、一応地毛からしてこの色らしい。黄色の瞳は、ナリタブライアンやタニノギムレットといったブライアンズタイム産駒モデルのウマ娘共通のデザイン。
アプリゲーム版での名称は「すくらんぶる☆ゾーン」。
チューブトップの上にフライトジャケットを前開きで羽織り、ホットパンツとオーバーニーソックスを身に着けている。史実の馬主の勝負服(黄、緑縦縞、袖緑二本輪)のカラーリングに合わせてチューブトップ・オーバーニーがイエローで、グリーンはワンポイントカラーに採用。また、フライトジャケットの裏地はモロに史実の勝負服と同じデザインになっている(公式サイトの原案イラストを見るとはっきり確認できるが、ゲーム中は中々確認しづらい。レース中の後ろからのカメラワークで裾がはためいた時など、動きの中でちらりと見える程度)。
ワッペン塗れのフライトジャケットも映画『トップガン』でトム・クルーズが着ていたジャケットが元ネタで、かなり再現度が高かったのだが、ゲーム版にて2021年7月29日の更新でほぼ全てのワッペンのデザインが差し替えられた。(多少は崩してるとはいえ)忠実に再現し過ぎて現実の国旗やアメリカの海軍・政府機関のエンブレムほぼそのままというのもあったため、こればかりは仕方ないだろう。実際は翌2022年5月公開の新作映画『トップガン マーヴェリック』のデザインに合わせた変更であった模様。「アプリゲーム版での衣装変更について」を参照。
2021年のゲーム版イベントストーリー第3弾『花咲く乙女のJunePride』にて、ビューティー安心沢がマヤ用に新しく「ビューティードリームカップ」のために製作した勝負服。何気に下ろしていた髪もまとめ上げているので最初期の新衣装としては結構大胆に髪型の印象も変わっている。なお、髪がまとめられた結果後ろから見ると背中や肩がかなり露出する形となる。
カラーリングも黄色やピンクと彼女の髪色に合わせ暖色系の色合いとなっており、マヤらしく明るい雰囲気の勝負服となっている。「結婚式」の繋がりから、この服装はライスシャワーにもよくチラチラ見られているようだ。ちなみに、マヤ曰くこの姿を父親に見せたら泣かれたらしい。
2024年のゲーム版イベントストーリー第39弾『スラップスティック・クラッシュ!』にて登場する3着目の勝負服。ゲーム版において3着の専用勝負服を持つのはマヤが14人目である。
トレセン学園の秋の文化祭「聖蹄祭」出場の3ピースバンド『魔女娘』のベース担当。ベースはフェンダー社のジャズベース。
魔女(ボーカル&ギター担当のシーキングザパール)に従う2匹の使い魔の1匹黒猫マヤノという設定(もう1人はドラム担当の白猫マチカネフクキタル)で、猫耳帽子を被り全身猫の意匠が施された衣装を着ている。
髪型は二つ結びのおさげで毛先を紫に染めたグラデヘアー。なお、この衣装を見た猫好きのナイスネイチャにはかなりソワソワされたそうな。
- 私服(アプリゲーム版)
戦闘機のワッペンが貼られた勝負服とは対照的に年相応なかわいらしい服装。上下共に髪色より少し薄めなオレンジのチェック柄となっている。また、ベルトの留め具もハートになっているのがマヤらしい。ちゃっかりネックレスを付けているのはオトナの女感を出したいという彼女なりの拘りなのだろうか。ちなみに、ストーリーイベント第8弾の『聖なる夜に重なるキセキ』のイベントトップではオレンジ色のスパッツが確認できる(サイドはハートマーク)。しかもローライズ。
- フォーメーション:PARTY
2021年のゲーム版ストーリーイベント第8弾の『聖なる夜に重なるキセキ』にて登場する衣装。サポートカード[フォーメーション:PARTY]のイラストがこれ。髪型などはいつもと変わっていないが、サンタの帽子で耳も隠れているのが特徴。なお、恐ろしいことに一応冬服なのに脇から二の腕までが丸出しになっている。明らかに寒そうだが劇中では外で食事を楽しんでいたので本人はそこまで気にしていない様子。
- Chill chill night
マヤノトップガン2枚目のサポートカード[Chill chill night]のイラストに登場する衣装。デート用の気合の入った私服…なのだが、気合が入りすぎている。前述の私服とは打って変わって大胆に露出した肩とおへそにショートパンツと、どちらかというと勝負服に近い装い。バッジには変幻自在の進化先を持つあのポケモンのようなキャラ、腰周りのアクセには「Flying Ace」の文字、さらにベルトには元競走馬の母を思わせる「--p me please」の文字が刻まれるなど小ネタは枚挙にいとまがない。
- パジャマ姿
アニメ版Season2で登場するオレンジ色のパジャマ衣装なのだが、劇中ではマヤの出番の都合上こちらも登場回数は多くない。
マンガ版
STARTING GATE!
