概要
バンダイナムコエンターテインメントより2019年5月30日に配信されたパズルアドベンチャーゲーム。正式タイトルは『Very Little Nightmares-ベリーリトルナイトメア-』。プレイ人数は1人。2017年に発売されたゲームソフト『リトルナイトメア』の前日譚に当たるスピンオフ作品である。
ジャンルを見てわかるように、本編よりもパズル要素に特化しているのが特徴。失敗すれば即ゲームオーバーのトライ&エラー方式で、初見殺しも割と多い。
シリーズお馴染みの収集物としてビックリ箱があり、すべて集めると最後の隠し要素が解禁される。
ストーリー
見知らぬ館「ネスト」で目を覚ました主人公。そばにある気球を使ってみるもすぐに壊れてしまう。
彼女は生きて帰るために敵の眼を掻い潜り、ノームの力を借り、同じように捕らわれていた子供を助けたりしながら「ネスト」から自力での脱出を試みる。
登場キャラクター
主人公
「ネスト」に捕らえられた少女。本編と同じように黄色いレインコートを羽織った姿をしている。
同じように捕らわれている子供も積極的に助けようとする優しい性格の持ち主。
身の回りの家具よりも小さい姿をしているが、知恵と勇気で幾多の困難を乗り越えていく。
ノーム(Nomes)
シリーズお馴染みのマスコット。本作では主に「ネスト」のあちこちにある隠し部屋に滞在しており、樽のお風呂に入っていたり、電球で遊んでいたり、鏡を見ながらお洒落をしていたりと「モウ」にいるノームより比較的自由そうな雰囲気だったりする。
人形技師(CRAFTSMAN)
長い手足を持つ車椅子の老人。その名の通り館にある工房で大量の人形を作っている。人形の材料は恐らく「ネスト」に捕らわれた子供達だと思われる。
執事(BUTLER)
両手を後ろで束縛されている執事。サイコキネシスの使い手で、宙に少し浮かびながら様々な家事を行っている。ゲーム中では少しでも視界に入るとほぼ即死の強敵である。
プリテンダー(PRETENDER)
「ネスト」の主でもある貴族のような少女。人形遊びが趣味で豪勢なお茶会ごっこ等を行っているが、一方で少しでも気に食わないことがあると癇癪を起して人形をバラバラに壊してしまう恐ろしい一面もある。
道中にある大量の絵画や本編のラスボス達と似たような能力等、本編との関りを彷彿とさせる描写が多い。
ちなみに「プリテンダー」とは「ふりをする者」「詐称者」「王位を狙う者」を意味する英単語である。
関連動画
プロモーションビデオ (PV)
関連タグ
バンダイナムコエンターテインメント リトルナイトメア リトルナイトメア2
以下、本作に関するネタバレ注意
ラストシーンで明らかになるが、本作の主人公はリトルナイトメア本編のシックスとは別人である。フードの下の髪形は赤いリボンで纏めた三つ編みのロングヘアーで、髪色も茶髪となっている。
正式な名前は不明だがユーザーからは「ベリー」「レインコートガール」と呼ばれてる事が多い。