我々は同僚
我々は隣人
あるいは君の友達
だが召集されれば
任務が最優先となる
それが───DIVISIONだ
曖昧さ回避
もしかして:Jリーグにおけるクラスステータス。「部門」の意。→Jリーグを参照
概要
ディビジョン(Tom Clancy's The Division)は2016年3月10日発売の多人数参加型オープンワールドRPGである。
オンライン専用タイトルであるため、プレイにはオンライン環境が必須となる。(そのため、回線障害やサーバー障害、メンテナンス等の際にはプレイ不可能となる)
常時オンラインが必要ではあるがオンライン対戦に必要な有料会員とならなくともシングルプレイが可能。この場合はPvPエリアであるダークゾーンの侵入は不可能となるが、ショップや倉庫があり、弾薬補給のできる検問所の利用は可能。
オープンベータの同時期には第一波の活動や世界観を描いた短編実写映像が4編公開され、Amzonプライム会員は長編として再編集されたものが視聴可能。
アサシンクリードシリーズなどで有名なUBISoftが2013年に発表した。
アメリカの小説家であるトム・クランシーの名を冠したシリーズの一環であり、同シリーズにはゴーストリコンシリーズやレインボーシックスシリーズなどが存在する。
ゲーム中のキャラクター、特にSHDエージェントは一般的な服装に銃火器やフィルターマスク、バックパックを装備した格好で、似たような軽装のPMC装備や不正規戦装備とは異なる方向性からイラストやサバイバルゲーム等の装備に影響を与えている。
また、リング状に発光する腕時計や端末といった特徴的な装備が他の現代及び近未来ものでリアルよりのゲームには殆どない事もあり、通常のミリタリー絵と違いそれらを強調するような絵にしたり、端末の模型を自作したりといったことも行なわれている。
2019年3月15日には続編となる「The Division2」が発売。1から7ヶ月後のワシントンD.C.が舞台となる。そしてDLC「Warlords of New York」では再びマンハッタンが舞台となっている。
1と2とをつなぐ小説「The Division Broken Dawn」も発売されており、複数の視点から1のその後のマンハッタンからワシントンDCまでが描かれている。
更に正当続編としてモバイル版「The Divixion RESURGENCE」が配信予定。マンハッタンで活動開始した第一波エージェントの活躍を描くタイトルとなっている。
ストーリー
舞台は2010年代のアメリカ、ニューヨーク。ブラックフライデーに使用されたドル札に付着した天然痘をベースとした8割の致死率を有するウイルス兵器(通称「ドルインフル」)を用いたバイオテロによるパンデミックによってニューヨークが壊滅状態に陥る。
米国政府は事態の収拾が遂行できなくなりつつあり、荒廃したニューヨークには犯罪分子や武装勢力が横行し、僅かに生き残った生存者達を脅かしている。
主人公は米国政府が設立していたスリーパーエージェント部隊、通称「ディビジョン」に所属している第二波のエージェントとしてニューヨークで活動する。
既に先行して活動していた第一波のディビジョンエージェント達はほぼ消息不明、或いは死亡しており主人公だけが頼りである。
ディビジョンの目的はただ一つ。
速やかに敵勢力を排除し、残されたもの全てを守り、奪還せよ
ストーリーは2001年に実際行なわれた対化学テロ危機管理演習である「ダークウィンター演習」、その演習の結果を元に2007年に署名された緊急時における政府の権限の強化を可能とする「大統領命令51号(Directive 51)」を元にしており、特殊組織ディビジョンもWW2時にイギリスで組織された本土占領時に活動するゲリラ戦組織「ステイ・ビハインド」をモチーフとしている。
ゲームシステム
三人称視点で進行し、オープンワールドのニューヨーク市街を探索しつつ各地のミッションに挑んでいく。
オンラインゲームなだけあり多人数での攻略が推奨されるが、基本的にはソロプレイも十分可能なバランスとなっている。
銃撃戦やカバーリングなどTPSの要素を多く含んでいるが、レベルや装備、スキルによってプレイヤーの強さが決まる、進入できるエリアが制限されるなどRPGらしい部分も存在する。
倒した敵からはレアな装備がドロップするなどハック&スラッシュの要素も含んでいる。
ニューヨークの各地にはエコーや携帯端末などの収集要素もあり、それにより明かされる情報で市民たちがパンデミック時やその後に何があったかもわかるストーリーの補完要素になっている。
戦闘
本作はRPG要素が強いために多くのTPSとは違いヘッドショット等による一撃死はなく、ダメージ量が増加したり、行動の中断と言った程度である。故に本作はステルスキルや敵に感知されずにテイクダウンをしていくという隠密プレイはゲームシステム上不可能となっている。
また、敵の行動の抑制が重要で、弾を当てなくとも制圧射撃により制圧状態(遮蔽物に隠れて動けない状態)にさせる事で敵の動きを抑えることに加え、装備等の構成によってはダメージの増加などの恩恵を受けることが出来る。
敵キャラは基本的に3~7程度の複数人で行動しており、フィールド上をうろついている。
近くへ接近すると警戒し始め、プレイヤーを見つけ次第攻撃してくる。
また、別勢力と接触すると交戦状態となる。
ゲームを進めると能力が向上しアーマーが追加された「ベテラン」クラス(紫色のゲージ)、さらに体力や攻撃力などが大幅に強化された「エリート」クラス(金色のゲージ)と呼ばれる上位互換の敵NPCが出現しはじめる。
敵兵科
アサルト
一般的な兵科。二等兵のアイコンが目印。
能力はおおよそ平均的だが数で攻めてくる場合が多い。
暴徒はハンドガンで武装している。
クリーナーズはアサルトライフルを改造して自作の火炎放射器を取り付けている。
遠距離は銃撃で応戦するが、近距離まで近付くと火炎を放射してくる。
背中の赤いボンベを撃つと火を吹きながら爆発して一撃で倒せる。
しかしエリートクラスは着火と同時にプレイヤーを道連れにしようと近付いてくる。
ライカーズとLMBはアサルトライフルで武装している。
LMBのオフィサータイプはスタングレネードを投擲してくる。
エリートクラスになると焼夷グレネードに変わる。
ラッシャー
一気に間合いを詰めてきて至近距離で攻撃してくる兵科。稲妻のアイコンが目印。
他の兵科と比べHPが低いが、一撃の攻撃力が高く、殴られる等の近接攻撃を食らうと怯んでしまい隙ができてしまう。
数が多いとハメられてしまうこともあるので注意。
暴徒は金属バットで武装しており、プレイヤーを見つけると雄叫びと共に突っ込んでくる。
エリートクラスになるとゴルフクラブになる。歴戦の証なのだろうか。
クリーナーズは斧で武装し、盾を装備している。原始的。
盾は銃撃が無効化されるが、一定以上ダメージを与えると破壊できる。
ライカーズとLMBはショットガンで武装している。
LMBのオフィサータイプはショックグレネードを投擲しながら突撃してくる。たまに自分で食らう。
スローワー
爆発物を投擲してくる兵科。グレネードのアイコンが目印。
近寄っては来ず、常に中距離で攻撃してくる。
