遊ぼう、美しい悪夢の中で。
概要
Tarsier Studiosが開発し、バンダイナムコエンターテインメントより発売されたサスペンスアドベンチャーゲーム。正式タイトルは『LITTLE NIGHTMARES Ⅱ -リトルナイトメア2-』。プレイ人数は1人、対象年齢はCERO-C(15歳以上)。2017年に発売されたゲームソフト『リトルナイトメア』の続編である。
2021年2月10日にPS4とニンテンドースイッチ、11日にXbox OneとPCデジタル版が発売。PS5とXbox Series X版は2021年内に発売予定となる。
本作に関連した物語が読める「Little Nightmares Comics」というアプリも配信されている。
ストーリー
テレビを介して発せられる怪電波に支配された世界。プレイヤーは主人公の少年「モノ」を操作しながら、黄色いレインコートをかぶる少女「シックス」と協力し、電波塔の背後に潜む謎を暴く為に塔を目指すことになる。
しかし、2人の前には街に住む住民が待ち構え、その道を拒もうとする。2人で助け合いながら、様々な場所の謎やトラップ、敵などの障害を乗り越えなければならない。
果たしてモノは謎と真実を暴き、シックスを恐ろしい悪夢と運命から救い出せるのか。
(公式ページから引用)
ゲームシステム
ステージは基本一本道で、道中様々な罠やギミックが配置されており、それらを解除・回避・駆使して生き延びる必要がある。プレイヤーは基本攻撃できず、失敗すれば即ゲームオーバーのトライ&エラー方式。
また、回収要素として謎の影「シャドウ」をモノが触れて吸収し、様々な「帽子」を手に入れるアクションがある。
前作はゲーム内に多くのヒントや伏線が散りばめられていながらもその真相は決して明示されず、物語やキャラクターの背景はプレイヤーの想像に託されており、一部では未だに考察が行われている。
キャラクター
モノ(Mono)
本作の主人公。紙袋を被った少年。
林の中で目覚め、この世界を彷徨うことになる。
シックス(Six)
前作の主人公。黄色いレインコートを着た少女。
今作では飢餓感に襲われている描写は見受けられない。
ハンター(The Hunter)
覗き穴を開けたずた袋を頭からかぶった男。ライトと猟銃を持ち、二人を執拗に追いかけてくる。
彼の小屋には「家族」の様な人形が数体置かれているが、これが何を意味するかは不明。森の中に多数の罠を仕掛け、掛かった獲物の皮を剥いでいる。
視力が弱いのか段差に隠れたモノ達を見失ったり、草の中に隠れているとはいえライトを当てても気付かなかったりするが、カラスが飛ぶ音に反応して猟銃を構えて的確に撃ち抜いてくる事もある。ある場面でしか見られないが、近距離まで追い詰めると猟銃の銃底で殴り付けてくる。
先生(The Teacher)
いかなる間違いも見逃さない女教師。伸びる首でどこまでも追いかけてくる。
生徒に対して厳しく指導しており、いじめっこ達も先生の言いなりになるしかない(授業中は私語も許されないのか、近くにモノがいても、先生が気付くまでは見て見ぬ振りをする)。
いじめっこ
なるべくしてなった存在。見つかれば全力で逃げなければならない。
陶器でできた人形の様な姿をしており、頭を破壊すれば倒せる。
たとえ仲間であっても、突き飛ばしてちょっかいを掛けたり、叩きのめしたりする事もある。また、自分達が仕掛けたと思わしき罠で自滅することもある。
また、モノ達と同じくダクトを利用している場面の他、ある場面で引き返すと天井の隠し扉を縄梯子で移動する様子が見られる。
ドクター(The Doctor)
完璧である事を最優先する男。赤ん坊の様に病院の天井を這い回り、追いかけてくる(ある場面に限り、地上に降りてくる事もある)。
患者たちの間を世話しなく動き回り、その姿は人形で遊ぶ子供の様にも見える。
たとえベッドや机の下に隠れても、軽々と持ち上げてしまう。
患者
ドクターに助けを求める患者たち。到底生きているとは思えない。
マネキン人形の様な姿で、闇の中を動き回りモノを追い詰める。中には腕だけ切り離して動いてくる物もある。
光を当てられている間は動かないが、腕だけの場合は光に当てられても動き回る。
ノッポ男(Thin Man)
スーツと帽子を身に付けた長身の男。テレビの中を移動する不気味な存在。
彼が近づくとノイズの様な音と共に時間の流れが遅くなる。歩みは遅いものの、瞬間移動で一気に距離を詰めてくるため注意。
漫画版では、モノやシックス以外の子供を拐っていたと思わしき描写がある。
街の住人
テレビに釘付けになっている住人達。その顔は歪に変化している。
テレビを消したり視界を遮ると襲い掛かって来るが、それ以外は微動だにしない。
しかし、テレビが見たいあまりに高所から転落したり、モノを追いかけようと電気が走った水に足を踏み入れて感電死する事もある。
ファントム
街のあちらこちらにいる黒い人影の様な存在。
近づくとモノの中に取り込まれた様な描写と共に消滅する。
彼らの居場所は「死」を想起させるような要素が見られる場合が多く、漫画版ではファントムの元となったと思われる子供が登場している。
今作の収集物の一つで、全てを見つけるとエンディングに変化が起こる。
関連動画
プロモーションビデオ (PV)
- 「リトルナイトメア2」ローンチPV
- その他PV
(公開時PV1.1 / 第2弾PV / 第3弾PV / 第4弾PV)
CM
キヨ、杉田智和、花江夏樹の三人がコマーシャルにてナレーションを担当した。
関連タグ
別名・表記揺れ
LittleNightmares2 Little_Nightmares2 LittleNightmaresII LittleNightmareⅡ
LITTLENIGHTMARES2 littlenightmares2 Littlenightmares2
(※Pixivの検索ページに飛びます)
評価タグ
リトルナイトメア100users入り リトルナイトメア500users入り
リトルナイトメア1000users入り リトルナイトメア5000users入り