トウカイテイオーのルームメイトとして初登場。『ウマ娘』プロジェクト初期の作品のため、お互いの呼び方が「テイオー」(例外あり)「マヤ」となっていたり、マヤノのデザインが八重歯の目立つ姿となっているなど、現在とは違う点が見受けられる。
うまよん
主に同室のトウカイテイオーや親友のマーベラスサンデー、ナイスネイチャと一緒に登場。ウマ娘にすら過酷なお出かけ「マヤーズブートキャンプ」など、ここが初出しの設定も多い。
スターブロッサム
キービジュアルにて、メインメンバーの一人としての登場が示唆されている。
最初期は扉絵での登場に留まっていたが、第36話にて遂に登場。チームアルファルドのメンバーとして物語に参戦する。こちらの世界でもマーベラスとは親友であり、脚を怪我した彼女を肩車する場面も(彼女と同じベテルギウスに在籍するフジキセキからも頼りにされている様子)。
類稀な脚力と瞬発力と肉体のバネ、そして何事にも即座にコツや極意を理解してしまう思考力を併せ持った「天才」。第37話のビーチバレー対決では長身の恵まれた体格を誇るスノウインハザードと互角以上のジャンプ力を見せ、ローレルとのコンビネーションやフェイントで見事勝利を飾った。スノウのスパイクは(砂とはいえ)地面にめり込む程の威力でローレルやヨシノでは全く対抗できなかったが、マヤのみ彼女の攻撃を凌いでいた。
まだまだデビュー前だけあってかゲーム版よりも諦めがやや早かったり勝負を諦めないローレルが理解できなかったりと発展途上な部分こそあるが、いずれマーベラス達とキラキラなデビューを果たすことを誓っている。なお、ローレルに対してはオトナっぽいと憧れている様子。
アニメ版
TVアニメシリーズ
OVA『BNWの誓い』
アニメ初登場。ビワハヤヒデをリーダーとする「チームB」のメンバーとなる。
Season2
トウカイテイオーのルームメイトとして登場。2期作中で登場する際はほぼベッドの中で寝てばかり(病気とかではなく、早寝かつ遅起きなだけの様子)であった。
ちなみに、本編だと殆ど映らないものの、自室では元ネタの一つでもあるF-14の写真が飾られているほか、可愛らしいぬいぐるみがいくつか置いてある場面も確認できる。
Season3
相変わらず寝ている姿ばかりが映っており、第8話でも姿が確認できる。
第9話の天皇賞(春)の過去レース紹介の際、サクラローレルと同レースで競い合っていることがわかった。また、アニメではここが初の勝負服お披露目でもある(ずっと寝てばかりでデビューすらしてないなんてことはなかった)。
第10話ではビューティー安心沢の「強さは美しさ!新勝負服コレクション」にて[サンライト・ブーケ]の衣装で登場している。この衣装のマヤがアニメにが登場するのはもちろん初。
最終回では、キタサンブラックのラストランとなる有馬記念を観戦していた。ちなみに、史実のマヤノトップガンはキタサン同様2.33.6のタイムで有馬記念を逃げ切っている。
RTTTシリーズ
新時代の扉
台詞は一切ないが、冒頭に歴代ウマ娘の1人として一瞬だけ登場する。
その他のアニメ
うまよん
第3話、ユキっぺことユキノビジンと共にゴールドシチーの現場に見学に向かう。
うまゆる
第12話「鎖威拒宇血夷武!波羅離螺!」において、ウオッカ率いる「鎖威拒宇血夷武 無頼暗(さいきょうちいむ ぶらいあん)』の一員として登場。もちろん元ネタはモチーフの競走馬の父親。また、ここでの二つ名は「変幻自在のカスタムバイク」だが、これはもう一つのモチーフである『トップガン』のマーヴェリックがバイク乗りであることに由来すると思われる。うまゆるらしく最後のセリフはパロディ。→チャリで来た