弱点の赤いグレネードポーチを攻撃し続けると爆発し、ネームド以外は一撃で倒せる。
暴徒はフラググレネードを投擲してくる。
エリートクラスは火炎瓶に変わる。
クリーナーズは焼夷グレネードを投擲してくる。
エリートクラスは催涙ガスグレネードに変わる。
ライカーズはフラググレネードを投擲してくる。
LMBはグレネードランチャーを持っており、連続で撃ち込んでくる。
コントローラー
タレットを設置する兵科。レンチのアイコンが目印。
設置したタレットを修理する能力も持つ。
タレットは耐久力をゼロにするか、コントローラー兵科の敵を全滅させると破壊できる。
クリーナーズはショットガンで武装している。
特定のミッション・難易度ではオレンジの帽子を被った別タイプが出現し、タレットを設置しない代わりに自爆するラジコンカーを走らせてくる。
LMBはアサルトライフルで武装している。
レジェンダリータイプはショットガンになっている。
リーダー
HPや攻撃力など全体的な能力が高い兵科。一等兵のアイコンが目印。
グループ全体にバフのような効果を付与できる。効果がかかった敵はアイコンに波紋のような表示がされる。
ライカーズはサブマシンガンで武装し、スタングレネードを投擲してくる。
LMBはセミオートのアサルトライフルで武装し、焼夷グレネードを投擲してくる。
スナイパー
遠距離からマークスマンライフルで狙撃してくる兵科。スコープの照準器のアイコンが目印。
一撃ダメージが非常に大きいが、HPが低い。
狙われていると撃たれる直前にスコープの反射光が光る。
接近するとハンドガンかサブマシンガンに切り替えて応戦する。
LMBは緑のレーザーを照射してくる。プレイヤーが狙っている時にこのレーザーを食らうと視聴覚低下の状態異常になってしまう。
ヘビーウェポン
ライトマシンガンで武装し弾幕を張ってくる兵科。RPG-7の弾頭のようなアイコンが目印。
その場に膝を付くか、カバーに委託して撃ちまくってくる。
どの勢力でも背中に弱点の赤い弾薬ポーチがあり、攻撃し続けると破裂し大ダメージ、一定時間大きな隙が生まれる。近付きすぎると飛び散る弾に当たってダメージを受けるので注意。
タンク
大柄な体格で重武装の兵科。盾のアイコンが目印。
移動速度はかなり遅いがトップクラスの耐久力を持っている。
攻撃しながらゆっくりと近付いてくるが、リロードの間は完全に無防備になる。
クリーナーズは射程の長い火炎放射器を持ち、加えて火炎瓶も投擲してくる。右腰のグレネードポーチ、背中・左腰のボンベの3つが弱点なので比較的倒しやすい。
LMBは銃撃を完全に無効化するバリスティックシールドとハンドガンで武装している。
シールドを地面に突き立てるとライトマシンガンに切り替え弾幕を張ってくる。
サポート
LMBのみに存在する兵科。十字のアイコンが目印。
ダメージを受けた仲間のもとに行き治療して回復させる能力を持つ。
オフィサータイプはサポートステーションを設置し、範囲内の仲間を回復させる。
放っておくと長期戦になること請け合いなので基本的にヘイトが高い。
レジェンダリーになるとサポートステーションの耐久値が格段に上がり、ファーストエイドで自身も回復させるようになるので厄介極まりない。
スペシャル
他の兵科とは一線を画する能力を持っている兵科。星に二重の横線が入った(自衛隊の三等陸佐のような)アイコンが目印。
暴徒はフットワークが軽く移動速度が速い。ダメージの大きいハンドガンで応戦し、フラググレネードを投げてくる。背中に弱点のグレネードポーチがある。
LMBはSHDエージェント。離反したかつての第一波であるとされる。
全体的な能力が高いので非常に手強い。
EMPグレネードを投擲してくるほか、タレット、追尾マインといったディビジョンのスキルも駆使する。
また、プレイヤーのタレットや追尾マインをハッキングし敵対化させる専用技能も持つ。
レジェンダリーになると超高威力の粘着爆弾まで撃ち出してくる。
ハンター
アップデート1.5で追加された独立コンテンツ「サバイバル」で初登場した作中屈指の強敵。
アップデート1.8で追加された「アンダーグラウンド2.0」「レジスタンス」また一部のレジェンダリー難易度ミッションにも登場する。
狐の顔のような独特のアイコンが目印。
ケブラーマスクで素顔を隠しており、今まで自らの手で葬ったエージェントの腕時計をまるでハンティングトロフィーのごとく前部に何個も飾っている。
スモークグレネードの着弾音と共に煙の中から現れ、同時にEMPパルスが発動しHUDにノイズが入るという演出がある。
挙動は他の敵タイプとは比較にならないほど洗練されており、さながらプレイヤーのような動きをする。
サポートステーション、タレット、追尾マイン、ファーストエイドなどディビジョンのスキルも使用し、プレイヤースキルのハッキングも可能。治療キットも使用する。
また、至近距離での近接攻撃は一撃死。またダウンさせられるとテーザーで動きを止められた後、トマホークで頚椎を叩き切られるというけっこうエグい専用モーションが入る。
「サバイバル」では回収地点でフレアガンを発射すると不穏なBGMとともに最後に立ちはだかるボス的ポジションとして現れる。消耗品や時間に制限のある状況下では極めて手強い。
ちなみに、サバイバルのダークゾーン内にはハンターによって惨殺されたエージェントの骸があちこちにあり、必ずエージェントが腕時計を付けている「右手首」が切断されている。
「アンダーグラウンド2.0」では一定確率で出現。プレイヤーチームの人数より一人多く襲来する為、数でもこちらはハンデを背負う事になる。
ハンターの目的、正体については不明な所ばかりしかないがSHDテックを使用している点などから生死不明となっている第一波のディビジョンエージェントの誰かではないかという推測が出来るが何故エージェントを殺して回っているかは作中で明かされる事はなかった。
そしてハンターが他の敵NPCと特異な点として「作中で一切ボイスやセリフが無い」事が挙げられる。
登場してから倒されるまで一切無言であり、倒された時でさえうめき声を出さない。
そしてこのセリフが一切無いという点は主人公、つまりプレイヤーも同様であるのだがこれが何を意味するかは不明である。
戦闘時の回避方法やスキルの使い方も主人公と酷似しているが・・・。
育成
ディビジョンのエージェントはスキル、タレント、PERKという3種類のアビリティ(特殊能力)を持つ。
エージェントは戦闘などで役立つ「スキル」や、セットするだけで効果を発揮する「タレント」などのアビリティを身に付けることができる。
「スキル」はシールドを展開したり、自動で射撃を行うタレットを設置できたり、投げて貼りついたものを爆破できる粘着爆弾が使えたりと状況やプレイスタイルに応じてセットすることで様々な戦い方が可能である。
さらにスキルには「MOD」を追加して特殊効果を付与することが可能である。例えば、粘着爆弾にフラッシュバンを追加すれば爆発によって周囲の敵の視界を奪う効果を付与することができる。
「PERK」は直接戦闘には関わらないが、ショップが増える、定期的に消耗品や素材が入手可能となる、アイテムをランダムで手に入れることが出来る、消耗品の所持数が増える、マップ上に回収品の位置が表示される等の恩恵を受けることが出来る。
