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ドールズフロントライン

どーるずふろんとらいん

中国で開発された擬人化銃育成シミュレーションスマホゲーム。公式略称は『ドルフロ』。
目次 [非表示]

概要編集

中華人民共和国で開発された擬人化育成シミュレーションスマホゲーム


旧名:少女前線


開発元である「サンボーン」の開発チーム「MICA-team」が同人サークル時代に発表した『軍武機械娘』が原型であり、後に発売されたと世界観を共有している。

現代のメジャーな銃から第一次世界大戦時代と言ったマニアックな銃まで、幅広く登場するのが特徴。


中国本土では2016年より配信されているが、成都数字天空(DIGISKY)との協力契約が終了し契約更新に至らなかったことから、2024年12月31日に一旦サービスを終了する予定。一応、別の形での展開を模索しつつ、海外での展開は継続するとのこと。


日本版展開における商標問題、及び名称変更。編集

2015年9月、日本版展開に向け旧運営である「Wave-Games」と締結し2016年夏以降の配信を予定していたが、配信前のβテストにて2度もサーバーダウンを起こした事が原因で開発側である「サンボーン:MICA-team」と亀裂が生じ、一時は和解まで持ち込んだが2017年4月に「Wave-Games(後のYostar)」が連絡を拒絶した事により新たに設立された「サンボーンジャパン」にて日本版を運営する事になる。

この時原題である「少女前線」の商標が第三者によって2016年に登録されており、調停による権利譲渡を受けることで合意したはずが反故されたとして日本版の展開が大幅に遅れ、2018年に日本語向けのタイトルが「ドールズフロントライン」へ変更された。


同シリーズ編集

本作より30年後を描くスピンオフ。ターン製SRPG。

旧作が2013年、リメイクが2024年にリリース済。


本作と時系列を並行している外伝作品。ダンジョン探索型ローグライク。

大陸では2021年、日本やグローバルでは2022年にサービスを開始。


本作より10年後を描く正当続編。ターン製SRPG。

大陸では2023年、日本やグローバルでは2024年にサービスを開始予定。



ストーリー編集

2030年、北蘭島事件により地球の大部分が汚染、人類の生存可能圏が大幅に失われ、残った各国の自国の保全等の政策による利害関係の対立にて2045年に第三次世界大戦が勃発、緒戦から核兵器が大量に用いられ、2051年に終結したものの核兵器による更なる汚染拡大と国家の衰退による民間軍事会社(PMC)による都市運営の委託が行われた。


そして人類に変わる労働力である「自律人形」の出現により徐々に復興していたが、2061年、自律人形の生産工場の「鉄血工造」の人形達が暴走する「蝶事件」(日本の公式解説動画では胡蝶事件と呼ばれている)が発生、鉄血工造で作られた戦術人形達は人類に対して攻撃を開始する。


民間軍事会社である「G&K:グリフィン&クルーガー」は蝶事件発生に伴い、指揮官の増員によって戦術指揮官として新たに着任した指揮官(プレイヤー)は着任早々戦術人形を率い重要任務に当たるが・・・。


第二章開幕編集

10章→大型イベント「特異点」にて第一章という区切りと位置付けられており、大型イベント「秩序乱流」は事実上、第二章のプロローグエピソードに当たる。


組織、及び登場人物編集

ドールズフロントラインに登場する組織・団体・人物一覧


キャラクターデザイン編集

キャラクターの絵師には同様の中国産ゲームではお馴染みのイラストレーターを起用しており、また開発元であるサンボーンの社長「羽中」氏及び副社長「焦 扶揺」氏が直々に手がけた立ち絵も実装されている。

また『アズールレーン』と同じくキャラクターデザインを行ったイラストレーター本人が、実装以降担当したキャラクターをある程度制約はあるが描く事が出来たり、また個人のSNSアカウント等で設定画を公開している。


