概要
1989年4月15日生まれ。
ちなみにハンドルネームの羽中は本名の黃翀の翀を伸ばしたものが由来である。
30歳で上海散爆網絡科技有限公司のCEOとなった若社長である。
かつて海猫络合物氏と組んで同人作品、「面包房少女」を制作し、その世界と世界観を共有したドールズフロントライン(原題:少女前线)を制作した。
初期の同人作品ではキャラの声の英語を彼が務め、キャラの顔なども一部彼が描いている。
ちなみに同人活動に関しては最古のブログで確認したところ、2009年から行っており、最近のドールズフロントラインのイベントの中ではそれをリメイクしたともいえるシーンがある。
作風に関しては「ガンスリンガーガール」に非常に強い影響を受けたとのこと。
後に自分の作品であるドールズフロントラインとコラボした際には自らストーリーを書き上げた。
しかしその熱が仇となり「ガンスリンガーガールとドルフロの世界観は正確には繋がっていません。」という謝罪が最近公式のWeiboでなされた。
本国のbilibili生放送では彼と副社長である少年氏が二人で座って淡々と新情報を言うスタイルを取っており、日本の声優を沢山呼ぶ生放送とはかなりイメージが違うものになっている。(本国の方が好きという意見も。)
当初は少女前线の評価は非常に高かったのだが、インフレの加速や高難易度すぎるイベントの実装によっての評価の低下や夜逃げ騒動、彼のハマったのものや好みでデザインが左右される新イベントや主役にキャラスキン、FAL等のイラストレーターである水乌龟氏との口論や喧嘩別れ(なお、水乌龟氏は以前より勤務態度の悪さがネタにされており、本国ユーザーからは解雇されたのは自業自得との声も多かった)、サクラ革命サービス終了に対する煽りともとれるweiboでの引用等が原因で人格面の評価はあまり高くない傾向にある。
その反面、序盤の展開が単調で本国での評価が芳しくなかった少女前线のメインストーリー執筆に6章から参加し、404小隊のようなAR小隊以外のサブキャラクターの出番を増やすなどのテコ入れを行い、現在のシリーズのイメージを確立させたことや、ほぼ全編で筆を執ったリメイク版パン屋少女や上述のガンスリンガーガールコラボシナリオの質の高さなどからシナリオライターとしての評価は高い。
こうした毀誉褒貶の激しい人物なためか、彼が何か印象的な発言、ポーズをするたびに画像を切り抜かれネタにされがちである。
コラ画像も数多く作られているが、流石に過激なものや過度なものは控えよう。
また、自身の好みでコラボ先を決めることが多いせいか一部のファンには「羽中は有名な作品とは絶対にコラボしない」とも言われているのだとか。
エピソード
過去にコミケに行くために日本に何度か来日していた。
そしてドルフロ1周年大感謝祭!生放送にて日本でリアルタイム出演を果たした。
その後のドルフロのオーケストラにてしれっと一般人に混じって参加し、彼を発見したドルフロ民が一緒に写真を撮りまくっていた。
許可を取ればちゃんと応じてくれるようで本人もまんざらではない様子。
社長代理として自身がイラストレーターを務めた戦術人形6P62を使用している。ただし、他の業務が忙しすぎたためかそれ以外のイラストは担当しておらず、Lin+氏に「5年間で2枚しか描けないやつは要らない」とアートチームから追放されたとか。
日本では彼がなにかやらかすたびに「羽中ァ!」と言われる。
会社内で会食を行った際、食べ過ぎで消化不良を起こしお腹を壊して一時期入院していた。
4つのプロジェクトを同時に立ち上げた際、予算補填の為に自身の愛車である赤いフェラーリを売ったそう。その後、少女前線2の1周年記念パーティーでは代わりにフェラーリのミニカーを贈られていた。
Escape from Tarkovにハマっているらしく、上述のパン屋の少女のリメイク版でそれに影響を受けた要素を追加している。が、現在では多忙のためもう何年もプレイできていないとのこと。
海外のファンアートもチェックしているらしく、それを見てMOD3化を決めたキャラもいる。また、ファンアートやEN版ユーザーの作るミーム画像は開発チームに共有され、スタッフのモチベーションアップに繋がっているという。
ごちうさのカフェに行き、癒されていたところファンから「これでもう辛いストーリーは作りませんよね?」と言われた際、無言でティッピーのケーキにスプーンをぶっ刺した画像をあげた。
また、とあるチャプターを作成したことから「トロッコ問題の五人レーンを笑いながら選択する羽中氏(なおその五人は見た事のあるキャラ達になっている)」「満面の笑みを浮かべながらユーザーを谷へ突き落とす羽中氏」などのコラ画像が出回り、「人の心が無い」「プレイヤーに精神的拷問を仕掛ける天才」など揶揄されていた。
前述のガンスリンガーガールとのコラボ『夢中劇』において、開始数分で悲鳴を上げる者が出るほど、シナリオの端々からゲストキャラのスキンのタイトルひとつに至るまで丁寧に原作既読者のトラウマをいちいちえぐっていく内容であり、「原作愛に溢れているがやはり人の心がなさすぎる」と評された。(注記すると、原作勢もそうでない者も内容自体の評価や満足度は高いものであった)
なお問題のスキンのタイトルは、中文版で先行して開催された際に同様のことを言われ一度改題したもの。
最新作となる少女前線2では中国の軍事専門家の監修のもと、キャラクターのモーションアクターを直接務めた。
一時期社員との喧嘩別れが取り沙汰されることもあったが、同じく退社組でアークナイツのプロデューサー海猫络合物氏とは退社後に公式設定画集の表紙イラストを描きたいと海猫氏側から提案される、ゲーム配信プラットフォームTapTapのイベントでは並んで座っている姿が見られるなど、海猫氏の独立は喧嘩別れではなく現在も関係は険悪なものではない模様。また、羽中氏はスピンオフ作品のニューラルクラウドで海猫氏をモデルにしたキャラクター「イムホテプ」を登場させており、本国の生放送では誓約システムの説明時にイムホテプを誓約相手に選ぶなど、海猫氏をかなり特別視しているようだ。
外部リンク
Weibo→https://weibo.com/micateam?is_all=1
Pixiv→https://www.pixiv.net/users/230436/artworks