スキルとPeakは各ミッションのクリアで手に入る資源を元に作戦本部をアップグレードしていくことで取得となり、プレイスタイルに合わせた順で入手していくこととなる。
装備
本作は倒した敵からドロップしたり、助けを求める住人からもらったり、アイテムボックスから武器や防具などを回収、設計図を手に入れて各地にある素材を集めて作成することでプレイヤーを強化していく、いわゆる「ハック&スラッシュ」要素が盛り込まれている。
武器や防具を装備するには指定されたレベルが存在しており、そのレベル以上でないと装備できない仕組みになっており、強力な装備であるほど要求されるプレイヤーのレベルも比例し高くなる。
加えて装備や防具にはランクが設定されており、全く同じ種類の防具や装備であっても高ランクになれば強力なものであったり、強化に用いるMODスロットの数が多い、特殊能力であるタレントが付いているなど、良い装備となっている。
ランクの高さ低さはアイコンの色で判別でき、白→緑→青→紫→黄の順に強力かつレアになっていく。
プレイヤーのレベルが限界値である30になるとギアスコアという物に変わり、このギアスコア値が高い程より良い装備であるという事になる。
武器や防具はセーフハウス内等で売買も可能で、設計図を入手すればマンハッタン各所で回収できる材料や解体した装備から得られる材料を使用して製作が可能であるが、より強力な装備や武器は難易度の高い任務や強力な敵を倒す事でしか入手できないものも存在する。
回復薬や手榴弾といった消耗品も携行可能で、弾薬箱やマンハッタン各所にあるアイテムボックスでランダム入手する事で補充が可能。
手榴弾には通常のフラグに加えて焼夷、EMP、フラッシュバン、催涙ガス、ショックがあり、フラグ以外では各種状態異常を与えることが出来るが携行数が増えるフラグと違い携行数は少ないままなので使いどころが重要となる。また、フラグ以外は作戦基地やセーフハウスにある弾薬箱からの補充はできず、基本的に探索による補充が必要となる。
焼夷弾(炎上ダメージ追加)や炸裂弾(爆発ダメージ追加)といった特殊弾薬を使用することで一時的に攻撃能力の強化や特殊効果の付与を行うこともできる。
水や缶詰食品などの食料系の消耗品を使用すると炎上などの状態異常の回復や一時的なステータスアップが行なえる。
これらのアイテムは作戦本部をアップデートしていく事で携行数は増加し、装備での携行数増加も可能。
エキゾチック装備
武器の中には「エキゾチック武器」と呼ばれるかなりレアで強力な武器が存在する。
普通の武器との相違点としては、
○ 武器名が固有名詞である (例 ショーストッパー、カドゥケウス、ダマスカスetc...)
○ アイコンの色が赤い
○ 一つ一つにそれぞれ異なる専用の武器タレント(特殊能力)が存在する
○ 一部の武器を除いて店頭では販売されておらず、ドロップ率も極めて低い。
○ 一部の武器は、特定の異なるエキゾチック武器同士を使うと性能が向上する
の5つが挙げられる。
入手方法はネームドNPCを倒した際のドロップや高難易度ミッションの遂行があるが、確実に入手するにはウィークリーミッションを達成した際に貰えるウィークリーキャッシュ、侵略ミッション又はレジェンダリーミッション成功時に貰えるエキゾチックキャッシュ、DZリーダーボード報酬キャッシュを開封すれば確実にエキゾチック武器かエキゾチック装備(※後述)が入手出来る。
防具にもエキゾチック仕様の物が存在し、通常の防具との相違点もエキゾチック武器とほとんど同じである。ちなみにエキゾチック武器と違いどれ一つとして店頭販売はされていない。
装備セット
防具の中には通常の防具より強力な性能を持つ「装備セット」と呼ばれる特定の防具シリーズが存在する。
これは通常の防具と違い、1つ1つに防具タレント(その防具にある特殊能力)が無い代わりに同じシリーズの防具を複数個装備する事で固有のボーナスや特殊能力を得る事ができる。
入手方法はエキゾチック武器と同じく本編をクリアする必要があるが、クリア後はザコ敵を倒したり普通にショップで売買されるようになるのでエキゾチック武器に比べたら手に入れるのは非常に簡単である。
パッチ1.7から装備セットの上位互換である「クラシファイドギア」が追加され、防具を同一のシリーズで統一する事で更なる能力、ボーナスを得られる。
ただし入手するには極めて低いドロップ率に頼らなければならないが、期間限定でプレイ可能である「グローバルイベント」の期間内では高確率でクラシファイドギアが入っているキャッシュを購入可能である。
以下が装備セット一覧となる。
装備セット
- フロントライン
スキルのバリスティックシールドを使用する事を前提にした装備セット。シールド使用中のプレイヤーを強化したり、バフを付与する。シールドの耐久度や自身へのヘイトを向上させる事で敵の攻撃からパーティを守護する事が主任務となる。
- バンシーズシャドウ
ダークゾーンでの活動を前提にした一風変わった装備セット。ローグエージェントの時と非ローグエージェント時で発動する能力が変化する。
あまり戦闘向きではないがDZクレジットなどの収集には向いている。
- ファイアークレスト
火炎放射タレット強化や火炎攻撃に特化した装備セット。敵を燃やして燃やして仕方ないプレイヤー向け。
PvPは勿論のこと「ラストスタンド」や「レジスタンス」など混戦が予想される場面ではかなり有利であり敵に回すと厄介な装備である。
- リクレーマー
サポートステーションの運用を大幅に強化する後方支援型の装備セット。協力プレイ時にいればチームの生存率を大幅に引き上げる。たまに「リクレイマー」と呼ばれることも。
サポートステーションの回復速度上昇や回復バフが優秀であり、パーティに一人いるだけで安定性と耐久性が大幅に向上する。
- デッドアイ
マークスマンライフルを使うスナイパー向けの装備セット。敵へのダメージボーナスや精密狙撃を強化したいならデッドアイがもってこいである。
- アルファブリッジ
おおよその場面に対応出来るバランス型の装備セット。一時期はその使い勝手の良さから多くのプレイヤーが愛用し、現在でもベテランも愛用する。
- ハンターズクリード
マークスマンライフルの射程距離とダメージ重視の装備セット。安定性ボーナスが無いが総合的なダメージ量はプレイヤー次第でデッドアイ以上になる事も十分可能。
- ファイナルメジャー
防御能力の向上と敵のグレネード解除が可能な装備セット。
グレネードと言っても「ファルコンロスト」や「クリアスカイ」の敵の砲撃も解除可能なため非常に使い勝手が良い。
- プレデターマーク
アサルトライフル、サブマシンガンの手数の多さを利用し、敵に多大な出血ダメージを与える装備セット。ダメージボーナスはそれほど大きくは無いが、ジワジワと相手を追い詰められる。
- ローンスター
弾薬数と継戦能力に特化した装備セット。ショットガンとライトマシンガンへの弾薬、ダメージボーナスを与え、しかも弾薬数を倍に出来るため長時間の戦闘が可能。
ローンスターの装備セットの能力に「武器を入れ替えるとリロードを完了する」というスキルがあり、弾薬数の多さも相まって敵に一切反撃させないような豪快な攻め方が可能。