キャラクターの声は日本声優を起用している、音声は全部日本語であり大陸及び韓国版でも日本語音声で実装されている。これは他の中国産日系ゲームでも同じである。


ゲームシステム編集

艦隊これくしょん』(艦これ)をリスペクトした育成戦術シミュレーションゲーム。


マップ上では進行方向をプレイヤーが決める事が出来る他、3×3マスのキーパッドの範囲で5体のキャラクターを任意で配置、戦闘画面では同様の範囲でキャラクターを移動する事が出来る。

また銃種別で特徴、陣形による効果が決まっていたりと編成の自由度が高い。

射撃はオート射撃でスキル発動をプレイヤーが任意で行う事が出来る、また自動でスキルを発動するオートモードも実装されている。


通常の戦役の他に「緊急」と言った高難易度戦役や「夜戦」という暗闇の中を戦う戦役が存在し、夜戦ではハンドガンを編成に組み込む事で視界を確保し有利に進めるといった戦役も用意されている。


攻略に必要なのは戦術人形のレベル上げとスキルやステータスと言った強化のみならず装備や編成拡大を行うことで大幅に作戦能力を上げる事と、3×3のキーパッド上でのキャラクター操作が攻略のカギとなる。


またレベルとは別で好感度システムが実装されており、90以上でステータスアップが見込める他、上限の100に達する事で誓約(艦これで言うケッコンカッコカリ)を行う事で好感度の上限アップと更なるステータスアップが望める。

デ練度ではない。


注意すべき点として射程という概念があるため射程圏内までの移動中は射撃を行わない事、戦闘中に移動させた場合も同様である。


銃種編集

各戦術人形には、ハンドガン・サブマシンガン・ショットガン・アサルトライフル・ライフル・マシンガンと種類がある。

銃種ごとにさまざまな役割を持つ。


ハンドガン

他人形に対するバッファー及びデバッファー。

単体の戦闘力はそれほどでもないが、他の人形を補佐するのが主な役目。

また、夜戦時には視界が広がる特性を持ち、必須となる。


アサルトライフル

もっとも活躍の機会を与えられているアタッカー。

そこそこ高い火力と射速を有し、かつ移動速度を持っており、扱いやすい銃種となっている。

AR小隊のメンバーもここに属し、中にはサブタンカーを担う者も……


サブマシンガン

回避能力をもってして敵の攻撃をいなすタンカー。

最前線での盾役を担う。


ライフル

連射性能と引き換えに、正確無比の一撃を放つアタッカー。

高い命中精度と火力を持ち、背後の敵から正確に仕留めてくれる。

別途の徹甲弾を装備すると装甲持ちの敵にも通用するようになり、夜戦に必要な銃種となる(主に装甲敵は夜戦に現れるため)。


マシンガン

驚異的連射能力で敵を蹴散らすアタッカー。

全銃種最も高い攻撃力を誇るが、移動速度が極端に遅かったり、弾を切らすとリロードに移行しタイムラグが発生したりと、その分扱いづらい。


ショットガン

サブマシンガンとは違い、こちらは装甲で敵の攻撃を受け止めるタンク役。

敵の高命中攻撃をも軽減し、場合によってはSMGより有用な場合もある。

ただし、入手するには大型製造をやらなければならず、資源を食いがち。


アニメ編集

本作を題材にしたアニメは2作品存在する。

ショートアニメ編集

タイトルは『どるふろ』としてTOKYOMXBS11にて放送される。放送枠としては5分枠のSDキャラによるショートアニメ。ゲーム本編と違い、先行配信されている中国ではキャラがちゃんと中国語を話す(そのため、キャストもゲーム本編の日本語音声とは異なる)。日本では2019年10月から12月まで『癒し篇』、2019年12月からは『狂乱篇』の放送が始まっており、キャラクターデザインや登場する人形が異なる(癒し篇にはAR小隊と404小隊のみが登場するが、狂乱篇には他の人形も登場する)。また、癒し篇は5分枠で1話のストーリーになっているが、狂乱篇は5分枠の中で複数のストーリーが入った短編集のような構成になっているのも特徴。また、癒し篇の第2期「癒し篇2」の配信は日本では2021年3月から開始されていて、第1期に登場しなかったRO635反逆小隊、M16鉄血バージョンも登場する。