ゲーム版
『熱血ハチャメチャ大感謝祭!』
本作でも勿論プレイアブルキャラクターとして参戦。今回は『スターブロッサム』に登場したウマ娘メインの構成であるチームプリムラのメンバーとして活躍する。
アプリゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』
「ビクトリー!マヤに夢中になっちゃった?」
リリース初期より☆2の育成ウマ娘とR・SRサポートカードとして登場。
モデルとなった競走馬の異なる4つの走り方全てでGⅠのレースを優勝した多才さを反映してか、こちらのストーリーでも新たな走り方を次々に習得し、多くの物事をすぐに「わかる」事のできる高い理解力を持つ天才肌なウマ娘として描かれている。
一方である程度の事はすぐにこなせてしまうため、つまらなく感じてしまいやすい飽き性にも繋がってしまっている。
父親はパイロットとの事で飛行機は昔から好きらしく、パイロットをイメージした勝負服も父との関係がルーツである。幼い頃からパイロットである父と触れ合ってきた影響か「ユー・コピー?」「アイ・コピー!」等の無線用語や飛行機関係の言葉を好んで口にしたりする。
「大人の女性」となる事に憧れを抱いており、担当トレーナーに対しては「大人らしい事」の一環も兼ねてデートや恋人のようなふるまいを求める事もしばしばである。トレーナーが女性設定であっても。
その有り余る才能や本人の明るい気質も相まってか交友関係はかなり広く、前述のナイスネイチャ、トウカイテイオーやユキノビジン、マーベラスサンデーやヒシアケボノ等々、多くのウマ娘と良好な関係を築いている。
その潜在能力の高さは同年代どころか上級生のヒシアマゾンにも高く評価されている程で、彼女の天才ぶりはネイチャ曰く「コツがあるならちょっくらこっちにも横流ししてほしい」とまで言及されている。
2024年のイベントストーリー第39弾『スラップスティック・クラッシュ!』では事実上の主人公。聖蹄祭でバンドを組むためにベースを購入するなどかなりの張り切りようだったが、いわゆる「カッコいい」の路線を行きたいマヤと良くも悪くもクセの強いシーキングザパールやマチカネフクキタル達バンドメンバーとは作家性の違い(?)で悪戦苦闘することになる。
良くも悪くも今回はそのすぐに「分かってしまう」理解力の速さが裏目に出ており、珍しくツッコミ役としてなんとかバンドを盛り上げようと奮闘する。
本作では独自にバンドシーンも製作されており、3人同時の演奏する場面も。3人の歌唱も相まってかなり気合の入った演出となっている上に、マヤノトップガンの主戦騎手だった田原成貴のネタが入れられており、競馬ファンからも好評の電波ソングとなっている。
なお、「そこそこぱかライブVol.39」によれば3人の演奏の上手さはそれぞれ微妙にミュージックチームに調整されているらしく、「3人の中で1番プロっぽい演奏になっているのはマヤ」だとか。
ウマ娘ストーリー
おてんばで自由気ままなマヤノトップガン。天才であるが故の飽き性、物事の表面だけを見て「もう"わかった"からつまんない」と見切りをつけてしまう性格のため、トレーニングを最初の1回以降すべてサボっており、そのせいでレースへの参加すら禁止されてしまう。そんな彼女が秘めた「レース展開を見極める鋭い洞察力」をとあるトレーナーによって見いだされることにより、物語は始まる。
憧れのトゥインクル・シリーズへの進出。そして夢見る「キラキラした大人」。果たして彼女はそれらを叶えることができるのだろうか…?