- ストライカーバトルギア
確実にダメージを与える事を重視した装備セット。敵への攻撃を重ねるごとにダメージボーナスが徐々に加算され大ダメージを与えられる。SMGやアサルトライフルなどの手数で攻める武器とは相性が良く堅実な攻め方が展開できる。
- セントリーコール
ヘッドショットのダメージを大幅に強化する装備セット。敵の脳天をぶち抜くのが好きなプレイヤー向け。
- タクティシャンオーソリティー
スキル攻撃やスキル運用に極めて特化させた装備セット。スキルの性能を大幅に向上させ、攻撃にもサポートにもすぐに転じる事が可能。スキルパワーに重点を置いた装備であるため武器自体の攻撃力や耐久性には不安が残るがPvEや混戦が予想される場面ではスキルに物を言わせる意外と強気な立ち回りが可能であり、トリッキーなセットである。
- ノーマッド
体力回復、生存性をとにかく重視した装備セット。ダメージボーナスや防御ボーナスは一切無いものの「回復」と「生存」する事に関しては他の追随を許さない極めてしぶとい装備である。他の装備よりも数段生存性が高く、囮などを引き受けられる数少ないセットでもありPvPで相手にした時は極めて厄介である。
その他
直接戦闘には関わらないが、外見のカスタマイズ用のコスチュームもある。
こちらはレベル制限、タレント等は無く、能力値の上昇も無く、外見の変更のみである。
独立コンテンツであるサバイバルにおいては寒さから身を守る重要なアイテムとなっている。
1.7では右腕のエンブレムが変更可能となり、コスチュームにフェイスマスクが追加された。
エンブレムは主にコメンデーションと呼ばれる条件を満たすことで入手可能で、コメンデーションではクレジットの入手、装備の分解、装備の売却、アイテムを回収、等が提示されており、それらを一定数満たすことで入手が出来る。
フェイスマスクはグローバルイベントでのみ入手可能となっているが、一度逃すと基本的に再入手機会はない。入手難易度は様々となっている。
ダークゾーン
壁で囲まれた、特にウイルス汚染が進行しているエリア。
元々はアウトブレイク後に、JTFがドルインフル患者の一括隔離を目的に整備したエリアである。
エンパイアステートビルを中心とし、マンハッタン中部を覆うように広がっている。
JTFがドルインフル封じ込めに失敗したのを皮切りに、アウトブレイクに乗じた暴動、混乱、深刻な物資不足などの要因が重なりJTFは撤退。JTFという統率機関が消滅した事で暴力と無秩序が支配する今日のダークゾーンが生まれた。
エージェントの用いるSHDテックの外部への通信は何らかの理由により遮断されており、SHDテック同士の近接通信しか機能しないため、エージェントの管理が行き渡っていない区域となった。(ローグ化及びローグ化解除の情報提供は第一波エージェントの一人、クラークにより行われている。)
様々な物資をめぐってエージェント達は時に協力し合い、時に裏切りを行う危険な場所となっている。
2で明かされた情報ではクリーナーズは検問所等を通らずに行き来する手段を持っており、隔離はすでに形骸化していた模様。
PvP(対人戦)のためのエリアであるが、必ずしも対人戦は必要ではない。
装備ランクやレベルによってエリアが分かれており、序盤のプレイヤーが終盤やクリア済みのプレイヤーと出会う事は基本的にない。
ダークゾーンでは貴重な物資やレアな装備が手に入るが、ここで入手できる物資は全て汚染されており、回収地点で一旦フレアを使用することで呼んだヘリで回収し、除染することで正式に入手が可能となる。
しかしこの回収作業をしている事はダークゾーンにいるプレイヤーなら誰でも知る事が出来るため、ローグエージェントに狙われる可能性も存在する。更に敵NPCも集まってくるため、プレイヤーが少ないとしても油断はできない。
しかもヘリは呼べばすぐ来る訳では無く2分ほど待たないと到着しない。更に到着しても数分の回収時間がある為ヘリが離脱するまで油断は出来ない。
通常のマップと違い敵が多くなるエリアだが、ダークゾーンのエリアのどこかには必ず避難場所となるセーフハウスが存在しており、ここに入れば弾薬補給や汚染されていない装備や武器の売買が出来る。基本的にショップ等のある検問所から侵入するが、場所によっては壁が壊れており一方通行ではあるがDZへと侵入可能な場所もある。
ダークゾーンにはエリア1~9までの区画が存在し、数字が大きくなるに従い敵のレベルが上昇し難易度が高くなる。
無論入手できる装備や武器も最高品質であるが、前述の「ローグエージェント」も徘徊している可能性は高く、1秒たりとも油断は出来ない。
各区画には「ランドマーク」と呼ばれるエリアがあり、ここでは敵の集団が待ち構えているが、必ずネームドNPCがいる為アイテムを効率的に収集するにはランドマークを積極的に攻略してゆくのがオススメとなる。
ローグ化
ダークゾーンで意図的に他者を傷つけたり、他のプレイヤーの回収ヘリから物資を奪ったプレイヤーは「ローグエージェント」に認定され、一定時間逃げ切るまで様々なプレイヤーに追われることとなる。ローグ化した後も他のプレイヤーを攻撃するなどのローグ行為を続ける事で更に警戒度の高い「マンハント」の対象となり、他のプレイヤーのマップに表示されたり距離が表示されるなど狙われやすくなる。
一方で、逃げ切る事で報酬を得る事ができるが、ローグ時に死亡すると経験値やDZクレジット等を失う。
ローグエージェント、マンハントエージェントも一定の距離に接近すると正確な距離が表示される為、ローグエージェントもそうでないプレイヤーにも双方に緊張感が生まれる仕組みになっている。
アップデート1.8ではマニュアルでローグ化しない限りエージェントにダメージを与える事が出来なくなり、射線を横切られたりグレネード等の範囲攻撃に巻き込んだりといった事故でローグ化する事はなくなった。
ローグエージェントはストーリー中にも登場するが、こちらはディビジョンから離反したエージェントとなっている。
サプライドロップ
ダークゾーンでは定期的にサプライドロップと呼ばれる汚染されてない最高レベルの装備などが入った箱が投下されている。
しかし投下数は極めて少ない上に投下ポイントの周囲にはネームドNPCを始めとした敵NPCのグループが包囲してしまう為、無傷で入手するのは困難である。更にドロップ周辺の状況は簡易的ではあるが「戦闘中」や「回収中」などの情報がダークゾーンにいる全てのプレイヤーに伝達されるため、迅速に入手しないとローグエージェントなどに横取りされる危険性がある。
(なお、シーズンパス購入者にはダークゾーン外にもサプライドロップが投下されるようになるが、こちらは投下される間隔が月に2度と非常に長く、内容物もプレイヤーのギアスコア相当で強力な装備が出来る事はまずないが、シングル専であっても入手可能であり、敵NPCこそいるものの他プレイヤーに邪魔される事がない)
地下汚染
ランドマークとは別に「地下汚染」というイベントが存在する。これはダークゾーン地下で死体焼却を行うクリーナーズを排除する戦闘イベントであるのだが、イベント中の地下空間は汚染レベルが猛烈に上昇してしまうためプレイヤー側は常にダメージを受けるハンデを背負う事になる。その上蘇生作業ができなくなってしまっており戦闘不能になってしまうと一撃で死亡してしまう。