ナレーションや本編で声のなかったヘリアンペルシカも普通にしゃべる。

基本路線は完全なギャグコメディーで、癒し篇では「癒し」がなんだかよくわからなくなるレベルのカオスなオリジナルのストーリー(本編の重いシナリオからすれば確かに「癒し」かもしれないが)、狂乱篇はゲーム内のカフェで見られる4コマやローディング4コマを元にアニメ化したものになっている(途中から元ネタが変わるため、途中からなぜかゲームのチュートリアルのような内容になっている)。いずれの作品もアニメ本編終了後に謎の実写パートがある。


テレビアニメ編集

2021年1月にワーナーブラザーズジャパンより制作発表された。元々は2021年内に放映するつもりであったが、同年8月6日に2022年中に放送予定という発表がなされた。そして、2022年1月に放送が開始される。

制作は旭プロダクション。タイトルはゲーム本編と同じくドールズフロントラインだが、タイトルロゴのイラストが異なり、M4が走っているものになっている。(アニメ=動くの為だと思われる。)

ビジュアルイラストはゲーム中で反逆小隊、スプリングフィールドWA2000のイラストを担当している多元菌氏。


内容は公式コミカライズ版の「人形之歌」がベースになっており、一部が原作ゲーム版と異なっていたり、「人形之歌」の一部シーンがカットされてオリジナルの場面が挿入されるなどのアニメ独自の改変も存在する他、クルーガーのキャスティングが津田健次郎氏から大塚明夫氏に変更されている。


注意事項編集

本作のキャラクターは実銃をモデルにしているが故、他の擬人化系ゲームと同様、実銃と全く同一の名前となっているため、作品へのタグ付けや個別記事を作る際は、〇〇(ドールズフロントライン)などとして実銃と棲み分けを行い、また旧名の少女前線タグを同時に付けることが望ましい。


尚、検索する時には旧名のタグしか付いてない場合もあるため、簡体字を除いた「少女前 (キャラ名)」で検索するとヒットが多くなる。


擬人化か否か編集

設定上は「自立人形に銃をリンクさせてその銃の名前をコードネームにしたもの」であり、厳密には擬人化とは異なり、元ネタの銃とは全く関係ないデザインを採用した人形も存在するが(ただし、一部のK2、STAR-15と言ったキャラは元の銃のテイストが盛り込まれている。)メディア系統ではもっぱら「銃の擬人化」として扱われることが度々ユーザー間で議論されている。要はこういう作品に近い。


関連イラスト編集

少女前线『裂变链接』キービジュアルGirls' frontline

少女前线 404 NOT FOUNDUltimatum


別名・表記ゆれ編集

なお、少女戦線とタグ付けされた投稿も多く見られるが、戦線( battlefront )ではなく正しくは前線( フロントライン )であるため誤記である。


関連動画編集


関連タグ編集

銃を持った戦術人形 兵器擬人化 銃器擬人化


ドールズフロントライン100users入り ドールズフロントライン500users入り

ドールズフロントライン1000users入り ドールズフロントライン5000users入り

ドールズフロントライン10000users入り ドールズフロントライン50000users入り

(※なお、当作品のusers入りタグは「少女前線○○○users入り」タグが使用されていることもある。)


類似作品編集

うぽって!!

シューティングガール:大陸版の少女前線と同時期に開発されていた日本製の銃擬人化ゲーム。現在はサービス終了している。


コラボ作品編集

ギルティギアBLAZBLUE:ドールズフロントライン内においてコラボが行われた。

リトルアーモリー:コラボした商品が発売されている(艦これとウォーターラインシリーズのような感じ)。

崩壊学園:日本語版は未定。

DJMAX:ドールズフロントライン内においてコラボが行われた。

VA-11Hall-A:ドールズフロントライン内においてコラボが行われた。

GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO-:ドールズフロントライン内においてコラボが行われた。

ディビジョン:ドールズフロントライン内においてコラボが行われた。→闇懸金

邪神ちゃんドロップキック:ドールズフロントライン内においてコラボが行われた。→邪神ちゃん前線

攻殻機動隊SAC_2045


外部リンク編集

公式サイト

アニメ公式サイト

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