育成ウマ娘
- ☆2[すくらんぶる☆ゾーン]マヤノトップガン
リリース当初から実装されている☆2育成ウマ娘。詳細は該当項目にて。
覚醒スキルが全て距離・脚質を問わないものになっているのが特徴。一周年で大幅強化された「ノンストップガール」もLv5で解禁される。
Lv3で解禁される「好転一息」は進化条件が「スキルを〈長距離〉か〈中距離〉の片方を4つ取得」という妙に難しいものになっており、育成方針をしっかり固めておかないと進化できない。
「ノンストップガール」も進化条件の1つが「回復スキルを2つ取得(1つは好転一息で賄える)」(もう一つはGⅠ3勝/クラシック有馬記念で勝利)なので、進化させやすいのは長距離向けの育成となる。
「プロジェクトL'Arc」ではどちらもシナリオ条件で簡単に進化可能。
バ場適性 | 芝 | A | ダート | E |
---|---|---|---|---|
距離適性 | 短距離 | マイル | 中距離 | 長距離 |
D | D | A | A | |
脚質適性 | 逃げ | 先行 | 差し | 追込 |
A | A | B | B |
芝A/中距離A-長距離Aの芝中長タイプ。Aではない適性もダートE/短距離D-マイルDと全体的に高く、継承因子次第で短距離・マイルやダートの中距離も走ることができる。
更に特徴的なのは、脚質適性がすべてB以上という驚きの性能。これにより基本どの脚質のタイプにも育成する事のできる万能選手。
ただその分シナリオの難易度も高く、ライバル枠がナリタブライアンやヒシアマゾンであり、長距離のレースを有馬記念→阪神大賞典→天皇賞(春)と長くこなした上で中距離の難関である宝塚記念で3着以上・天皇賞(秋)で1着を取り、再び長距離の難関たる有馬記念での1着を取る事が必要となる。
そのためプレイヤーには後のレースや育てたい方向性も意識して大局的に育成方針を定めていく高い計画性が求められる。
ちなみにゴールドシップと継承相性が非常に良く、マヤを追い込み型に育成してゴルシの因子役にするのも非常に効果的。
- ☆3[サンライト・ブーケ]マヤノトップガン
2021年5月28日、ストーリーイベント『花咲く乙女のJunePride『』の開催と共に実装された育成ウマ娘。通称「花嫁マヤ」。花嫁エアグルーヴとの同時実装で、リリース後初の季節衣装。
固有スキルが通常のマヤよりも発動しやすく高性能になり、覚醒Lv5では回復スキル「円弧のマエストロ」を自前で獲得できるという利点もあって通常版よりも楽に育成可能である。進化条件も「切れ者/スタミナ600(B)以上」と「スキルを〈長距離〉か〈中距離〉(1つはLv3の「魅惑のささやき」が使える)の片方を2つ取得」に緩和されており、進化させやすい。
- ☆3[ろっきん☆MewMeow]マヤノトップガン
2024年9月30日、ストーリーイベント『スラップスティック・クラッシュ!』の開催と共に実装された☆3育成ウマ娘。
詳細は該当項目にて。
固有二つ名
変幻自在
作戦「逃げ」「先行」「差し」「追込」それぞれでGⅠを勝利する
- 1着目標以外でさらに2勝しなければならないため、全勝で目標達成が楽勝であることが前提。また各レース毎に選び直す必要がありやや手間はかかるが、逆に言えばそれだけ。普段は逃げ、どこか1戦で先行、適性Bの差し/追込はちょうど2つある1着目標の時に…という具合に変えていけば簡単に取得可能。