敵は同時にネームドNPCが二人登場してくる為アイテム収集には好都合だが難易度は高い。
グローバルイベント
アップデート1.7より追加された期間限定で行われる特別なイベントで、期間中は特別なシステムが追加されるなど、異なる環境となる。
特定のミッションでは普段にはない特別な条件が追加されており、場合によっては高難易度となったり、難易度が低下する場合もある。
イベントには関係のないミッションやマンハッタン探索中にも同様の特別なシステムが適用される為、うまくかみ合えば攻略が容易となる場合も。
PvEにのみ適用され、ダークゾーン等で行えるPvPではGEのシステムは適用されない。
イベント中に手に入るGEキャッシュではクラシファイドギア等の別の限定アイテムの入手が可能で、キャシュは以降のGEにも持ち越し可能。
しかし、期間限定アイテムやキャッシュを入手するためのチャレンジには大概の場合はオンラインの協力プレイを前提とした条件が含まれており、有料オンラインサービスを利用せずにシングルで遊んでいるユーザーやPvPはするがPvEではソロプレイなプレイヤーにはアイテム入手がほぼ不可能なイベントとなっている。
登場する勢力
ディビジョン
プレイヤーたちが所属する、秩序の復興を目的とする組織。普段は一般人として生活しているが、有事の際に招集され、民間人の救助や施設の確保などを行う。
正式名称は「ストラテジック・ホームランド・ディビジョン」。通称は「ディビジョン」または「SHD(シェイド。日本語版ではエスエイチディーと発音)」。
エージェントらにはアメリカ合衆国大統領による命令の大統領令51号、通称「Directive 51」により強力な権限を与えられており、命令を受けた後には現場判断で治安維持及び現場回復に関わるあらゆる行動が許されている。
エージェント達の行動はISAC(Intelligent System Analytic Computer、アイザック)というAIに管理されており、パックパックの右肩の背中側に付けられたSHDテックと呼ばれるアンテナ付の端末と右腕の腕時計型の操作端末(SHDテックウォッチ)で構成された装備を身に着けている。(実写映像では映像をARという形で表示するコンタクトレンズ型モニタとハンズフリーサイズの小型のインカムが追加されている)
ISACはエージェントの管理だけではなく行動の支援も行なっており、通信の傍受や端末等のハッキング及びクラッキング、周囲の監視による敵対者の接近の警告なども行なう。
更には周囲の監視カメラの映像などを収集することで過去の現場の状況を再現するECHOの作成が可能。
加えて、自動追尾爆弾、敵位置を探知するパルスや自動攻撃を行うタレット、ランチャーで発射可能な粘着爆弾等の先進的な装備を持つ。
これらの装備は無線送電で電源供給を受け、内臓バッテリーと併用しているため、基本的に電池切れは無い、
装備品はSHDテック等がなくともエージェントの持ち物であるという事がわかるようで、重火器やSHDテックを付けていないバックパックを見てエージェントの装備であると見抜いている。
組織の構造上、エージェント同士が互いの顔などを知ることはなく、招集後も同じチームのエージェント以外とは顔を合わせる事は少ない。
指揮官、上級エージェントといった序列が一応あるが、詳細な組織構造は不明。
実質的には民兵、自警団としての側面が強く、ニューヨークの現状を打開する切り札になりうる存在ではあるものの、一部には離反者やダークゾーン内にて物資の奪い合いをする者(ローグエージェント)もおり、完全な統制が取れているとは言いがたい状況にある。
また、ウエストサイドピアーズやアンダーグラウンドでは各種装備の動作を妨害するSHDテックジャマーが登場しており、活動開始当初の優位性は減少しつつある。
なお、ローグエージェントは設定上、無許可離隊者であり、もはやエージェントではない。
2で明かされた情報ではダークゾーンからの撤退許可が下りず、死ぬか離反するかを選ばされたり、混乱により友軍であるJTFから攻撃を受ける、救う対象を見捨てる命令を受けての離反、SHDへの不信など、離反するだけの理由を持つものもいる。
ただ、ローグエージェントといえども全員が同じ考えというわけではなく、マンハッタン市民を支援するなど、独自の活動を行っているものもいる。
初期にJTFと共に活動していた第一波は壊滅もしくは行方をくらませており、プレイヤーたちは第二波として派遣されたエージェントとなる。
JTF
統合任務部隊 (Joint Task Force) の略称。
警察・医療関係者・州兵などにより構成されており、緑色のベスト等を着用している。
ディビジョンの協力の下で治安維持や設備の復旧などの街の復興にあたっている。が、戦力的には乏しく暴徒達に大きく遅れをとっているのが実情である。マップやミッションでは敵勢力に苦戦している描写が強調されており、行動が結実しているとはお世辞にも言い難い。
作戦基地やセーフハウスではディビジョンチームへの武器、装備などの販売や情報収集、施設の管理を行っており、後方支援に当たっているメンバーも多い
指揮官はロイ・ベニテス隊長だが、プレイヤーが活動開始した時点ではリンカーントンネル検問所で暴徒の鎮圧に当たっており、不在。
CERA
災害緊急即応組織(Catastrophic Emergency Response Agency)の略称で、セラと読む。
非戦闘要員で、青色のベストを着用している。
災害対応や民間の救助活動、さらには医療援助や物資のサポート提供を行っている。アウトブレイク直後は積極的に活動していたが、対処しきれず、現在は殆ど機能していない。
市民
ニューヨーク市民。
助けを求めていたり、捕虜になっていたり、襲われたりしており、頻繁に助けることとなる。
助けを求めている市民に対して水や缶詰食品などのアイテムを渡すことでお礼としてアイテムを渡してくることがあるが、銃を構えるなどすると逃げてしまう。
暴徒
今回のアウトブレイクに乗じ、ニューヨーク各地で暴行や略奪、襲撃、殺人などを行う集団。
拳銃やサブマシンガン、更にはどこからか仕入れてきた軽機関銃などで武装している。
一見すれば悪党だが、中には「生きる為に止む無く暴徒になった」などの止むに止まれぬ理由を持った上で暴徒になる人間も多い。勿論中にはこの状況を楽しみ、「好んで」暴徒に手を染める者もいる。
こういった危険な暴徒などは民間人などを遊ぶように射殺し、死体を物色している場面がゲーム中でも見かけられる。
彼らもそれなりに武装してはいるが、元々は一般市民である。戦闘時には隙や行動に穴も多く、動きをよく見れば攻略するのはそう難しくはない。
クリーナーズ
パンデミックの発生時、ニューヨークに取り残された消防士や清掃業者たちが「炎の力で街とウイルスを浄化する」という狂った信念のもとで活動している組織。防護服とガスマスクを着用して火炎放射器を持ち、敵対するものをすべて焼きつくす。「汚物は消毒」を地で行く危険な集団である。マンハッタンに設営した火炎弾生産拠点を本部とし、リーダーであるジョー・フェロが陣頭指揮を執っている。
