衝動のあるところに、自我をあらしめよ
概要
一般的な分類としてはクリッカーゲームにあたり、吹き出しのタップなどで増加する「EGO」を消費してストーリーをアンロックし、少女・エスとの会話を通して心理テストを行いながら、話を進めるのが主なゲーム内容。
ゲーム内画面やキャラクターのほとんどがグレースケールで描写されているのが特徴で、pixivの投稿作品もそれにならっているものが多い。唯一の例外はゲーム中に出現する青い蝶で、ストーリーに直接関わらないが、印象的な存在となっている。
課金要素は買い切りであり、内容はゲームの効率化及び追加シナリオのみ。もちろん、無課金でプレイし続け、クリアすることも可能。
2019年9月2日、Nintendo Switch用ソフト『ALTER EGO S』の開発が発表された。移植ではなく新作であり、ゲームシステムも異なるものになる。詳しくは関連タグへ。
また、2020年8月17日、スピンオフ作品である『ALTER EGO COMPLEX』が、スマホ向けの有料買い切りアプリとして配信された。
登場人物
- 旅人
私ってなに?
プレイヤーの分身。公式イラストではとんがり帽子を被りコートを羽織った人物として描かれるだけであり、プロフィールは一切設定されていない。
ある意味、プレイヤーの数だけ「旅人」は存在すると言える。
- エス
盛りがついた猿かよ……
軍服のような衣装を纏った黒髪の女性。普段は静かに本を読んでいるが、情緒は不安定であり、内なる衝動を抑えている。
開発の大野氏・いとう氏両名にめんどくさい女と評される性格。辛辣な物言いをする方で、プレイヤーが過度に接触を行うと、容赦なく罵倒してくる。
一方、心理テストでは繊細かつ丁寧な対応を取っており、診断結果に対するフォロー・アドバイスも的確で、カウンセラーとしては完璧。
物語の途中からはプレイヤーが彼女をカウンセリングする立場となる。彼女がどういう結末を迎えるかは、プレイヤーの選択が「衝動」「規範」のどちらに偏っているかで決まる。
- エゴ王
よく来てくれた
迷える我が子よ
物語の節目でプレイヤーが出会う男性の顔と女性の顔を持った奇怪な壁。「衝動」を抑え「規範」を重んじるよう、プレイヤーに促してくる。
エスからは「クソ壁野郎」と敵視されており、エゴ王も「エスになびかないように」とプレイヤーに忠告してくる。
どちらの意見を参考にするかは、あなたの解釈次第である。
表記揺れ
関連イラスト
関連タグ
ALTER_EGO_S(Nintendo Switch版)