- この条件を達成すると、「Make a new track!!」以外ではシニア級12月後半の後に隠しイベントが発生。ステータス上昇と各脚質に応じた4種のスキルの解禁がされる。
- 「プロジェクトL'Arc」では目標レースとなるGⅠがぴったり4であり、このシナリオでの取得は全ウマ娘の中で最低難易度(とはいえ、ライバルウマ娘が非常に強力な凱旋門賞を異なる脚質で挑む必要があるため、スキル取りや作戦には注意が必要)。
サポートカード
- SR[カワイイ+カワイイは~?]マヤノトップガン
リリース初期よりサポートカードガチャにて入手可能なSRサポート。タイプはスタミナ。
映り込んでいるウマ娘はカレンチャンとヒシアケボノ。3人とも配信者という共通点がある。
- SSR[フォーメーション:PARTY]マヤノトップガン
2021年11月29日、ストーリーイベント『聖なる夜に重なるキセキ』の開催と同時に実装されたSSRサポート。タイプはスピード。
完凸までカードを重ねれば得意率80と中々の練習性能を誇る。
- SSR[Chill chill night*]マヤノトップガン
2023年6月19日、マーベラスサンデーの育成実装と同時に実装されたSSRサポート。タイプはパワー。
汎用性の高い加速スキルである「ノンストップガール」をイベントで手に入れることができる上、初期絆・得意率から練習性能が高く使いやすい。
その反面、枠を作りづらいパワータイプという点、ノンスト要員としてもスタミナSSRのスペシャルウィークや賢さSSRのユキノビジンが既に存在している上に上述のスピード版とトレードオフになってしまう点から絶妙に採用が難しい一枚となってしまっている。
しかし「U.A.F.Ready Go!」でパワーサポートの必要性が上がったので、このカードも日の目を見たのかもしれない。
ぱかチューブっ!版
映画『トップガン』関連
映画『トップガン マーヴェリック』の公式宣伝パイロットとしての宣伝の一環として「ぱかチューブっ!」に出演。
ジャパンプレミアイベントの出走告知、映画『トップガン』のテーマソング「Danger Zone」をゴールドシップと歌う動画の2本に出演した(後者は削除済み)。
ゴールドシップが主催する「ぱかチューブっ!」のゲーム企画に、トウカイテイオー、キングヘイローと共に前・中・後編と3本出演。
挑戦するゲームは「GangBeasts」と言う、対戦ゲーム。
これだけならなんてことはない企画なのだが、マヤ(と言うかその中の人)のゲームの不慣れさからか、突拍子もない敗北が度々発生。
特に崖に足を滑らせて自滅(テイクオフ)する様子を持ち歌「ときめきスクランブル」をかけてしっかりと映し出すその姿が笑いを誘うこととなる。
誰が言ったか、ときめきテイクオフ。
さらに運営がこれに味を占めたのか、次なる犠牲者が…。
競走馬『マヤノトップガン』
『マッハの衝撃波。』(ヒーロー列伝より)
1992年生まれの栗毛の牡馬。父ブライアンズタイム、母アルプミープリーズ、母父ブラッシンググルーム。
主戦騎手は田原成貴だが、デビュー戦及び条件馬時代の計4戦は武豊が騎乗している。
1995年の1月にデビューし、4戦目で初勝利。しかし、賞金が足りず春のクラシックには間に合わなかった。
菊花賞トライアルの神戸新聞杯(GⅡ)と京都新聞杯(GⅡ)はどちらも2着だったが、本番の菊花賞では、ダービー馬タヤスツヨシ・オークス馬ダンスパートナーらを退け優勝。この時に主戦の田原成貴は十字を切って投げキッスという派手なパフォーマンスを演じたが、これは同年の凱旋門賞をラムタラで制したランフランコ・デットーリの真似で、後輩の騎手たちから「勝ったらやってくださいよ」と言われたためにやったと語っている。