有料DLC「UNDER GROUND」を購入するとプレイ可能になる侵入ミッション「ドラゴンズネスト」では、地下の交通管理ターミナル内を要塞化し、火炎弾を撒き散らす改造消防車を擁しプレイヤーに襲いかかる。またメカニック兵は自走式爆弾を使用してくる。
クリーナーズのメカニック兵以外はガスタンクや弾薬ポーチを持ち歩いている為、ここを集中的に攻撃すれば誘爆して一撃で倒す事が可能。
ライカーズ
ライカーズ島刑務所に収監されていた重犯罪者の集団。パンデミックの混乱に乗じて刑務所を抜け出し犯罪組織を作り上げ、ニューヨークでの勢力拡大を狙う。所属メンバーの殆どが重犯罪者であり、他の暴徒達よりもさらに危険な組織となっている。
レキシントン・イベントセンターを本拠地に据えており、リーダーであるララエ・バレットが率いる。元々重犯罪者で構成された勢力である故に反権威主義を標榜しており、警察官なども参加してるJTF兵士などを文字通り血祭りにあげている。
無料アップデート「コンフリクト」で追加された侵入ミッション「クリアスカイ」では「スライダー」という男が率いるライカーズ残党が、撤退したLMBの対空ミサイル基地を占拠。
この対空ミサイルを使い、補給品を載せたヘリを撃墜している。
パッチ1.6のアップデートで追加された有料DLCとなる侵入ミッション「ストーレンシグナル」では、情報支援の為に稼働していたテレビ局を制圧。ここにいたJTFなどのメンバーを人質にし立てこもっている。プレイヤーを始めとするディビジョンチームは人質救出、及びテレビ局の奪還とライカーズ残党の殲滅を遂行すべく行動しなくてはならない。
LMB(ラストマンバタリオン)
LAST MAN BATTALION(最後の大隊)の名を持つ組織。その実態はパンデミック前にとある企業が組織した私設軍隊(PMC)の残党。元米国陸軍将校の経験を持つ、チャールズ・ブリス中佐が全軍の采配を担っており、国連総会会議場を要塞化し、本組織の中枢司令部にしている。
ディビジョンが敵対している組織の中では最も組織力、軍事力に優れておりアーロン・キーナーをはじめとした元第一波のディビジョンエージェントも多数参加している。
元ディビジョンエージェントが所属している事からか、LMBの一部兵士は元々ディビジョン側の技術であるはずのサポートステーションや追尾マインなどを用いる事もあり、ディビジョン側の技術も流出していると思われる。
LMBは会議場を中心にマンハッタン各地にLMB支部拠点を設営しており、重要拠点などにはオートタレットまで配置している程。PMCという出自から武器や装備、通信設備なども潤沢な上に所属する兵士の練度や連携能力も非凡である。
ニューヨーク市民には「生活の安全を保証する」と喧伝しているが、それは表面的なものであり、反抗する市民や組織にはその軍事力で制圧し、ゆくゆくはニューヨーク全域をその勢力下に置こうと画策している冷酷無比な勢力である。
無料アップデート「インカージョン」で追加された侵入ミッション「ファルコンロスト」では、以前にディビジョンチームが奪還したウォーレン・ゲート発電所をLMB残党が制圧。調査に向かったJTFの「ファルコン分隊」を全滅させている。
パッチ1.6で追加された新難易度「レジェンダリー」ではこれらLMB兵が大幅に強化され、ディビジョンチームに立ちはだかる。2017年現在では最高難易度であり、生半可な装備で出撃することは死に直結する。
暴徒を含めた四つの勢力は対立状態であり、通常エリアやダークゾーンでは交戦状態となっている事もあるが、アップデート1.8で追加されたLMBの保有する空母が停泊するウエストサイドピアーズではクリーナーズ・ライカーズ・LMBの三勢力は協力関係を持っており、それぞれの勢力固有の強力な装備を持つ敵が同時に襲い掛かってくることもあり得る状況となっている。
登場人物
SHD及びJTF
- 主人公
米国のスリーパーエージェント部隊「ディビジョン」に所属する人物。プレイヤーの分身であり壊滅した第一波のエージェント達に代わって第二波のエージェントとして荒廃したニューヨークで活動を行う。ちなみに全く喋らないタイプの主人公である。
2での行方は不明。2の主人公問わせない為だと思われるが、作戦基地の襲撃を受けて以降。MIAとなっている。
- フェイ・ラウ
主人公と同行していたディビジョンの女性エージェント。生まれも育ちもニューヨークのアジア系アメリカ人。ゲーム開始時点で既に両親とは死別しており、ニューヨークに妹がいる。
もともとは主人公と共にニューヨークの復興任務に就く筈であったが、ゲーム序盤でヘリの爆発に巻き込まれ重傷を負ってしまう。命に別状は無かったがとても任務を遂行できる状態では無いため、主人公のサポートや情報支援に回る。
本作から7ヶ月後を描いた続編「the Division2」にてイベントムービーにて登場し、容態も回復し無事ディビジョンエージェントとして活動している姿が描かれた。
外見はさほど変化は無いが、負傷した目には眼帯が付けられておりクリーナーズのタンクを撃破しているシーンが登場している。
- ジェシカ・カンデル
ニューヨークでパンデミックの対応に回っていた女性医師。アウトブレイク後、マディソン野戦病院で患者の治療とドルインフルの研究を行っていたが、暴徒により野戦病院が占拠されてしまい、カンデル自身も人質になってしまう。
主人公の活躍により救出された後は、作戦基地の医療棟の責任者となり、医療研究の監督、指揮を行う。ゲームを進行させると彼女の研究データが閲覧でき、ドルインフルについて知る事が出来る。
- ポール・ローズ
かつて軍に所属していたエンジニアの男性。腕は確かだが、やや気難しい人物でありディビジョンへの印象も良いものではないが、ニューヨークを救うという目的はディビジョンと共通しているため協力関係にある。
アウトブレイク後にJTFと共にライフラインの回復や修理など技術支援を行っていた。ニューヨーク全体の電力システムを回復させるために行動している所をクリーナーズに襲撃されるも、主人公の援護もあり修理は完了。ローズも作戦基地へ身を寄せる。
その後は技術棟でディビジョンのガジェット開発や基地のライフラインの復旧の指揮を執る。
- ロイ・ベニテス
JTFの警備隊や実動任務を監督していた初老の男性。911テロの際には緊急対応要員として活動していた。指揮官でありながら自身も現場に立ち、的確な指揮と指示を出せる人物でありJTF兵士からは「隊長」と呼ばれ、信頼も厚い。暴徒達からの攻撃に押されていた所を主人公達に救われ以後作戦基地にて警備棟の責任者となる。
敵対勢力
- ジョー・フェロ
「クリーナーズ」のリーダーを務める大柄の男性。顔立ちはガスマスクを被っているため不明だが重装兵並の体格をしており戦闘の際はかなりタフ。
ウイルスとウイルスに感染した人間を焼却処理しニューヨークからウイルスを殲滅しようとしており、その為ならばどんな犠牲も厭わない人物とされている。
