面包房少女
ぱんやのしょうじょ
『ドールズフロントライン』を制作した羽中率いるMICAチームの同人時代に作られた作品。
英題は『"Code name: Bakery girl"』。
日本では翻訳そのままに「パン屋の少女」や「パン屋」等と略される。
本稿では初期の同人時代版も併せて紹介する。
最初期の頃の作品であり、当初はミリタリー系美少女同人誌『軍武機械娘』や東方Projectの東方武装化二次創作の『TОHO Modern Warfare』と並行しながら2009年にビジュアルノベルとして制作されていた。英題は『Girl of the Bakehouse』。
ただし、内容は登場人物の名前こそ同じだが現在とは全く異なるもので名前の通りパン屋で働く少女が南極軍の爆撃で家族を失い、狙撃銃を使って復讐をするというストーリーだった。
また、当初タイトルは『Epiphyllum』(クジャクサボテン)で表紙のアートの構図は『MGS3』のオマージュであり、後にドルフロにて再度セルフオマージュすることとなる。
その後横スクロールアクションとして2の制作も発表されたが、こちらは途中で中断されることになる。
面包房少女2の製作が中断した後に海猫络合物氏が参加し、SRPGとして2013年に作られたのが本作である。
世界観はドルフロの30年後である2092年が舞台となっており、崩壊液やE.L.I.Dといった共通する単語やウィリアムも登場する。
また、ドルフロでは本作のBGMが一部流用されている。
ゲームとしては同人作品であるためか粗削りな部分が多く、メタルギアのように隠れながら敵を倒していく高難易度な死にゲーである。
なお本作のタイトルロゴに使われているジェフティのシルエットがロシア帽を被った物なのは上述のビジュアルノベル版の名残であり、リメイク版では被っていないものになっている。
現在では正規の手段でプレイする方法はないが、ビジュアルノベル版も含めプレイ動画やストーリー翻訳を有志が動画投稿サイトにアップしている為、そこで視聴は可能。
また、リメイク版である逆コーラップス:パン屋作戦の発売も決定している。詳しくは該当記事へ。