年末の有馬記念では1歳上の三冠馬ナリタブライアンやヒシアマゾン、同期の皐月賞馬ジェニュインらを破ってGⅠ2勝目。秋での活躍が評価され、1995年の年度代表馬に輝いた。
翌1996年の阪神大賞典(GⅡ)でナリタブライアンと再び対戦。敗れはしたものの新旧年度代表馬のマッチレースはGⅡながら名勝負との呼び声が高い。後年、田原騎手は「仕掛けを一呼吸待てば勝てた」と発言しているが、この年は仕掛けを待てない気性に悩まされ、宝塚記念こそ勝利しGⅠ3勝目を挙げたが、天皇賞(秋)はバブルガムフェローに敗れ2着。有馬記念も精彩を欠いて7着に終わった。
3強と呼ばれたマーベラスサンデーとサクラローレルを退けGⅠ4勝目、しかもライスシャワーのタイムを大幅に更新する3.14.4のレコードタイムをマークしたが、秋シーズンを目指す途中で屈腱炎にかかり引退することとなった。
4つのGⅠを逃げ・先行・差し・追込とあらゆる戦法で勝利するという変幻自在の脚質が持ち味。まさしく「トップガン」の名に恥じない、戦闘機のような馬といえる。
一方で気性難持ちでもあり、先述した変幻自在の脚質も、鞍上の田原騎手があらかじめ作戦を決めずにスタート後の馬の状況に合わせて位置取りを変えていたためであった。
しかしこれも見ようによっては、ピーキーな戦闘機を操って勝利に導いたエースパイロットに近しいだろう。
※東スポYouTubeチャンネルにて、田原成貴元騎手がマヤノトップガンを語った動画
種牡馬入り後は中央・地方の重賞勝ち馬を数多く輩出し、ブライアンズタイム系種牡馬としてはタニノギムレットに次ぐ実績を出した。産駒の傾向としては芝・ダートとも問題なく、距離適性もスプリンターからステイヤーまで幅広かったが、一方で総じて晩成気味で、2歳時から活躍する馬は少なかった。
産駒からはGⅠ勝利馬こそ出なかったが、母父としてはキャッスルトップ(2021年ジャパンダートダービー馬)を輩出している。
2015年3月に種牡馬を引退した後は功労馬として余生を送っていたが、2019年11月3日、老衰のため死去した。27歳没。
余談
pixivでは
前述のようにマヤノトップガンの父親はパイロットらしいのだが、その名前から映画の方のトップガンを連想する人はかなり多いらしい。それ故にマヤノトップガンをF-14や他の戦闘機と一緒に描いた作品もある。
ニコニコ動画ではマヤノトップガンのセリフを組み合わせエースコンバットMADを作る猛者もいるくらいで、刺さる人には刺さる。
アプリゲーム版での衣装変更について
マヤノトップガンが着ているフライトジャケットは馬名の由来である映画『トップガン』に登場するものをモチーフにしたものだが、2021年7月29日のゲーム版更新で、デザイン調整が入ってジャケットのフロントや袖、背面に施されたワッペンのデザインが変更された。
デザイン調整の理由に関しては様々な憶測が飛び交っている。
一説では前述の通りモチーフ元に忠実に再現し過ぎて、映画『トップガン』の著作権侵害に当たる可能性があったため、止むを得ず全てのワッペンを修正せざるを得なくなった…という意見。