一見冷徹な人物に見えるが、小さな子どもには「ジョーおじさん」と親しまれており、自分が電話出演したラジオでは政府の弱腰を非難するなど人間味のある人物であり一概に悪人とは言えない。また、ドルインフルのパンデミック初期に妻を失った被害者でもある。事実、ドルインフルが熱に弱いのは正解でありニューヨークを救うという意味ではディビジョンとも共通している。しかしそれが人間を焼き殺す理由になる筈も無く、最終的には主人公により打倒される。
彼の付けている酸素マスクは「フェロの酸素マスク」という名前で実際に装備する事ができ、炎焼中でもダッシュなどが可能になる。
- ララエ・バレット
死刑囚や重犯罪者の集まりである「ライカーズ」のボスである黒人女性。獰猛なギャングや犯罪者達を敵対する者に情けを掛けない恐怖政治により統率している。
何をして犯罪者になったかは不明であるがパンデミック前には警官2人を後ろから射殺しており、しかもそれを笑い話としか思っていない節もある。アウトブレイク後には収監されていたライカーズ島刑務所から収監者達と自分を脱走させた。その後犯罪者たちを纏め上げ、敵対するギャングのボスを生きながら焼き殺すなど悪虐の限りを尽くす。
自分たちを逮捕した警官や司法機関、それらのいわゆる「制服」とされる人間をひどく憎んでおりJTFの兵士などを惨殺し、その死体を道中に晒すなどしている。
彼女の装着している防弾ベストは「ララエの防弾ベスト」として装備可能である。
能力はスキルの使用状況でステータス向上させるというものであり、現在のディビジョンプレイヤーの人気が高い。
- チャールズ・ブリス
元米国陸軍将校であり、傭兵部隊「ラストマンバタリオン」全軍の総司令官を務めている男性。軍在籍時代の階級から部下や他からは「中佐」と呼ばれている。
パンデミック前はニューヨークの投資家や資産家などの資産警備などを行っていたが、パンデミック後は「ニューヨークを統治する」という名目の下、その軍事力を背景にしたニューヨーク制圧作戦を開始する。
LMBは傭兵部隊という性質上、ある意味ディビジョンよりも軍事色の強い組織でありゲーム本編でも最後の敵対勢力の司令として立ちはだかる。
元第一波のディビジョンエージェントであるアーロン・キーナーや、アーロン以外の離反したディビジョンエージェントを多数抱え込んでおり、互いに利用しあう関係であったとされる。
自身の演説を収録した映像ではLMB全軍へ向けた自分達の正当性を謳う演説をしていたが、収録後には「茶番」と吐き捨てており明らかなプロパガンダ映像としている。
LMB最後の牙城である国連会議場での戦闘では戦闘ヘリに乗り込み、ミサイルや機銃をばらまき主人公らを追い詰めた。しかし抵抗も虚しく最期はヘリもろとも撃墜され死亡した。
前述の二人のように彼の装備品であるホルスターは「ブリス中佐のホルスター」として装備ができ、装備するとサイドアームの性能が向上する。
- ゴードン・アマースト
生物兵器テロの首謀者と推測される人物。
人の欲望とテクノロジーの進化が地球を殺すと考える危険思想の持ち主で、ドルインフルを作成してブラックフライデーのエイベルズ百貨店でウイルスを仕込んだ紙幣で買い物をすることでパンデミックを引き起こし、自身も感染し隠れ家にて死亡した。しかしドルインフルの殺戮を生きるに値するかどうかを母なる自然が決める「淘汰」と称する彼にとっては皮肉でもなんでも無く彼自身が感染死したことは自分が淘汰されただけに過ぎず(カットシーンにおいて生前そう語っている)他に彼の語るところによれば「地獄で会おう」と彼の言う他の「生きるに値しない」者達とともにこの世を去った。
- アーロン・キーナー
第一波としてニューヨークに派遣された元ディビジョンエージェントの男性。
現在はディビジョンから離反し、LMBと手を組んでいる。本編中で回収できる彼のデータによると何事にも高いレベルで対応できるが、本当の挫折を知らないとされている。
実際、彼の独白を記録したテープでは冒頭でひどく動揺しておりディビジョンエージェントとしての無力さを嘆いている。その後エージェントとして動くことに限界を感じたキーナーは自分と同調した他の第一波エージェント達と共にLMBへ寝返る事になる。
離反した後はウイルス研究者のチェルネンコを拉致し、ドルインフルウイルスの管理と兵器化を企み仲間のエージェントとのやりとりでこのウイルスを武器にする構想を話している。
LMB本部である国連会議場へ主人公が攻め込んできた事を知ると早々にブリスを見限り、自分はいずこかへとヘリで飛び去っていった。
ゴードンの隠れ家でドルインフル作成キットを入手時にエコーで主人公へのメッセージを残している。
テープや道中のECHOで彼の姿と肉声を数多く確認できるが、本編では最後まで主人公と直接会う事は無かった。一方でアーロンは主人公を認識して以降は観察しており、とあるエコーにはメッセージと共に監視下にある状況とない状況での行動の差という二面性を指摘した分析を残している。
マンハッタン脱出後は外を巡ったあとはマンハッタンへと戻っている。ある一家を救うために奔走するという悪党らしからぬ行動をしている。
その他の人物
- 第一波のエージェント
本編中では派遣された第一波エージェントは「死亡」か「行方不明」のどちらかと判定されており、生き残っているエージェントはほぼ全員が離反しているとされている。
死亡原因は多くは暴徒や三勢力との交戦が主因の様だが、何人かは離反した第一波のエージェントにより殺害されたと思わしきログを拾う事ができる。
何人が死亡し何人が離反したかは不明だが、本編中では離反したエージェントと思われる人物と戦う場面もある。彼らは大抵ネームドNPCとして登場しており「ラプター」「ホーネット(カーター・ルルー)」「バルカン」などのコードネームを持つ。侵入ミッション「ファルコンロスト」でも女性エージェントが敵として登場しプレイヤーへ攻撃してくる。
また、2の時期においては封鎖が解かれたためか他の場所で活動していた第一波のエージェントがマンハッタンへと移動してきている。
- ヴィタリー・チェルネンコ
ロシア人の科学者でアマーストとはロシアの研究所で知り合った。
ゲノムデータを元にコンピュータシミュレーション上で望む方向に変異を行い、ウィルス本体も培養にかかる時間も必要としない改良技術を発明しており、
過去に3Dプリンタを用いたウィルスの製造方法というドルインフルにつながるヒントをアマーストに与えており、パンデミックの状況を理解していたが、上に隠れるように指示されそれに従った事で対処する手段を提供できなかったことを後悔している。
ロシア領事館へと逃げ込み領事館の設備でドルインフルの研究をするが、LMBと第一波エージェントの襲撃を受けて研究データを奪われて拉致される。
- エイプリル・ケーラー
マンハッタンの各地で断片の回収ができるサバイバルガイドにメモを書き足したものを残した人物。
隔離後に目の前で夫が殺され、その死に疑問を抱きつつもパンデミック前に夫から贈られた「ニューヨーク崩壊(New York Collapse)」というサバイバルガイドをもとに生き延びるが、サバイバルガイドの中身がまるでパンデミックを予測したかのような内容であることに疑問を持ち、手掛かりを求めてマンハッタンを探索していく。
その最中、ライカーズに拉致されるが第一波のエージェントのノーブルチームの一人、ダグ・サットンに助けられ、相打ちになった彼の遺品であるバックパックや銃火器といった装備を持って手掛かりを求めてダークゾーンへと向かった。
