東京が死んで、僕が生まれた
概要
1994年発売の『真・女神転生Ⅱ』から9年ぶりに発売された『真・女神転生シリーズ』。対応ハードはPlayStation 2。
前作の直接的な繋がりはなく、新しい女神転生編となっている。
2004年1月29日には『デビルメイクライ』のダンテなどの追加要素を含めた改訂版『真・女神転生Ⅲ-NOCTURNE マニアクス』が、2008年10月23日に発売された『デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 アバドン王』plus版には、マニアクスのダンテ登場パートがライドウに差替えられた『真・女神転生Ⅲ-NOCTURNE マニアクス クロニクルエディション』が生産される。
後に廉価版の『PlayStation2 the Best』が発売された。
2020年10月29日にマニクロ準拠のHDリマスター版が発売。対応ハードはNintendo SwitchとPlayStation 4。
発売日である10月29日にはDLCとして、Lvアップ用アイテムが好きなだけ手に入る『坊ちゃまの情け』と、マッカに変換できるアイテムが好きなだけ手に入る『主の期待』、マニアクス版のマニアクスパックが350円で配信。
11月5日には大マップと大マップバトルのBGMが以下のものに変更できる『ボルテクス界BGM変更パック』が各220円でDLCとして配信された。
ストーリー
都内の高校に通う主人公、新田勇、橘千晶の3人は、入院している担任の高尾祐子のお見舞いに行く約束をしていた。
病院へ向かう電車の中で少年は、やがて世界が滅び、その終わりを生き抜いて行くという不思議なメッセージの夢を見る。
電車の到着アナウンスで夢から目覚めた少年が向かった「新宿衛生病院」には、勇と千晶の他に受付にも病室にも人の気配は無かった。
嫌な予感を抱えつつ手分けして祐子を捜す内に、主人公は地下室で妖しげな機械を操る氷川に殺されそうになるが、祐子に助けられる。
世界を終末に導く「東京受胎」に巻き込まれた3人の少年少女は世界が滅び、姿を変えてゆく様を目にする。
受胎の凄まじいエネルギーに意識を失った少年は、謎の金髪の子供(CV:伊瀬茉莉也)と老婆(CV:久保田民絵)に「マガタマ」と呼ばれる不思議な生物を埋め込まれて悪魔へと変貌。
そして目覚めた時、カグツチと呼ばれる発光体の浮かぶ閉じられた異界「ボルテクス界」へと姿を変えたトウキョウの姿を目の当たりにするのだった。
キャラクター
CVは左側がドラマCD、右側がHDリマスター版での配役
主人公
都内の高校に通う普通の少年。詳細は「人修羅」の項目参照。
高尾祐子(たかお ゆうこ)
主人公・新田勇・橘千晶の担任。氷川に「創世の巫女」と呼ばれている。
新田勇(にった いさむ)
祐子のファンを自称する主人公の同級生。外見を気にする傾向が強く、周りに流されやすい。人間の身で非力であることを嘆き、ここでは誰も助けてくれないと考え、アマラ経絡の住人となって力を求める。
後に隔絶社会のコトワリ「結(ムスビ)」を目指す。
橘千晶(たちばな ちあき)
主人公の同級生。勝気なお嬢様。
プライドが高く、崩壊後の世界で初めて主人公と再会しても協力しようとはせず、自分の力で混沌とした世界を一人で生き抜く決心をして旅立っていった。
後に弱肉強食のコトワリ「縁(ヨスガ)」を目指す。
氷川(ひかわ)
CV:無し / 小野大輔
「サイバース・コミュニケーション」という通信大手企業のチーフ・テクニカル・オフィサー。ガイア教徒。
愚かな争いを続ける世界に失望し、ミロク経典に基づき「東京受胎」を起こす。
感情否定のコトワリ「静寂(シジマ)」を目指している。
代々木公園で出会うオカルト系雑誌のライター。主人公に「月刊 妖(アヤカシ)」というオカルト雑誌をくれる。東京受胎後も様々な面で主人公をサポートしてくれる。
CV:無し / 細谷佳正
CV:無し / 遊佐浩二
関連イラスト
関連タグ
個別
真・女神転生シリーズ マニアクス ノクマニ マニクロ 金子一馬
関連人物
松澤千晶:公式生放送でMCを担当している女子アナ。自身のYouTubeチャンネルに初見プレイ動画をアップしている
榎木淳弥:リマスター版主人公担当声優。ライドウ戦の動画をATLUSが公式でアップした
略称
表記揺れ
真・女神転生Ⅲ-NOCTURNE 真・女神転生III 真・女神転生3 真3