映画『トップガン マーヴェリック』の日本公式Twitterアカウントから、史実及びウマ娘のマヤノトップガンの誕生日を祝うツイートがなされてはいるが、トップガン制作陣は好意的に受け止めていても、米軍やF-14の開発元である旧グラマン社を前身とするノースロップ・グラマン社(旧デザインの左腕にあったトムキャットのパッチ)から訴えられる可能性が残っていたため変更したという見方が出来る。
実際デザイン調整後は実在する米軍部隊章、左腕のトムキャットパッチなど米企業や米軍との訴訟に繋がりそうなパッチは全て変更されている事が確認できるからだ。
一方で中国への配慮と言う見方も存在しており、中国側に糾弾されないように変更したと言う説も出ている。
中国発のアプリ「アズールレーン」ではキャラの衣装が中国で大きく変更されたり、実装艦の名を偽名にして出すなどしている。他にも同じく中国発のアプリである「ドールズフロントライン」では旧日本軍の銃である一〇〇式機関短銃が中国サーバーで「櫻花」という偽名で実装されている。
こうした話から推測できるように、現在中国のゲーム業界は中国当局の大変厳しい監視下にあり、諸外国の文化に対する規制が明確に存在している以上、この説も否定出来ないのは事実である。
いずれにせよCygames側が変更理由を公表していない為、どの説も憶測の域を出ないと言うのが現状であった。
しかし、2021年8月28日のイベント「ウマ娘 プリティーダービー 3rd EVENT WINNING DREAM STAGE」において、映画「トップガン マーヴェリック」の宣伝パイロットに就任することが発表された。未だ正式な衣装変更の理由の発表はないものの、公式に映画『トップガン』とのタイアップが実現した以上、それに伴うデザイン変更と考えるのが自然であろう。
スポーツ新聞一面に抜擢
2022年12月20日付の日刊スポーツ一面には、有馬記念の特集も兼ねて大々的に一面を飾った。他にも担当調教師だった坂口正大のインタビューも入っている。担当声優の星谷美緒氏も購入したことを報告している。
関連イラスト
関連項目
97年古馬三強
- マーベラスサンデー(ウマ娘):同期
- サクラローレル(ウマ娘):1世代上
同期(95世代(ウマ娘))
- フジキセキ(ウマ娘):対戦なし
- ヒシアケボノ(ウマ娘):対戦なし
- マーベラスサンデー(ウマ娘):3回対戦(96天皇賞(秋)、97天皇賞(春))
史実で対戦のあるウマ娘
- ナイスネイチャ(ウマ娘):2回対戦(95有馬記念、96天皇賞(秋))
- ロイスアンドロイス(ウマ娘):2回対戦(95有馬記念、96天皇賞(春))
- ナリタブライアン(ウマ娘):3回対戦(95有馬記念、96阪神大賞典、96天皇賞(春))。あと父が同じ。
- ヒシアマゾン(ウマ娘):2回対戦(95有馬記念、96有馬記念)
- サクラローレル(ウマ娘):5回対戦(96天皇賞(春)、96オールカマー、96天皇賞(秋)、96有馬記念、97天皇賞(春))
- バブルガムフェロー(ウマ娘):96天皇賞(秋)で対戦
ブライアンズタイム産駒繋がり
田原成貴騎手繋がり
- トウカイテイオー(ウマ娘):ルームメイト。史実では、田原成貴を背に有馬記念を優勝(トウカイテイオーは1993年、マヤノトップガンは1995年)。
坂口正大厩舎繋がり
その他
- タマモクロス(ウマ娘):マヤノトップガンと同様に自在の脚質を持つ(ただし、タマモクロスは『逃げ』のパラメータは低い)。
外部リンク
- 第50回「ぱかラジッ!~ウマ娘広報部~」 ゲスト:今村彩夏
- アニメ版第35回「ぱかラジッ!~ウマ娘広報部~」 ゲスト:星谷美緒