ダークゾーンへと向かう途中、アーロン・キーナーと出会っているが何らかの理由により見逃されている。
ノベライズ「Broken Dawn」ではダークゾーンで得た手掛かりをもとにマンハッタンから脱出し、道中で出会ったエージェントのアウレリオ・ディアス、アイク・ロンソンと共に抗ウイルス剤と夫の死の真相を求めてマンハッタンを出てアメリカ中東部へと向かう。
- リック・バラッシ
海賊ラジオ番組「知らないなんて言わせない」のDJを務める男性。セーフハウスなどで置かれているラジオでは大抵彼の番組が流れているのでプレイしていれば必ず彼の番組を耳にすることになる。
番組の内容は軽快な語り口で政府批判やJTFを皮肉る事から三勢力に対して注意を促すなど様々。
自身を「陰謀論者」と言うだけあり、アメリカ政府は天候制御システムを密かに完成させているなど眉唾ものの話をする事もある。
ちなみに最初期から存在するキャラクターであるが彼の声以外の情報、例えば姿や実際の容姿はゲーム中では一切情報が無くある意味アーロン・キーナーと同じくらい謎の多い人物でもある。
ウェストサイドピアーズで入手できる音声テープではリック・バラッシの正体を探ろうとする女性の記録が残されているが、最後のテープではその女性は何か知ってはいけない物を知ってしまったようであり、リック・バラッシの正体に近づかない方がいいと警告しテープは終了する。
- アイク・ロンソン
ノベライズ「Broken Dawn」に登場するディビジョンエージェントの男性。
ある組織と接触し、ディビジョンを裏切り任務を放棄してエイプリルを追う。
- アウレリオ・ディアス
ノベライズ「Broken Dawn」に登場するディビジョンエージェントの男性。
任務を放棄しながらもローグとなっていないアイクを追う。
- ヴァイオレット
ノベライズ「Broken Dawn」に登場する民間人の少女。
ワシントンDCでアウトブレイクを生き残った生存者の一人。
DLC
2017年4月現在までに3つの有料DLCが発売されている。
侵入ミッションはすべて高難易度となっており、ソロでのクリアはほぼ不可能である。
アンダーグラウンド
「Division」初の有料DLCであり、購入すると新たなゲームモードである「アンダーグラウンド」と侵入ミッション「ドラゴンズネスト」がアンロックされる。
「アンダーグラウンド」ではプレイヤーは地下空間に逃げ延びた敵残党勢力らの掃討、殲滅を
すべく地下へ潜入し戦闘を繰り広げる事になる。
地下での任務を遂行すると専用の経験値を受け取る事ができ、レベルを上げていくにつれアイテムキャッシュやミッションを難しくする代わりに経験値を多めに貰えるようになるオプションがアンロックされる。
地下での戦闘マップは完全にランダム生成であり、似たような作りにはなれど完全に同じマップには二度と会えないと考えて良い。
登場する敵勢力も直前まで不明であり遂行する任務もまた然りである。
アップデート1.8ではアンダーグラウンド2.0へと更新されており、サバイバルのみで登場していたハンターがアンダーグラウンドでも登場するようになった。
サバイバル
第二弾となる有料DLC。アンロックされるゲームモード「サバイバル」は文字通り生き残る事を最重要視したゲームモードとなる。
プレイヤーはダークゾーンにて確認されたドルインフル用のワクチンを回収すべくヘリで嵐が迫る中で移動するも、事故によりヘリは大破、隊員の多くはヘリ外へと放り出されてしまう。プレイヤー達はヘリ外に放り出されるも運良く無事であったものの、防護スーツと防毒マスクが損傷してしまった事でプレイヤー自身もドルインフルに感染してしまう。
装備も武器も拠点に置いてきてしまった事でプレイヤーの装備はほぼレベル1同然であり、残り僅かな時間の中で敵を倒したり拠点や道端のアイテムを利用する事で生きてダークゾーンからワクチンを回収し脱出するのが最終的な目的となる。
スタート地点はマンハッタン外周という共通点はあるもののランダムの上に全体的な難易度は高めであり、予めアイテムの場所やクラフトする物の優先度を知っておかなければ生存してクリアする事は厳しい。とにかくプレイしてゆく内に慣れるしか無い。
サバイバルは複数人のプレイヤーが同時参加するゲームモードでもあり、アイテムやクラフト素材も当然早い者勝ち。すなわち奪い合いとなる。更に「PvE」か「PvP」のどちらかを事前に選択する事で若干だが難易度を変えられる。
サバイバルでのプレイ中では「空腹」「温度」「乾き」「感染の進行度」といった概念があり、これらは火に当たる、服や装備をクラフトする、食事や飲料水などを摂取することで一時的に改善出来る。特に「感染の進行度」はプレイヤーの余命に直結するステータスであり、ゲーム中に入手できる薬剤を投与する事で進行を一時的に止める事が出来るが時間稼ぎでしかない。
ラストスタンド
第三弾となる有料DLCであり、拡張要素が比較的大きいのが特徴。
ラスト・スタンドを購入する事で8vs8のゲームモード「ラスト・スタンド」、侵入ミッションの「ストーレンシグナル」がアンロックされる。
プレイヤーはダークゾーン内に放置されているSHDテックから情報を回収するべく行動するが、ローグエージェントからの攻撃を受けた。プレイヤーを始めとするディビジョンエージェントらはこれらSHDテックを敵から防衛しつつ、データを全て送信するまで守りきる事になる。
「ラストスタンド」とは具体的には前述したとおりのPvP方式の陣取りゲームである。各陣営は各ポイントに配置されたSHDテックを制圧し、それらを敵から守りつつ先にデータ送信を完了した陣営が勝利する。
ポイントは「アルファ」「ブラボー」「チャーリー」の3つがあり、それぞれのポイントに3つSHDテックがある。1つのポイントにあるSHDテックを全て制圧することで制圧したポイントは拠点となり、初めてデータ送信が開始される。
拠点では敵を迎撃する自動タレットや敵位置を示すパルスの効果を常に付与してくれるパルスレーダーがある。だが、これらのシステムを動かすには専用のポイントが必要であり、これは道中の敵NPCなどを倒す事で補充できる。
難易度は比較的低めであり、ダークゾーンと違いマイナス要素の無い純粋なPvPという事もありプレイヤーからの評判も上々である。
何よりも魅力はプレイ後の報酬であり、真面目にプレイすれば1ゲーム毎にキャッシュが3つ4つほど貰えるはザラである。勿論好成績である程報酬も上乗せされるので奮戦して損は無い。
スカーミッシュモード
アップデート1.8で追加されたPVPモード。
4対4のデスマッチで、先に20回分相手を倒せば勝者となる。
余談
日本語音声だとニューヨーク市民が関西弁で話しているところがあるが、ニューヨーク訛りを日本に分かりやすく訳した物である。
コラボレーション
ドールズフロントライン(少女前線)
- 闇懸金(あんけんきん)
ドルフロ日本語版にて2021年2月5日より開催のコラボイベント。
詳細は「闇懸金」にて。
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