概要
主人公(プレイヤー)が非常にゲームオーバーになりやすいゲームのこと。
敵の攻撃が激しかったり、選択肢を間違えたりするだけで死ぬようなゲームであり、あくまで死人(幽霊やゾンビ)が主人公のゲームや登場人物が大量に死ぬようなゲームの事では無い。
一方でネタになるような死に様が多かったりするとバカゲーに分類される場合もある。
事前に把握していなければ避けられないトラップが多数配置されていたり、前兆を理解していなければ回避困難な攻撃を敵が繰り出してきたりと、いわゆる初見殺しが多数配置されており攻略サイトでも熟読しない限りは間違いなく死にまくる作品がこう呼ばれる。
とくにアクションゲームにおける死にゲーは、初見を殺してくるだけでなく、その回避にも優れた観察眼や、操作精度が要求され更に死亡回数を重ねるような設計になっている場合が多く、死にゲーと呼ばれる作品は総じて難易度が非常に高い。
死にゲーの一覧
アクションゲーム・シューティングゲーム
主にトラップ、ステージギミックが多く、自機(プレイヤーキャラクター)の体力が少ないなどの特徴がある。
- 蒼き雷霆ガンヴォルト
- I Wanna Be The Guy
- 悪魔城ドラキュラ
- アトランチスの謎
- INSIDE
- オバケのQ太郎 ワンワンパニック
- KATANA ZERO
- Cuphead
- 巨影都市
- クエストオブソウルゲート
- クラッシュ・バンディクー
- CODE VEIN
- GOD HAND
- しょぼんのアクション
- 人生オワタの大冒険
- スーパードンキーコングシリーズ
- スペランカー
- 絶体絶命都市シリーズ
- ゼルダの伝説 スカイウォードソード
- ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド
- Celeste - ライフは無尽蔵で死んでも同じスクリーンの始めに再生するのに難しい「優しい死にゲー」。アシストモードあり。
- ダークソウル等多くのフロムソフトウェア作品
- たけしの挑戦状
- 地球防衛軍(地球防衛軍2) - 高難易度がある。
- 罪と罰 〜宇宙の後継者〜
- DEATH GAME
- Dokuro
- ドラゴンズレア
- トランスフォーマー コンボイの謎
- 奈落
- 仁王
- 忍者龍剣伝
- 呪いの館
- Noita
- バレットウィッチ
- プリンス・オブ・ペルシャ
- htoL#NiQ
- Hotline Miami
- Hollow Knight
- 魔界村等多くのカプコン作品
- ムーンライトラビリンス
- リトルナイトメア1&2
- LIMBO
- Let It Die
- ローリングスカイ
- ロゼと黄昏の古城
- VVVVVV
アドベンチャーゲーム・恋愛ゲーム
一つの選択肢ミスでいきなり主人公が死に至ってしまうようなケース。
- 悪魔の招待状
- Cuphead - アクションゲームとしての死にゲーでもある。
- Kanoso
- GUNDAM 0079 THE WAR FOR EARTH
- 痕
- サイベリア
- 時空の旅人
- シャドウゲイト
- 脱出メロンボール
- 月姫
- Death end re;Quest
- 2Dark
- ドラゴンボール 大魔王復活
- Fate/staynight
- まつろぱれっと
- ミシシッピー殺人事件
- 元カノ(仮)と今カノと僕
- 夜廻シリーズ
- Long Live The Queen
- 呪いの廃病院
- 呪いの廃校舎
RPG・シミュレーションゲーム
クリティカル率が高く、攻撃に各種の耐性が設定され、事前に作戦を練らないと効果的にダメージを与えられず敵を倒せないようになっている。
- SDガンダム外伝 ラクロアンヒーローズ
- サガシリーズ - SaGa2やロマンシングサガ2ではストーリー終盤に差し掛かる前までは復活ないしそれに準じる救済措置がある。
- 真・女神転生ⅢやDIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー等多くのATLUS作品
- ファイアーエムブレム - 高難易度モードがある。また旧世代の機種やクラシックではユニットが死亡すると復活できない。
- Fear & Hungerシリーズ
- 星をみるひと
- ユグドラ・ユニオン(ブレイズ・ユニオン、グロリア・ユニオン)
- ロストヒーローズ
スポーツゲーム
- QWOP - 生物としての死はないが、スッ転んで進めなくなるとアウト。
神
死にゲー?
- Life Goes On: Done to Death - プレイヤーの死体を利用してギミックを解いていくというブラックユーモアに溢れたパズルゲーム。死に易いではなく、死ななければならないゲーム。
クリエイターやメーカー
死にゲーを意図的に作ろうとすると、無理ゲーの領域に踏み込んでクソゲーの烙印を押されかねないため、制作陣には人間の視野や反応速度も念頭に置いた繊細なバランス感覚が求められる。
プレイヤーに投げ出させないために頻繁なチェックポイントの設置やセーブなどでリトライが容易になっている作品が多い。
容量が増加した昨今では、万人に訴求するように低難易度を基本としてデザインし、ユーザーに任意で難易度を調整を追加する作品が増えているが、「システム的すぎて没入を阻害しかねない」だとか「難易度調整機能は設計者の逃げである」として否定的意見も根強い。
そうしたユーザーに応えて、フロムソフトウェアのようなメーカーによって純然たる死にゲーが世に出続けている。
- 定評のあるゲームメーカー
関連タグ
ヌルゲー(対義語)